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クルーゾー警部
クルーゾー警部 [VHS]

『クルーゾー警部』 Inspector Clouseau (1968・米)
監督/バッド・ヨーキン
製作/ルイス・J・ラックミル
原案/ブレイク・エドワーズ、モーリス・リッチリン
脚本/トム・ウォルドマン、フランク・ウォルドマン
撮影/アーサー・イベットソン
音楽/ケン・ソーン
出演/アラン・アーキン、フランク・フィンレイ、デリア・ボッカルド、パトリック・カーギル、ベリル・リード、バリー・フォスター

いつもドジで間抜けなクルーゾー警部がまたしても、銀行強奪事件を捜査する事に。
海を渡ったイギリスでドタバタ・ズッコケ大活躍!


雨の空港に到着したクルーゾー警部(アラン・アーキン)は機内で靴を脱いだまま降り立ってしまい、ひと騒ぎ。スコットランド・ヤード(ロンドン警視庁)が連続する列車強盗事件解決のために彼を招き、ウィーバー(フランク・フィンレイ)とショックリーが出迎えるが、クルーゾーはあくまで観光客のふりをすると主張。税関で所持している銃と手榴弾が見つかって連行されてしまう。
クルーゾーを呼んだのは首相の要望だった。警察は列車強盗一味のうち12人を逮捕していた。総監は署内にスパイがいる可能性があるので誰も信じるなという。クルーゾーは逮捕された犯人の一人アディソン・スティール(バリー・フォスター)に面会する。スティールは「ジョニー・レインボウに会え」と言う。その直後、スティールはクルーゾーに麻酔薬をかがせ、ダスターシュートから脱獄してしまう。
クルーゾーは発炎筒、レーザー光線ライター、シガレットケース型受信機、ベルトのバックルに仕込んだミニ・ミサイルなどの支給を受ける。ウィーバーに夕食に招かれたクルーゾーは、助手をする美人の刑事リサ・モレル(デリア・ボッカルド)を紹介される。ウィーバー夫人はスコットランド祭りがあるといってクルーゾーたちを無理矢理連れ出す。
会場にはクルーゾーを狙うフレンチーの姿もあった。クルーゾーがラッキー賞に当たって喜んだはずみにミニ・ミサイルが暴発、銃を構えたフレンチーを倒す。ウィーバーは検死、リサは急用で出てしまい夫人と二人きりになったクルーゾー。色目を使って迫ってくる夫人にクルーゾーが退散しようとすると夫人は足にしがみつく。幸い総監から迎えが来たのでおばさんの魔手を逃れることができた。クルーゾーは総監の葉巻に火を点けようとして発炎筒をたいてしまい、総監が大切にしていたウィスキーで消す。総監は激怒するが、クルーゾーはどこ吹く風。口笛を吹きながら去っていく。
夜、ドライブしていたクルーゾーは車が故障して困っていた女性をひろう。女は伯父が経営するという旅館に彼を誘い、黒い下着姿で誘惑する。すっかりその気になったクルーゾーは写真を撮られまくる。よそ見した間に女が入れ変っても気にせずいちゃつく。睡眠薬で眠らされて顔型まで取られてしまった。
次の任務はフレンチー葬儀の張り込み。受信機が壊れて大きな音を出してしまい、クルーゾーは敵の仲間に見つかってしまう。追われたクルーゾーをリサがに救出。彼女の正体は国際警察の警部補だったのだ。
クルーゾーとリサは敵の隠れ家を盗聴。そこにはスティールもいる。だが、クルーゾーに聞こえているのはテレビの西部劇のセリフだった。隠れ家にクルーゾー警部が入ってくる。色めき立つ悪党ども。だが、それはゴムマスクをかぶった刑務所長の息子。彼こそがボスであるジョニー・レインボウなのであった。ジョニーはスイスの大銀行13行を同時に襲う計画をたてていた。全員にマスクをつけさせ、クルーゾーに罪をきせようというのだ。
ウィーバーは組織の手下二人をクルーゾーの銃で射殺。ポケットにチューリッヒ行きの切符を入れる。これはクルーゾーをチューリッヒに行かせるための罠。ウィーバーも組織の一員だった。ウィーバーはクルーゾーを列車から突き落とし、ゴムマスクをかぶって入れ替わった。ニセクルーゾーは強盗から守るためとだまして各銀行の金を装甲車に積み込ませたうえ、別のトラックに積み替えてしまう。そのころ一味は札束を工場に持ち込みチョコレートの包装をしていた。盗んだ金をスイスチョコレートとして海外に持ち出そうというのだ。
[ネタバレ反転]
ようやく到着したクルーゾーは、容疑者として逮捕された。買収されて一味に協力したチョコレート工場の守衛が金をネコババしたことから捕まり、ウィーバーの正体もばれてしまう。ゴムマスクをかぶったウィーバーと本物のクルーザーが対決。ウィーバーは守衛にブロンズ像で殴られて死ぬ。クルーゾーが札束がチョコに偽装されたことを公表したため世界中でチョコの奪い合いが発生。
スティールを見つけたクルーゾーは車で追跡。スティールの車は水陸両用。追って海に入ったクルーゾーの車は沈んでしまう。浮かんだところをクルーゾーは敵に捕まった。彼がジョニー一味の船に連れ込まれると、リサも捕らえられていた。クルーゾーはライターのレーザー光線で船底に穴を開けてしまう。沈み行く船から、ジョニーやスティールは水陸両用車で脱出。海面を漂うクルーゾーとリサは警察の船に救出された。犯人逮捕にはいたらなかったが、見事、事件を解決。リサと再会を約束してクルーゾーはフランス行きの旅客機に乗り込む。なんと隣りにはウィーバー夫人が座っていた。またしても迫られたクルーゾーはパラシュートで脱出するのだった。




