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『ジャッカルの日』 The Day of the Jackal (1973・英/仏)
監督/フレッド・ジンネマン
脚色/ケネス・ロス
原作/フレデリック・フォーサイス 『ジャッカルの日』
製作/ジョン・ウォルフ
音楽/ジョルジュ・ドルリュー
編集/ラルフ・ケンプレン
出演/エドワード・フォックス、ミシェル・ロンズデール、デルフィーヌ・セイリグ、アラン・バデル、モーリス・デナム 、ミシェル・オークレール、オルガ・ジョルジュ=ピコ、デレク・ジャコビ、トニー・ブリットン、バリー・インガム、ティモシー・ウェスト、ドナルド・シンデン、ヴァーノン・ドブチェフ、シリル・キューザック、エリック・ポーター

ド・ゴール暗殺のために雇われたスナイパー 「ジャッカル」
フランス警察は彼の暗殺計画を阻止できるのか!?


フランスの一部の政治家とアルジェリアに駐留するフランス軍人らが組織した、極右民族主義者の武装地下組織「OAS」。彼らは植民地アルジェリアの独立を阻止するために武装闘争を行っていた。
1963年、チリー大佐の処刑の報を聞いたOASの幹部たちの一部は潜伏先で、もはや組織は壊滅状態となったことから、組織外のプロ暗殺者を雇うことを決める。やがて最適の人物として選ばれたのは、本名も年齢も不詳だが若々しく狙撃が超一流、要人暗殺の実績も豊富な長身のイギリス人男性だった。彼は「ジャッカル」のコードネームで呼ばれることを望み、プロとして法外な報酬を要求した。OASが組織を挙げてフランス各地で銀行などを襲い資金を集める間、ジャッカル(エドワード・フォックス)は図書館でドゴールの資料を徹底的に調査し、一年のうちに一度だけ、ドゴールが絶対に群衆の前に姿を見せる日があることを発見し、それを決行日と決めた。ジャッカルはパリのいくつかの候補地から決行地点を選び、全ヨーロッパを移動しながら必要な特注の狙撃銃、偽造の身分、パスポート、衣装、入出国経路などを抜かりなく用意する。
一方、OASの銀行連続襲撃や、ローマに移動し籠城して動きを全く見せないOAS幹部たちに不審な気配を感じたフランス官憲は、実行部隊を使いローマからOAS幹部のボディガードを拉致し拷問、意味不明のあえぎ声の中からOASが外部の暗殺者を雇ったこと、それが「ジャッカル」と呼ばれていることを知る。ドゴールの死は第五共和政とフランスの崩壊を意味する。国家の各治安組織の官僚のトップたちが対策会議を開き、捜査は実績の豊富なルベル警視(ミシェル・ロンズデール)という老獪な刑事に一任された。ルベル警視には与えられる限りの権限が与えられたが、定期的に治安組織の官僚たちに捜査報告を行うことを求められ、権力者達の政治的思惑の波をかぶりつつも、ジャッカルを追い始める。
ルベル警視は、その個人的な伝手も用いて、ジャッカルの正体を洗うべく世界中の警察に問い合わせを行い、どうやらあるイギリス人らしいことを知った。イギリス警察は怪しい偽造戸籍を発見し、そこから捜査で容貌や暮らしぶりなどが判明したのである。その情報を元に、ルベル警視はフランス全土の警察・憲兵らを指揮し不審者の入国を阻止しようとするが、ジャッカルは巧妙にアルファ・ロメオの車内に銃を隠し、偽造パスポートで南仏から侵入したあとだった。
全国の国境やホテルから毎日届けられる入国者・宿泊者リストを洗い、南仏一帯で何度もジャッカルらしき者を追い詰めるが、そのたびジャッカルは寸前で逃げ、何度も偽造パスポートを取り替えて変装を変え、その途上においては、ホテル以外の宿泊場所を巧みに得るなどして、時間を稼ぎながらパリを目指す。ルベル警視はおそらく、ジャッカルがOASの極秘の連絡網を利用して、治安トップの報告会の内容やルベル警視たちの対策を全て知っているのではないかと疑い、治安官僚の中から内通者を調べ始め、官僚の中にOASのスパイの女性とそれとは知らずに愛人関係を持った人間を突き止める。また、ドゴール暗殺の決行日がいつであるかを直感する。
捜査もむなしく、ジャッカルはパリに入り、意外な姿に変装して忍びながらその日を待った。パリでは全国の警察力とユニオン・コルス(欧州マフィア)まで総動員し、裏町の隅から隅まで情け容赦ない大ローラー作戦を行うが、ジャッカルは見つからない。ドゴール大統領は、暗殺の危険を訴える側近の声に耳を貸さず、例年通りパリ市内で行われるある式典に出発した。ジャッカルとルベル警視の対決は、ドゴール大統領が姿を現すその時間、その場所にまでもつれこむ。
[ネタバレ反転]
市内各所で行われる8月25日のパリ解放記念式典。ジャッカルは傷痍軍人を装い、警官を安心させて非常線を通り抜け、大統領の式典が行われるモンパルナス駅前の「1940年6月18日広場」を見渡せるアパートにもぐりこみ、管理人の老婆を気絶させ、狙撃の場を確保した。ジャッカルは松葉杖に偽装した狙撃銃を組み立て、大統領に対して弾丸を発射したが、勲章の授与とキスのために屈んだ瞬間であったので外してしまった。イギリス人であるジャッカルには、こういう場でキスをする習慣になじみが無かったのだ。想定外の事態にジャッカルは弾丸を詰めなおすが、このとき、傷痍軍人がアパートに入ったことを聞きつけたルベル警視は彼こそジャッカルだと踏んで、部屋に突入した。一緒にいた警官がジャッカルに撃たれたが、とっさに警官のサブマシンガンを取り、ルベル警視はジャッカルを討ち果たした。
ドゴールが後頭部をかすめた弾丸に気付いたかどうかは、本人が何も語らなかったので分からない。銃声がしたようだと警察に問い合わせがあったが、回答は「エンジンがバックファイアした爆音らしい」であった。
ジャッカルが英国人であることは政治的判断から曖昧にされ、ジャッカルは市内の墓地に埋葬された。イギリスでは、ジャッカルの本名とされた名前は、アリバイがある実在の人物のものと判明し、ジャッカルの正体は闇のままで終わった。




フレデリック・フォーサイスの同名ベストセラー小説の映画化。暗殺に向けて用意周到に行われる準備とパリ警察の地道な捜査をリアリティたっぷりなディティールで克明に描いた社会派サスペンスの一級品です。計算され尽くした緻密な構成、ドキュメンタリータッチで弛みのない映像。ドゴール暗殺のクライマックスは、実際に起こらなかった事が判っているにもかかわらず、物凄い緊迫感で手に汗握ること請け合い。時代の雰囲気とヒリヒリする不穏な空気感が全体に横溢し、これこそ当時の歴史と情勢という知識を持った大人が見ないと分からない、単純な刺激を求めるお子さまには向かない映画ということでしょうか。
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