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『マウス・オブ・マッドネス』 In the Mouth of Madness (1994・米)
配給/ニュー・ライン・シネマ
監督/ジョン・カーペンター
脚本/マイケル・デ・ルカ
製作/サンディ・キング
製作総指揮/マイケル・デ・ルカ
音楽/ジョン・カーペンター、ジム・ラング
美術/ジェフ・スティーヴン・ジン
撮影/ゲイリー・B・キッビ
編集/エドワード・A・ワーシルカ・Jr.
SFX/インダストリアル・ライト・アンド・マジック
出演/サム・ニール、ジュリー・カーメン、ユルゲン・プロホノフ、ジョン・グロヴァー、チャールトン・ヘストン、デイヴィッド・ワーナー、バーニー・ケーシー

覗くな、狂うぞ──。鬼才ジョン・カーペンター監督が贈るSFサイコ・ホラー。

1人の狂人が精神病棟へ運ばれた。彼の名はトレント(サム・ニール)。トレントのカルテに興味を示したウレン博士は、彼にカウンセリングを試みる。トレントの病室は異常を極めていた。壁のいたるところに描かれた夥しい十字架。部屋の隅にうずくまるトレントに向かって、ウレン博士は語りかける。「君の力になりたいんだ」薄笑いを浮かべ、トレントは語り始めた。
フリーの保健調査員トレントは居合わせていた喫茶店で突然斧を持った男に襲われる。男は「サター・ケインの本は読んだか?」と尋ねた後、警官に射殺される。その夜、彼はテレビでケインの熱狂的な愛読者たちが、新刊『マウス・オブ・マッドネス』の発売が待ちきれずに、各地で暴動を起こしたというニュースを見る。
翌日、トレントはアルケイン出版社のハーグロウ(チャールトン・ヘストン)から、失踪したケインを捜し出して『マウス・オブ・マッドネス』の原稿を受け取るよう依頼され、トレントを襲った狂人がケインと最後に会った彼の編集者だと知らされる。トレントは参考のためにケインの著書を読む。奇怪な夢から覚めた彼は、何かの力に誘われるように本のカバーを切り取り、それをパズルのように組み合わせると、ニューイングランドの古い町を示す地図になることを発見した。
トレントはケイン担当の女性編集者リンダ・スタイルズ(ジュリー・カーメン)と共に、目的の場所を探しに出掛ける。夜中、車を運転していた彼女は、トレントが居眠りしている間に不思議な幻覚に襲われ、それが消えた時、ケインの小説に出てくる架空の町ボブス・エンドにいた。
小説に書いてあるとおり、町には女主人のいるピックマン・ホテルがあり、ホテルの窓からは大きな教会が見える。教会に出掛けると、ライフルを持った町の男たちがケイン(ユルゲン・プロホノフ)に子供たちを返せ、と叫んでいる光景を目撃した。扉が開き、ドーベルマンが男たちを襲う。トレントは、全てが出版社側の宣伝ではないかと疑うが、スタイルズは現実だと言う。
その夜、一人で教会に出向いたリンダはケインの魔性の虜となる。ホテルに戻ったトレントは、奇怪な触手の生えたピックマン夫人を目撃。ついにリンダも怪物と化し、彼は車で町を脱出しようと試みるが、なぜか何度も同じ場所に戻ってしまう。気絶した彼が目覚めるとケインが現れて『マウス〜』の原稿を持ち帰れと言い、これを読んで信じる人間が多いほど、邪悪な力が強まりかつて地上を支配していた怪物たちが復活する日が近いと語る。
さらにこの本の主人公はトレント自身であり、これまでに体験したのは作品に書かれている恐怖だと言う。ケインの編集者が彼を殺そうとしたのは、主人公が死ねばこの小説は存在しなくなると考えたからだ。不気味に変質した人々とモンスターから必死で逃げるトレントは、気づくと普通の田舎道にいた。手に持っていた原稿は捨てたり燃やしたりしても、なぜか手元に戻ってきてしまう。
[ネタバレ反転]
トレントはハーグロウに事情を説明するが、リンダ・スタイルズという女性は存在しないし、原稿は彼から既に受け取って『マウス・オブ・マッドネス』はベストセラーの記録を更新中だと言う。トレントは町の本屋で『マウス・オブ・マッドネス』を読む青年に斧を振りかざし、精神病院に収容される。
彼はウレン博士(デイヴィッド・ワーナー)に全てを話すが、信じてもらえない。やがて、静かになった病院には異形のモノが蠢く。外は荒れ果てた無人の世界が広がっていた。映画化された『マウス・オブ・マッドネス』を上映している映画館に入ったトレントは、誰もいない客席で、彼自身が主人公の映画を見て一人、狂気の笑い声をあげ続けるのだった。




失踪した作家を追う男が、次第に小説が現実を浸蝕する悪夢の世界に巻き込まれていく様を描いたサイコ・ホラー映画。虚と実を意図的に入り交じらせ、妄想か現実かを観客に判断を委ねた重層的な物語の構造が刺激的です。『ハロウィン』『遊星からの物体X』をはじめ、ホラー映画に才を発揮するジョン・カーペンターが、敬愛する幻想小説の大家H・P・ラヴクラフトの創造した暗黒神話体系『クトゥルー神話』にオマージュを捧げた意欲作で、その数々の中でも最高傑作といって良い作品だと思います。
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