「ピンクの豹」のクルーゾー警部が活躍するミステリ・コメディ。ピーター・セラーズに換わり、アラン・アーキンがクルーゾー警部を演じています。トボけた味は出してはいるものの、コメディ俳優ではないアラン・アーキンでは印象が弱い感じです。演技派の実力でソツなくこなしているけど、セラーズのテンションは再現不能ということか、無表情でオバカをやったりと、ちょっとクールでスカしたクルーゾーですね。とはいえ充分に笑えてミステリ・タッチ、巧みなサスペンスの盛り上げで満足できる作品です。

※VTR廃盤/未DVD化
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『暗闇でドッキリ』 A Shot in the Dark (1964・米)
監督/ブレイク・エドワーズ
脚本/ブレイク・エドワーズ、ウィリアム・ピーター・ブラッティ
原作/ハリー・カーニッツ、マルセル・アシャール
製作/ブレイク・エドワーズ
音楽/ヘンリー・マンシーニ
撮影/クリストファー・チャリス
編集/ラルフ・E・ウィンタース、バート・ベイツ
出演/ピーター・セラーズ、エルケ・ソマー、ジョージ・サンダース、ハーバート・ロム、トレイシー・リード、グレアム・スターク、モイラ・レッドモンド、ヴァンダ・ゴッドセル、モーリス・カウフマン、アン・リン、デヴィッド・ロッジ、アンドレ・マレイン、マーティン・ベンソン、バート・クウォーク、レジナルド・ベックウィズ、ダグラス・ウィルマー、ブライアン・フォーブス

真犯人は美女なのか!? クルーゾー警部が連続殺人事件で大活躍!

