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密約の地

『密約の地』 ON DANGEROUS GROUND (1995年・イギリス/カナダ/ルクセンブルク)

香港返還、100年延期か?

【スタッフ】
監督/ローレンス・ゴードン・クラーク
製作/ジム・リーヴ
原作/ジャック・ヒギンズ
脚本/クリストファー・ウィッキング
撮影/ケン・ウェストバリー
音楽/レオン・アロンソン

【キャスト】
ショーン・ディロン……………ロブ・ロウ
ファーガスン准将………………ケネス・クラナム
バーンスタイン警部……………デボラ・ムーア
スー・イン………………………ダフネ・チュン
……………………………………リチャード・リース
……………………………………インゲボルガ・ダクネイト
……………………………………クロード・ブランシャール
……………………………………イヴォンヌ・アントロバス
……………………………………サム・マンキューゾ
……………………………………ピーター・ギルモア
……………………………………リチャード・オー
……………………………………マリー・コナリー
……………………………………ユルゲン・プロフノフ

【ストーリー】
ショーン・ディロン(ロブ・ロウ)は、世界で最も恐れられている元IRAテロリスト。そんな彼にイギリス国防情報部のファーガスン准将(ケネス・クラナム)から協力依頼がくる。それは、元アイルランド愛国主義者によるアメリカ大統領と中国外務大臣を狙ったテロを防ぐことだった。
ディロンは見事に暗殺計画を阻止するが、ナイフで差され負傷してしまう。幸運なことに彼は、華僑のボス、ユアン・タオ(リチャード・リース)とその姪、スー・イン(ダフネ・チュン)によって助けられる。ディロンは2人から、この事件は第二次世界大戦中に毛沢東とイギリスの間に結ばれた重大な密約と関係があり、それを手に入れた者が絶大な権力を得ることを知った。ユアン・タオとスー・インに恩を返すため、ディロンは密約書を狙うマフィアと闘う決意をする。
手がかりを追い、舞台はロンドンからスコットランド、そしてシチリアへ。果たして、永い間失なわれていた密約書を、誰が最初に見つけだすのか? その時、一体何が起こるのか?

【解説】
英国の冒険小説の大家、ジャック・ヒギンズの原作によるポリティカル・アクション。前作では大幅な改変があったけど、本作は結構原作に忠実です。でもやっぱり、甘いマスクのロブ・ロウは、深い虚無を抱えながらしぶとく生き残ってしまうディロンの陰影を表現しきれていないのが残念。原作も含めて、作品としてちょっと弱いなと思うのが、香港返還の時期に作られた時事ネタだということですね。

※VTR廃盤/未DVD化
嵐の眼

『嵐の眼』 MIDNIGHT MAN (1995年・イギリス)

メージャー首相を抹殺せよ!

【スタッフ】
監督/ローレンス・ゴードン・クラーク
製作/ジム・リーヴ
原作/ジャック・ヒギンズ『嵐の眼』
脚本/ユルゲン・ヴォルフ
撮影/ケン・ウェストバリー
音楽/レオン・アロンソン

【キャスト】
ショーン・ディロン……………ロブ・ロウ
ファーガスン准将………………ケネス・クラナム
バーンスタイン警部……………デボラ・ムーア
エンゲルス………………………ハンネス・イェーニッケ
スー・イン………………………ダフネ・チェン
……………………………………ベン・ゴール
……………………………………マイケル・サラザン
……………………………………アーロン・シャーリー
……………………………………ジョン・ワーナビー
……………………………………エレン・デヴィッド

【ストーリー】
シリアの大富豪タイは、イギリスに対して永年恨みを持ちつづけていた。彼はアラブ諸国が裏で仕組んでいると分からないようなテロを計画していた。そこで彼は、IRAと繋がりのあるテロリスト、エンゲルス(ハンネス・イェーニッケ)を、イギリス首相に対するテロ攻撃のために100万ドルで雇った。つまり、テロをIRAによるものと思い込ませることによって、イギリスとアイルランドの関係を破壊しようとしたのだ。
暗殺のプロであるショーン・ディロン(ロブ・ロウ)は、スー・イン(ダフネ・チェン)と結婚して裏の仕事から足を洗っていた。だが、昔の仲間であるエンゲルスがイギリス首相を狙っていることを知り、ファーガスン准将(ケネス・クラナム)が率いる対テロ諜報機関 “グループ・フォア” に協力して暗殺計画を阻止することを決心する。