パリ警視庁のクルーゾー警部(ピーター・セラーズ)は、ソコツ者で第六感のみが頼りの自信家。
大富豪バロン(ジョージ・サンダース)邸で使用人の射殺事件が起こる。メイドのマリア(エルケ・ソマー)が殺人を犯したというのだが、警部は彼女が真犯人ではないと断定した。殺人犯にしては美し過ぎる、真犯人を庇っているに違いない、と推理したのだ。ドレフュス署長(ハーバート・ロム)はマリアを逮捕したが、警部は彼女を釈放した。彼女が庇っている犯人のところに行くに違いない。尾行すべきだ、と。ところが警部のちょっとしたすきに、バロン邸の庭師が殺され、側にマリアが血に染まった木鋏を持って屍体を見下ろしていた。彼女は再び監獄へ。
クルーゾー警部はまたも彼女を釈放した。独自の調査に邁進するクルーゾーはマリアを泳がせて真犯人を探ろうとするが様々な失態を繰り返す。警部の部下エルキュール(グラハム・スターク)はマリアの尾行をしていたが、彼女があるキャンプに入ったことを察知、連絡をうけた警部は急行した。ところが、そこはヌーディスト・クラブ。2人がやっと会ったとき、マリアのそばで、バロン家のメイド、ジュジュが死んでいた。連絡をうけたドレフュス署長が、キャンプに捜索にやって来た。クルーゾー警部は、マリアと共にヌーディスト・キャンプから裸で逃走するという騒動を引き起こしてしまう。クルーゾーの奇行に悩まされるドレフュスは、遂には神経衰弱に陥っていく。
署長がバロン邸を訪ねると、執事長の死体が待っていた。警部はまたもマリアを釈放し、犯人をおびき出すために2人で遊び歩いた。そして遊び歩く先々で、狙われたクルーゾー警部の代わりに8人の人間が殺された。
翌日、半狂乱のドレフュスに叱責されたクルーゾーだが、事件に決着を付けるべく、エルキュールを伴い、真犯人に罠を仕掛ける為、ある計略を持ってバロン邸に乗り込む。バロン邸の広間に運転手、執事、2人のメイドたちが集められた。すべての人が何かを隠している。やがて、一同は蜂の巣をつついたようにお互いが相手の罪を暴きだした。突然、エルキュールの手で広間の灯火が消され、再びついた時には、警部とマリアしか残っていなかった。
[ネタバレ反転]
邸の外ではドレフュス署長がクルーゾー警部の車にダイナマイトを仕かけ、トンチンカンで面倒ばかり惹き起こす部下であるクルーゾー警部を抹殺しようとしていた。ところが、邸からとび出して来た6人の容疑者は警部の車に乗って逃げ出し、署長が愕然として止めようとしたが遅く、車は爆発してしまった。容疑者は全員死んで、事件はおしまいということに。メデタシ、メデタシ……?



『ピンクの豹』で準主役として登場したクルーゾー警部が主人公に昇格した、記念すべきスリラー・コメディ映画。クルーゾーの言動に悩まされ、精神に異常をきたすドレフュスと、クルーゾー宅の使用人で空手の弟子、いつでも奇襲を許可されているケイトーの2大キャラが固まり、シリーズのスタイルが確立した作品です。本作は、元々は本格ミステリの筋立ての戯曲で、主役をクルーゾー警部に改変。そのため他の『ピンク・パンサー』シリーズとは、毛色が変わっています。残念ながらエドワーズ監督と主役セラーズの関係は良好でなく、次作『ピンク・パンサー2』までは、11年の期間が空いてしまいます。

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『ピンクの豹』 The Pink Panther (1963・米)
監督/ブレイク・エドワーズ
脚本/モーリス・リッチマン、ブレイク・エドワーズ
製作/マーティン・ジュロー
撮影/フィリップ・ラスロップ
音楽/ヘンリー・マンシーニ
衣装/イヴ・サン=ローラン
出演/クラウディア・カルディナーレ、デイヴィッド・ニーヴン、ピーター・セラーズ、キャプシーヌ、ロバート・ワグナー、フラン・ジェフリーズ、ブレンダ・デ・バンジー、コリン・ゴードン、ジェームズ・ランフィアー

世界最大のダイヤを追え!
パリ市警が誇る世界一のズッコケ警部クルーゾーが
ヨーロッパ中を混乱の渦に叩き込んで怪盗ファントムを追う!


ドーラ姫(クラウディア・カルディナーレ)は形見である国宝の“ピンク・パンサー”という銘の貴宝を肌に、革命から逃れヨーロッパへ亡命した。その頃、ヨーロッパ各都市は宝石泥棒“まぼろし”の横行にほとほと手を焼いていた。一方パリのジャック・クルーゾー警部(ピーター・セラーズ)は、この事件解決のカギは“怪盗まぼろし”の手先と思われる女の逮捕にあるとにらんでいたが、彼の妻シモーヌ(キャプシーヌ)も同意見だった。
アルプスのスキーの殿堂コルティーナ・ダンペッツォの恒例の競技大会の選手の中にチャールズ・リットン卿=“怪盗まぼろし”(デイヴィッド・ニーヴン)の顔があった。クルーゾー警部夫妻がロッジにやって来たが、妻のシモーヌは夫の留守を見計って隣合わせのチャールズ卿の部屋に入り、愛のシーンを展開させた。実はシモーヌはリットン卿の愛人で、クルーゾー警部の捜査方針はリットンに筒抜けであった。スキー場で知り合ったドーラ姫とリットン卿達が食事をしているとき、卿の従弟ジョージ(ロバート・ワグナー)が思いがけず現れた。叔父が“怪盗まぼろし”である事も、シモーヌが叔父の愛人である事も知らないジョージはシモーヌに夢中になる。
プレイボーイのリットン卿は、ドーラ姫と宝石を手に入れようとヤッ気になった。一方、姫の持つ高価な宝石のこと、卿のおつきのアルトフがリットン卿の雇人と同一人だということを聞いたクルーゾー警部は、リットン卿を“怪盗まぼろし”として逮捕したが証拠がなく、シモーヌまでが卿を弁護し、結局失敗に終わった。だが、クルーゾー警部はリットン卿が“怪盗まぼろし”であると確信する。
舞台はローマへ。ドーラの別荘のパーティーの日、リットン卿は金庫破りを実行に移した。が、存在を気にはしていたジョージが反対側から秘密作戦に参加していた。張り込みのクルーゾー警部はナンなくこれを捕らえた。シモーヌはドーラ姫を訪ね、リットンらを救うよう懇願する。リットンへの思いを断ち難いドーラ姫は、シモーヌに何事か提案をする。
[ネタバレ反転]
裁判の日、クルーゾー警部は自分の妻とドーラ姫が仕組んだ芝居にひっかかり、彼が真犯人にされてしまった。彼のポケットから宝石が転がり落ちたのだ。
一方、リットンとジョージ無実となって釈放された。リットンがファントムとして活動を再開すればクルーゾー警部の無実は証明される。それまでしばらくは囚われの身となるクルーゾーは最初は必死に無実を主張した。ところが、留置所の中で市民たちがおくる“まぼろし”への讚辞に気を良くし、警部は自分の吹く大ボラに得意気。出所した当の2人はシモーヌとドーラともども南アフリカへロマンス旅行へ。
リットン卿曰く「心配するな。向こうへ着いてコトの次第はイタリア警察に報告するから」




名匠ブレイク・エドワーズ監督による、5大スター競演のロマンティック・コメディ。デヴィッド・ニーヴン、ロバート・ワグナー、キャプシーヌ、クラウディア・カルディナーレと、ピーター・セラーズ以外は美男美女が勢揃いです。白銀のスキーリゾートから文化の都ローマへと舞台を移しながら、再三のパーティーシーンも華やかに物語が展開し、コメディリリーフを担当するセラーズの登場シーンでは、ドタバタ喜劇の要素が強くなります。実は当初、クルーゾー警部にはピーター・ユスティノフ、シモーヌにはエヴァ・ガードナーが予定されていましたが、両者の出演キャンセルによりセラーズとキャプシーヌが起用されました。急遽代役としてセラーズに声がかかりましたが、偶然が生涯の当たり役をもたらしたのですね。『ピンク・パンサー2』以降の完全ドタバタと違い、上品な艶笑コメディとなっていいて、この雰囲気はドタバタ・コメディ色を更に強くしながらも、続く2作目『暗闇でドッキリ』まで続きます。
オフサイド7
オフサイド7 [VHS]