【解説】
英国の冒険小説の大家ジャック・ヒギンズの原作によるポリティカル・アクション。湾岸戦争中に実際に起ったイギリス首相官邸砲撃事件をヒントに、孤高の戦士の活躍を描いたテレビ・ムービーです。原作では攻撃側のテロリストが元IRAのショーン・ディロン、阻止に動くのが同じく元IRAのマーティン・ブロスナンという、ブロスナンが主役の作品で、ドラマ版は大幅な改変がされています。小説では続刊でディロンはいろいろあって、グループ・フォアに雇われることになり、ディロン・シリーズが始まります。その経緯はカイル・マクラクランがディロンを演じた『サンダーポイント』で描かれています。
ちなみにファーガスン准将の副官であるバーンスタイン警部を演じるデボラ・ムーアは、ロジャー・ムーアの娘さんです。

※VTR廃盤/未DVD化
エンテベの勝利

『エンテベの勝利』 Victory at Entebbe (1976年・アメリカ)

あらゆる可能性が考えだされた──そして不可能が実行された!

【スタッフ】
監督 マーヴィン・チョムスキー
脚本 アーネスト・キノイ
製作総指揮 デイヴィッド・L・ウォルパー
製作 ロバート・ゲネット

【キャスト】
ハーシェル・ヴィルノフスキー…………カーク・ダグラス
シモン・ペレス……………………………バート・ランカスター
エドラ・ヴィルノフスキー………………エリザベス・テイラー
イツハク・ラビン首相……………………アンソニー・ホプキンス
ヨナタン・ネタニヤフ中佐………………リチャード・ドレイファス
ドイツ人テロリスト………………………ヘルムート・バーガー
ノミ・ハロウン……………………………ジェシカ・ウォルター
シャナ・ヴィルノフスキー………………リンダ・ブレア
イディ・アミン大統領……………………ジュリアス・ハリス
ネイサン・ハロウン………………………アラン・ミラー
ヤコブ・シュロモ…………………………セオドア・バイケル
エッタ………………………………………ヘレン・ヘイズ
デュカス機長………………………………クリスチャン・マルカン
ショムロン准将……………………………ハリス・ユーリン
ドイツ人女性………………………………ビビ・ベッシュ

【ストーリー】
1976年6月27日、テルアビブ発ーパリ行きのエール・フランス機の機内は245人の乗客を乗せほぼ満席だった。テルアビブを出発してすぐ女性連れのドイツ人と2人のアラブ人にハイジャックされた。16歳になるハナ・ビルノフスキー、ワイズ夫人と息子のベンジャミン、ノーミ夫人などの乗客は一瞬にして恐怖のどん底へと叩き込まれた。
この事件をキャッチしたイスラエルでは、ラビン首相、ペレス国防相を中心に対策を討議した。犯人たちは人質を殺す可能性はあるが、政府としてはテロリストたちの脅迫に屈してはならないことを確認しあった。
ハイジャック機は、ベンガジで給油を済ますと、妊婦1人を釈放して飛び去り、ウガンダのエンテベ空港に着陸した。その頃、ラビン首相とペレス国防相は、武力で人質奪還を計画、この作戦の隊長に、ヨニ(剣と聖書を持った男)と部下たちから尊敬されているジョナサン・ネタニアフ中佐を任命した。そして仮想エンテベ空港を急造し、作戦遂行訓練を開始した。
犯人たちの要求は、世界各国に収容されている同志53名の即時釈放である。それと同時に、ハイジャック犯は、ユダヤ人と搭乗員を除く人質を釈放した。
《ネタバレ反転》
作戦は開始された。7月3日、午後11時2分、ヨニ中佐ら特別攻撃隊を乗せたC130ハーキュリーズ2機が、深夜のエンテベ空港に着陸、150名にも及ぶ攻撃隊の死者はヨニ中佐ただ1人、人質104名は犠牲者3名を出しただけで、無事救出に成功した。攻撃隊の1隊がウガンダ空軍機に壊滅的打撃を与えて、炎の海と化したエンテベ空港を飛び去るまで、わずか90分の作戦だった。