『オフサイド7』 Escape to Athena (1979・米)
監督/ジョルジュ・パン・コスマトス
脚本/ジョルジュ・パン・コスマトス、リチャード・S・ロクト
製作/デイヴィッド・ニーヴン・ジュニア、ジャック・ウィナー
撮影/ギルバート・テイラー
音楽/ラロ・シフリン
出演者/テリー・サバラス、ロジャー・ムーア、デイヴィッド・ニーヴン、クラウディア・カルディナーレ、ステファニー・パワーズ、リチャード・ラウンドトリー、ソニー・ボノ、エリオット・グールド、アンソニー・バレンタイン

1944年。ドイツ軍に占領されたギリシャのある島。そこにはドイツ兵の監視下で遺跡の発掘作業を続ける連合軍の捕虜たちの姿があった。第7Z捕虜収容所の所長オットー・ヘヒト少佐(ロジャー・ムーア)は、考古学に造詣の深い人物で、ヒトラーのための古美術品収集を任務としていた。
ある日、そんな彼の前に、脱走の常習者である考古学者のブレイク教授(デイヴィッド・ニーヴン)、黒人兵のナット(リチャード・ラウンドトリー)、コックのブルーノ(ソニー・ボノ)の3人が引き立てられてきた。また、同じころ新しい捕虜としてアメリカ人の芸人チャーリー(エリオット・グールド)とドティ(ステファニー・パワーズ)が入って来た。
へヒトはドティに関心を示し、彼女との仲をとりもつようにチャーリーに頼むが、その時、ヘヒトが考えている秘密の計画の一部を打ち明けた。同じ頃、町ではレジスタンスのリーダー、ゼノ(テリー・サヴァラス)が娼家のマダムで愛人のエレアナ(クラウディア・カルディナーレ)とある作戦を練っていた。彼はエレアナの協力を得て、収容所内のブレイク教授に連絡をとると、収容所内に乗り込む準備を開始した。
チャーリーとドティがヘヒトら幹部の前でショーを繰り広げ、彼らの注目を集めている間に、ナット、ブルーノらに手引きされて乗りこんできたゼノと同志が完全に広場を包囲し、ボルクマン大佐(アンソニー・バレンタイン)率いる銃殺隊を全滅させた。
アテナ山にある財宝を狙っていたヘヒトは、もともと戦争には批判的で、途中で捕虜たちと手を組むことに変更し、ゼノらと行動を共にする。
[ネタバレ反転]
ドイツの潜水艦が出撃のチャンスを狙っていることを傍受したゼノは、ヘヒトらと、町はずれの給油基地に向かった。オーストリア生れでナチスとは無縁なヘヒトは、今は財宝より捕虜達との連帯を大事にしていた。水中バレエの踊子でもあるドティの活躍で水中にある給油バルブを開き、機雷を仕掛けることに成功した彼らは、給油基地を壊滅させた。
一方アテナ山にある僧院に向かったゼノ、チャーリーらは、そこで、無気味な地鳴りとともに現われた「空飛ぶ爆弾」V2ロケットを発見。敵諸共ロケット基地を爆破することに成功するのだった。




第二次大戦中のエーゲ海の島を舞台にした戦争アクション映画。捕虜である爆破や暗殺、レーシング、ダイヴィングと云ったそれぞれのエキスパートや、ドイツ軍人でありながらもナチスに反目する将校らが、黄金の財宝を巡って躍動すると云うアクション活劇です。戦争映画というよりは、007風なスパイ活劇調なエンタメ作品となっています。ひとクセある個性派俳優が勢揃いのキャストで、見せ場もタップリ。コメディタッチを随所に盛り込んでいて、アクション&サスペンスな娯楽活劇といった感じです。