Preview Clip

【解説】
イスラエル軍が強行した人質救出の電撃作戦を題材にしたTV映画。ヘルムート・バーガー、リンダ・ブレア、カーク・ダグラス、リチャード・ドレイファス、ヘレン・ヘイズ、アンソニー・ホプキンス、バート・ランカスター、クリスチャン・マルカン、エリザベス・テイラーなど、錚々たる出演陣です。その割りに全体的にチープな出来で、事件から5カ月後に放映されたという超スピード撮影のせいでしょうか。一応、製作は天下のワーナーなんですが・・・。複雑な人間ドラマを描こうとして時間切れで放り出したような感じで、同じような経緯で作られた『特攻サンダーボルト作戦』が政治と軍事でキビキビしていたのと好対照ですね。
ちなみに、リチャード・ドレイファスが演じたヨナタン・ネタニャフ中佐は、後にイスラエル首相を務めたベンヤミン・ネタニャフ氏のお兄さんなんですね。

※VTR廃盤/未DVD化
特攻サンダーボルト作戦

『特攻サンダーボルト作戦』 Ride On Entebe (1976年・アメリカ)

残す時間はわずか55分!
人質257名の命を賭けて特殊部隊の精鋭による史上最大の救出作戦が夜明けとともに始まる!


【スタッフ】
監督/アーヴィン・カーシュナー
脚本/バリー・ベッカーマン
製作/エドガー・J・シェリック、シドニー・ベッカーマン
撮影/ビル・バトラー
美術/W・スチュアート・キャンベル
音楽/デイヴィッド・シャイア

【キャスト】
イツハク・ラビン首相……………………ピーター・フィンチ
ダニエル・クーパー………………………マーティン・バルサム
ヴィルフリード・ブエーゼ………………ホルスト・ブッフホルツ
ベニー・ペレド少将………………………ジョン・サクソン
ドーラ・ブロッホ…………………………シルヴィア・シドニー
モルデカイ・グル参謀長…………………ジャック・ウォーデン
イディ・アミン大統領……………………ヤフェット・コットー
ダン・ショムロン准将……………………チャールズ・ブロンソン
シモン・ペレス……………………………ティグ・ アンドリュース
ミケル・バーコス機長……………………エディ・コンスタンティーヌ
ガッド・ヤコビ……………………………ウォーレン・J・ケマーリング
イーガル・アロン…………………………ロバート・ロッジア
メナヘム・ベギン…………………………デイヴィッド・オパトシュ
ヨナタン・”ヨニ”・ネタニヤフ…………スティーブン・マクト
アリス………………………………………キム・リチャーズ
サミー・バーグ……………………………ジェームズ・ウッズ
バー・レフ…………………………………ルー・ギルバート
イーライ・メルニック……………………アラン・アーバス
ガブリエレ・クリーガー…………………マリクレア・コステロ
ハーヴェイ氏………………………………ハーヴェイ・レンベック
レイチェル・セイガー……………………ダイナ・マノフ

【ストーリー】
1976年6月27日、テルアビブ発パリ行きのエール・フランス機139便が、アテネ空港出発30分後に、ヴィルフリード・ブエーゼが率いるテロリストたちにハイジャックされた。乗客は245人、その中にユダヤ人90名が含まれている。
飛行機はリビアのベンガジ空港を経て、アミン大統領が独裁政権をとるウガンダのエンテベ空港に着陸した。テロリストたちの要求は世界各国に拘留されているゲリラ53人を釈放せよ、というものでタイム・リミットは7月4日午前11時。
エンテベでは空港ロビーが人質の宿舎となっており、テロリストは全員のパスポートを回収する。パスポート上の国籍で判別されて、イスラエル籍以外の人質全員が解放された。テロリストはイスラエルを交渉の席に引きずり出し、優位に立とうとしていた。
イスラエルのラビン首相は “テロには屈しない” という意志のもと、ダン・ショムロン准将を司令官に150人の精鋭部隊を組織した。
《ネタバレ反転》
タイム・リミット前日の7月3日午後11時2分、救出部隊がエンテベ空港に着陸、作戦を開始した。ウガンダ軍の監視兵2人麻酔銃で倒し、大統領専用車に偽装した車で空港への乗り付けた。空港前にいる監視のゲリラを殲滅し、空港ロビーを急襲した。人質のほぼ全員を救出して脱出機が離陸するまで、わずか53分の電撃作戦だった。


Fan Made Trailer

【解説】
ハイジャックされた人質を救出するイスラエル軍特殊部隊の活躍を描く、実話のTV映画化作品。日本では当時、石油産出国のアラブ寄りの立場という政治的理由で公開が見送られ、10年後にオリジナル全長版150分を2時間ほどに編集してTV放送されました。本作は事件の1カ月後には制作を開始して6カ月後に放送と、錚々たる大物出演陣だというのに、もの凄く早いスケジュールです。作戦司令官のチャールズ・ブロンソンの渋カッコ良さは言わずもがなですが、アミン大統領を演じた名優ヤフェット・コットーが素晴らしい。独裁者のウサン臭さと残虐性を巧みに表現する気持ち悪さは特筆ものです。ラビン首相役のこちらも名優のピーター・フィンチは、TV放映の5日後に亡くなられました。さもありなんとも思えるほどの熱演です。同じ事件を扱い同時期に公開された作品には、『エンテベの勝利(米)』『サンダーボルト救出作戦(以)』の2本があります。
シティ・スリッカーズ2

『シティ・スリッカーズ2 黄金伝説を追え』 City Slickers II : The Legend of Curly's Gold (1994年・アメリカ)

お宝探しへいざ出発!
中年男3人が挑む雄大な自然!?大ヒット痛快アドベンチャー・コメディ続編。


【スタッフ】
監督/ポール・ウェイランド
脚本/ビリー・クリスタル、ローウェル・ガンツ、ババルー・マンデル
製作総指揮/ピーター・シンドラー
製作/ビリー・クリスタル
撮影/エイドリアン・ビドル
美術/スティーブン・J・ラインウィーヴァー
音楽/マーク・シャイマン
編集/ウィリアム・A・アンダーソン
スタント・コーディネーター/ミッキー・ギルバート

【キャスト】
ミッチ・ロビンス……………………………………ビリー・クリスタル
フィル・バークイスト………………………………ダニエル・スターン
グレン・ロビンス……………………………………ジョン・ロヴィッツ
デューク・ウォッシュバーン………………………ジャック・パランス
バーバラ・ロビンス…………………………………パトリシア・ウェティグ
バド……………………………………………………プルット・テイラー・ヴィンス
マット…………………………………………………ビル・マッキニー
ホリー・ロビンス……………………………………リンジー・クリスタル
ロイス…………………………………………………ベス・グラント
クレイ・ストーン……………………………………ノーブル・ウィリンガム