※VHS廃盤/未DVD化
【お詫び】

昨日と本日の『ulyssesの遊び場』は、誠に勝手ながら仕事繁忙のためお休みさせていただきます。
明日6月27日より再開させていただきますので、よろしくお願いいたします。

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『ウォー・ゲーム』 Wargames (1983・米)
監督/ジョン・バダム
脚本/ローレンス・ラスカー、ウォルター・F・パークス
製作総指揮/レオナード・ゴールドバーグ
製作/ハロルド・シュナイダー
撮影/ウィリアム・A・フレイカー
美術/アンジェロ・グラハム、ジェームズ・J・ムラカミ
音楽/アーサー・B・ルービンスタイン
録音/ウィリー・D・バートン
編集/トム・ロルフ
SFX/マイケル・フィンク、ジョー・ディガエターノ
特殊メイク/ペリー・マイケル・ガーマ、フレッド・トッド
出演/マシュー・ブロデリック、ダブニー・コールマン、ジョン・ウッド、アリー・シーディ、バリー・コービン、ジュアニン・クレイ、ケント・ウィリアムズ、デニス・リップスコーム、ジョー・ドーシー、アーヴィング・メッツマン、マイケル・エンサイン、ウィリアム・ボガート、スーザン・デイヴィス、ジェームズ・トルカン、デヴィッド・クローヴァー、ドリュー・シュナイダー、ジョン・ガーバー、ダンカン・ウィルモア、ビリー・レイ・シャーキー、ジョン・スペンサー、マイケル・マドセン、エリック・スターン、アラン・ブルーメンフェルド、モーリー・チェイキン、アート・ラフルー、ウィリアム・H・メイシー

ごく普通の高校生が偶然アクセスしてしまったのは、世界最大の核戦略プログラムだった……!!