【ストーリー】
今は亡き生粋のカウボーイ、カーリーと過ごした2週間のカウボーイ体験ツアーから1年後。ニューヨークのラジオ局の係長となったミッチは心身共にリフレッシュし、中年期の疲れや迷いから脱して仕事は順調、家庭も円満。悩みといえば、カーリーの幻をよく見るようになったことぐらい。だが、同じツアーに参加しても親友のフィルは全然変わらず、仕事もうまくいかない。
そこへもうひとり、一家の厄介者で働かずにブラブラしているミッチの弟グレンが転がり込んできた。そんなある日、ミッチはカーリーの形見の帽子の中から、古びた地図を発見する。
調べた結果、20世紀初頭にカーリーの父親が列車強盗を行い、奪った100万ドルの金塊のありかを書いたものらしいことが判明。ミッチの冒険心が頭をもたげ、彼はフィルとグレンを伴ってユタ州に向かった。目印の奇岩を見つけたミッチは、映画「黄金(1948)」のウォルター・ヒューストンのように狂喜乱舞する。
グレンが虫眼鏡で危うく地図を焼きそうになったり、フィルが毒蛇に噛まれそうになったりと大騒ぎの連続。途中、2人の山男に狙われた彼らのピンチを、カーリーの双子の弟、デュークが救った。ミッチの回りに最近よく現われるカーリーの幻の正体は、彼だったのだ。
《ネタバレ反転》
船乗りのデュークは兄と違って金に執着する男だった。一行は、デュークの先導で目的地を目指した。野性馬の大暴走に巻き込まれ、食料や機材が少なくなった彼らの不安は増す。ついに目的地に着いた一行は、苦労の末に金塊を発見。だが、実は全て偽物で、宝探しツアーを始めろというカーリーの遺言だったらしい。
3人は落胆するが、旅の間に友情と兄弟の絆の強さを再確認した彼らは満足だった。宿に戻ったミッチの前にデュークが現れて、本物の金塊を差し出す。地図はデュークの持っていた小片と一緒にして初めて位置が分かるもので、実は本物の金塊はカーリーが別の場所に移し変えていたという。デュークの「もう一度、探すかね?」とのお誘いに、ミッチは快哉を上げた。




【解説】
牛追いツアーで人生の再生を成す物語『シティ・スリッカーズ』の続編。う〜ん、前作は主役の3人組が皆、それぞれに問題を抱えていて、それを冒険と共に乗り換えて大切なものを再発見するという大きなテーマがあったけど、本作では主役陣には特に問題もなく、単なる宝探し映画でしかないというのが、残念。脚本も中途半端で、ギャグも不発気味。前作の登場人物たちも顔を出し、同窓会的なホノボノ・ムービーとしてなら楽しめる、のかなあ。まあ、嫌いではないんですが・・・。
シティ・スリッカーズ

『シティ・スリッカーズ』 City Slickers (1991年・アメリカ)

人生に必要なのは、愛と勇気と有給休暇。

【スタッフ】
監督/ロン・アンダーウッド
脚本/ローウェル・ガンツ、ババルー・マンデル
製作総指揮/ビリー・クリスタル
製作/アービー・スミス
撮影/ディーン・セムラー
美術/ローレンス・G・ポール
音楽/マーク・シャイマン
編集/O・ニコラス・ブラウン

【キャスト】
ミッチ……………ビリー・クリスタル
フィル……………ダニエル・スターン
エド………………ブルーノ・カービー
ボニー……………ヘレン・スレイター
カーリー…………ジャック・パランス
バーバラ…………パトリシア・ウェティグ
クレイ……………ノーブル・ウィリンガム
クッキー…………トレイシー・ウォルター

【ストーリー】
ニューヨーク。ラジオの広告枠担当の仕事に意欲を失くしているミッチは、仲間のフィルとエドと一緒に、ニューメキシコで行われるカウボーイ体験ツアーへと出発する。婿養子のフィルは妻に浮気がバレて家を追い出され、エドは美人モデルと結婚したばかりだが、子供を持つことに不安を抱えている。
お互い悩みをかかえた3人は、現地で紅一点のボニーを含む計8人の素人カウボーイとともに、ニューメキシコからコロラドへ、250頭の牛を連れて大移動の旅に出発する。一行を率いるのは老カウボーイ、カーリー。ミッチとカーリーは、コーヒーマシンの騒音のせいで暴走した牛を追っているうちに、心を通わせるようになった。
ミッチはカーリーの指導の下、産気づいた牛から子牛を産ませ、それにノーマンと名づけ、可愛がるようにもなった。だが、ミッチの心が晴れていくのとは反対に、カーリーは突然ポックリと死んでしまう。
《ネタバレ反転》
カーリーという柱を失った一行の秩序はガタガタに崩れ、カーリーの助手たちは酔っ払ってミッチたちを銃で脅し、ついに彼らは素人カウボーイたちを残して去ってしまう。旅を続けるのが危険と見たボニーたちは、仕方なく山を下りていく。
残されたミッチ、フィル、エドの3人組。彼らは迷いに迷った末、牛を連れて3人で残りの旅を続けることに。ミッチは途中、雨でズブ濡れになりながら、急流に流されていく子牛のノーマンを守り抜く奮闘を見せた。
ついに到達したコロラドの緑の牧場ではボニーたちを残りの素人ゲストが待っていた。3人の表情には真の笑顔が戻り、無事ニューヨークに戻る。ミッチは妻バーバラ(パトリシア・ウェティグ)と子供たちにノーマンを土産に持ち帰る。また、フィルはボニーとの新しい生活に入り、エドは妻との生活に自信をもってのぞめるようになった。




【解説】
ニューヨークに住む3人の中年男チームが、コロラド州でカウボーイ体験ツアーを通して本来の自分を発見していくコミカルな人間ドラマ。監督は「トレマーズ」のロン・アンダーウッド。癒しと再起の物語で、コメディとしても面白いですが、泣かせる男意気が案外と骨太なドラマです。主演3人組はもちろん良いですが、なんといっても無骨で頑固な老カウボーイを演じたジャック・パランスが素晴らしい。この作品でパランスはアカデミー助演男優賞、ゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞しました。
マイ・ボディガード

『マイ・ボディガード』 Man on Fire (2004年・アメリカ/メキシコ)

守りたい。男に生きる希望をくれたのは、たった9歳の少女だった。

【スタッフ】
監督/トニー・スコット
脚本/ブライアン・ヘルゲランド
原作/A・J・クィネル
製作/アーノン・ミルチャン、トニー・スコット、ルーカス・フォスター
撮影/ポール・キャメロン
美術/ベンジャミン・フェルナンデス、クリス・シーガーズ
音楽/ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
編集/クリスチャン・ワグナー
衣装/ルイーズ・フログレイ

【キャスト】
ジョン・クリーシィ…………デンゼル・ワシントン
ピタ・ロモス…………………ダコタ・ファニング
ポール・レイバーン…………クリストファー・ウォーケン
ミゲル・マンザーノ…………ジャンカルロ・ジャンニーニ
リサ・ラモス…………………ラダ・ミッチェル
サムエル・ラモス……………マーク・アンソニー
マリアナ・ゲレロ……………レイチェル・ティコティン
ジョーダン・カルフス………ミッキー・ローク

【ストーリー】
米軍で16年間も対テロ活動に明け暮れてきた暗殺のプロ、ジョン・クリーシィは、人を愛することができなくなり、酒浸りで生きる希望を失っていた。
そんな時、今はメキシコで護衛の仕事をしている部隊の先輩レイバーンの紹介で、実業家サムエル・ラモスと妻リサの9歳の娘、ピタのボディガードとして働くことになる。最初は義務的に仕事をこなしていたクリーシィだったが、やがて純粋で無邪気なピタとの交流の中で、生きる希望を取り戻していく。
だがある日、何者かにピタが誘拐されてしまい、クリーシィも銃撃を受け倒された。政情の不安定なメキシコでは、誘拐は立派なビジネスとして成立していたのだ。ラモス家では、弁護士のジョーダンが犯人との交渉を仕切ろうとするが、司法警察が強引に介入。事件の背後には、政府の幹部や汚職警官の巨大犯罪組織エルマンダーが絡んでいた。クリーシィは重傷の身をおして事件の全貌を解明するために立ち上がり、黒幕関係者を次々と殺害していく。
《ネタバレ反転》
そして実は、ピタの父であるサムエルもグルだったことが判明。彼は借金返済のために娘の誘拐を承諾してしまったのだ。それが妻リサにバレて、サムエルは自殺した。
クリーシィはさらに犯人組織を追い詰めていき、一度死んだと聞かされたピタがまだ生きていることを知る。そして自らの身と引き替えに、ピタをリサのもとへと返し、自分はエルマンダーの手に渡り息絶えるのだった。




【解説】
名優デンゼル・ワシントンが入魂の演技を披露するバイオレンス映画。A・J・クィネルのクリーシィ・シリーズの第一作『燃える男』を故トニー・スコットが映画化し、固い絆で結ばれた少女を犯罪組織にさらわれた男の復讐劇が、激しくも感動的に描かれます。映画ではピタは救出されますが、原作小説ではクリーシィが昏睡中に誘拐犯のミスでピタは死亡し、傷を癒して復讐鬼と化したクリーシーが誘拐に関わった人間たちを容赦なく粛正していくという話になっています。
この原作は過去にスコット・グレンの主演で映画化されていて、実は本作は2度目の映画化。原作に忠実なこちらも、ぜひリリースしてほしい作品です。
本日の投稿は、予約投稿時間の指定をミスして、明日の日付になっていました。

申し訳ありません。
明日の投稿をお待ちください。
眠れぬ夜のために

『眠れぬ夜のために』 Into The Night (1985年・アメリカ)

【スタッフ】
監督/ジョン・ランディス
脚本/ロン・コスロー
製作/ジョージ・フォルシー・ジュニア、ロン・コスロー
撮影/ロバート・ペインター
音楽/アイラ・ニューボーン
主題歌/B・B・キング

【キャスト】
エド・オーキン…………………ジェフ・ゴールドブラム
ダイアナ…………………………ミシェル・ファイファー
ジャック・ケイパー……………リチャード・ファーンズワース
ハーブ……………………………ダン・エイクロイド
シャヒーン………………………イレーネ・パパス
クリスティ………………………キャスリン・ハロルド
メルヴィル………………………ロジェ・ヴァディム
コリン・モリス…………………デヴィッド・ボウイ
バド………………………………ポール・マザースキー
ジョアン・ケイパー……………ヴェラ・マイルズ

【ストーリー】
不眠症に悩むエドは、ある晩、当てのないドライブに出た。彼の不眠症は、妻の浮気を目撃したこともプラスされて一層深まっていたのだ。いつの間にか空港に向かっていた彼の車の前に、突然見知らぬ美女が出現した。「追われている」と焦る彼女を車に乗せた彼は、共に4人の殺し屋に追われる身となった。
ダイアナと名のった彼女を家に送ろうとするが、エドは、彼女が帰るべき家がないことを知る。彼女が頼りにしている友人で女優の卵クリスティを撮影の現場に訪れるダイアナ。プロデューサーのバドの恋人であるクリスティは、ダイアナから大事な品物だから預かって欲しいと、小さな包みを受けとる。これこそダイアナが密輸してきたイラン王家伝来の秘宝、6つのエメラルドだった。
ダイアナは、この宝石を国際密輸組織の運び屋として、一味の1人に渡すことになっていたが、その直前で彼はイラン秘密警察に暗殺され、彼女も生命を狙われていたのだ。ダイアナは、国際シンジケートの大物に保護してもらおうと考え、エドはその使者として話しをまとめた。
途中、エドは、コリン・モリスという殺し屋に銃をつきつけられるが、無事にきりぬける。しかし、ダイアナもコリンにつかまり、エドはコリンとの死闘の末、ダイアナを救い出す。
《ネタバレ反転》
そのころ、クリスティが殺された。2人はコリン一味のメルヴィルに捕えられるが、そこでも逃走に成功し、国際組織の陰の実力者だったダイアナの愛人ジャックのもとへ向かった。彼にエメラルドを秘密警察の女ボス、シャヒーンに売りつけることを勧められた2人は、まんまとそれに成功する。
空港では、秘密警察もメルヴィル一味も彼らを待ちうけ、彼らに狙いを定めた。しかし、そこに居合せたFBIのおかげで、その銃撃戦から逃げ出すことに成功するのだった。




【解説】
行きずりの女を助けたばかりに国際的陰謀に巻き込まれる不眠症の男の冒険を描いたサスペンス・コメディ。『ブルース・ブラザース』のジョン・ランディス監督による、独特なシュール感覚満載のおとぼけ映画で、ちょっとスカした印象もありますね。主人公が不眠症なので常にボーッとしていて、そのせいで飄々と物に動じない凄腕に間違われてしまうという勘違い系でもあります。コミカルな演技とシリアスな筋立てが微妙に溶け合わず異物感を醸し出し、それがシュールな浮遊観を生み出して、主人公の感じる夢か現かという非現実感を共有できます。特筆すべきはランディス自身をはじめ、ポール・マザースキー、ロジェ・ヴァディム、ドン・シーゲル、デヴィッド・クローネンバーグ、ジョナサン・デミ、ジャック・アーノルド、ローレンス・カスダンといった多数の映画監督がいろんな役でゲスト出演しています。皆楽しそうに演じていて、見ているこちらまで幸せな感じになります。
シベールの日曜日

『シベールの日曜日』 Cybele ou les Dimanches de Ville d'Avray (1962年・フランス)

湖のほとり、ふたりだけで過ごす静かな日曜日。
青年と少女の儚くも美しいひとときが永遠に刻まれた傑作。

【スタッフ】
監督/セルジュ・ブールギニョン
脚色/セルジュ・ブールギニョン、アントワーヌ・チュダル
原作/ベルナール・エシャスリオー
台詞/セルジュ・ブールギニョン、ベルナール・エシャスリオー
撮影/アンリ・ドカエ
美術/ベルナール・エヴァン
音楽/モーリス・ジャール

【キャスト】
ピエール …………………ハーディ・クリューガー
フランソワーズ…………パトリシア・ゴッジ
マドレーヌ ………………ニコール・クールセル
カルロス …………………ダニエル・イヴェルネル
ベルナール医師 …………アンドレ・オウマンスキー
ベルナールの友人 ………ミシェル・ド・レ

【ストーリー】
インドシナ戦争でパイロットだったピエールは戦場で少女を射殺したと思いこみ、それ以来、みずから激しい戦に加わり、墜落のショックで彼は記憶喪失性となった。パリの病院に勤める看護婦である恋人マドレーヌの愛情も、友人である芸術家カルロスの友情もピエールの孤独な心を救えなかった。彼はあてもなく町をさまよい歩いた。
あるたそがれ時、ピエールは町で一人の少女に会った。少女の名はフランソワーズで寄宿学校に入れられていた。父親から見捨てられたのだ。二人は日曜日ごとに会い、互に孤独な二人の間には汚れのない愛情が生れていった。日曜日は二人にとって貴重な時間となったが、この日曜日を守るために、彼等は周囲に嘘をいわねばならなかった。マドレーヌもこの嘘に気づき心配して後を追ったが、池の畔で遊ぶ二人の姿は汚れのない美しいものだった。
《ネタバレ反転》
ピエールと少女は父と娘として装ってきたが、そんな嘘はいつまでもつづくはずがなかった。クリスマスがやってきた。いつものように二人は池の畔で楽しいクリスマスイブを過ごしていた。いまはピエールを唯一の友人と思っている彼女は、はじめて本当の名前はシベールだと告げるのだった。
一方、マドレーヌはピエールの不在に気づき、相談相手の医師ベルナールに助けを求めた。ピエールを頭から変質者扱いにしている彼は早速警察に連絡した。警察もベルナールと同じく、父親でもない男が少女と恋人同士のようにしているのに少女の危険を感じた。警官達は二人の楽しいクリスマスの現場に踏み込んできた。彼等はピエールにピストルを向けた。ピエールは死んだ。
シベールは池の畔でいつまでも泣き続けた……。




【解説】
フランスの作家ベルナール・エシャスリオーの小説「ビル・ダブレの日曜日」を映画化した記憶喪失症の青年と少女との純愛ドラマ。共に孤独であり純粋であった二つの心が、年齢差が違うというだけで偏見を受け、社会によって引き離されてしまう悲劇を描いています。モノクロの詩的な映像が美しく、幸せなシーンにも破滅の予感が漂い胸が締め付けられます。主演のハーディ・クリューガーはアクション映画や戦争映画での軍人のイメージが強かったけど、この作品で繊細な演技もできるんだと理解しました。
アカデミー外国映画最優秀作品賞、ベニス映画祭特別賞、アメリカ・アート・シアター賞などを受賞。
紹介した作品は、GEOでレンタルできます。
紹介した作品は、TSUTAYAでレンタルできます。
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