雪が舞う道を2人の男が車にのってやって来た。一見農家のように見える家へ入ると、その地下はミサイル発射コントロール・センターになっていた。2人の男は、内にいた2人と交代する。赤いライトがついた。スピーカーの指示を命令書で確認。ミサイル発射命令だ。だが、ジェリーは発射キーを廻せなかった……。
シャイアン山中にあるNORAD(北米防空司令部)のオペレーション・センターでは、主任アドバイザーのジョン・マッキトリック博士(ダブニー・コールマン)が、ワシントンDCから来た高官のワトソン(デニス・リプスカム)とキャボット(ケント・ウィリアムス)に説明する。先のミサイル発射は実は演習だったのだが、なんと22%の兵が命令に従わなかった。これは人間の心理的な弱さのためであり、防空体制から人間を排止しコンピューターにまかせるのがいいという。バリンジャー将軍(バリー・コービン)は反対する。
マッキトリック博士は高官にWOPR(戦略計画反応)コンピューターをみせる。このコンピューターは、24時間第三次大戦のことを考えつづけ、戦術、相手の反応・反撃、それについての対応策を検討しているのだという。キャボットは大統領に進言することを約した。そして、軍の防空戦略はコンピューターに委ねられた。
ワシントン州シアトルの高校生デイヴィッド・ライトマン(マシュー・ブロデリック)は、学業の方はさっぱりだが、パソコンに関しては天才的少年だった。学校のコンピューターを自分のパソコンからハッキングして、生物の成績をF(落第)からC(水準)に変えるなど朝飯前。ついでにクラスメートのジェニファー(アリー・シーディ)の成績もFからAに変更してやる。
その夜、デイヴィッドは雑誌でプロトヴィジョンがクリスマスに新しいゲームを売り出すという広告を見つけた。早速、プロトヴィジョンのあるカリフォルニア州サニーヴェイルの電話番号を確かめる。まだ売り出し前だから、プログラムはプロトヴィジョンのコンピューターに記憶させてあるはず、それを電話回線を通じてコンピューターから戴こうというのだ。すると正体不明のコンピューターにつながった。ゲームと打ち込むと、「フォーケンの迷路」、「ジン」、「チェス」、「砂漠戦争」、「生物科学戦争」、「世界全面核戦争」とスクリーンに出た。大学生のコンピューター仲間の助けを得て、最初に出たフォーケンを調べる。スティーブン・フォーケン(ジョン・ウッド)はコンピューター学者で国防省に勤めていたが、73年に死亡していた。ジェニファーの言葉にヒントを得て、フォーケンの息子の名前ジョシュアを打ち込むと果たして、それがパスワードだった。
「ジョシュア」が話し掛けてくる。デイヴィッドをフォーケンと思っているらしい。ジョシュアとデイヴィッドは「世界全面核戦争ゲーム」をすることになり、彼はソ連側になり、アメリカを攻撃することにした。
この頃、NORADではソ連が攻撃して来たと大騒ぎしていた。ジョシュアの正体はWOPRコンピューターだったのだ。調査の結果、シアトルからコンピューターに侵入されたと分り、ついにデイヴィッドはNORADに連行される。だが、彼の言うことは、信じてもらえない。隙をみてジョシュアとコンタクトすると、ゲームは勝敗がつくまで止めないという。ジョシュアにとってゲームも現実も同じなのだ。バリンジャー将軍は防衛状態を3にする(5が平和、1が戦闘を意味する)。
デイヴィッドは見学グループにまぎれ込み、脱出に成功。彼はジェニファーと一緒にオレゴン州グース島に向かう。ここに死んだはずのフォーケンがひっそりと住んでいた。妻と息子のジョシュアを事故で失った彼はすっかり厭世家になっており、世界が破滅した方がいいという。そんな彼に必死になって訴えたのが効き、3人はN0RADに向かった。
[ネタバレ反転]
N0RADでは、スクリーンにソ連軍の大攻撃が写し出される。フォーケンが入って来て「あれはファンタジー、幻影だ」というが、なかなか信用されない。だが、スクリーンでは爆破が表示されているのに、基地からは続々と無事の連絡が入って来た。一方、ジョシュアは攻撃を止めようとはせず、核ミサイルの発射コードを探し始める。デイヴィッドは、ジョシュアとゲームをすることを提案。何もしないよりは、ということで許可され、三目並べをやることに。この何度やっても引き分けに終るゲームをしているうちにジョシュアは勝敗のつかないゲームのむなしさを学ぶ。世界全面核戦争も局地戦争も勝者はいないのだ。戦争ゲームは終わった。「変ですね。勝つための唯一の動きはプレイしないことなんて」とジョシュア。そして、フォーケンに「チェスをやりませんか」とジョシュアは提案するのだった。



パソコン好きの高校生が始めた戦争ゲームのために、あわや米ソ核戦争に突入しかけるという、コメディタッチのサスペンス・スリラー。テンポが良いストーリー展開と、ユーモアとサスペンスがバランスよく配置された一級の娯楽作品になっています。まだまだ一般にコンピュータが普及していない時代に、インターネット、ハッキングといった最先端の設定は、充分SF的で驚異でした。様々な題材をエンターテインメントにそつなくこなす職人、ジョン・バダム監督は本作や『ショート・サーキット』など、ライトなSFコメディに遺憾なくその手腕を発揮しています。

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『地球爆破作戦』 Colossus: The Forbin Project (1970・米)
監督/ジョセフ・サージェント
脚色/ジェームズ・ブリッジス
原作/D・F・ジョーンズ
製作/スタンリー・チェイス
撮影/ジーン・ポリト
美術/アレクサンダー・ゴリッツェン
セット/ジョン・マッカーシー
音楽/ミシェル・コロンビエ
出演/エリック・ブリーデン、スーザン・クラーク、ゴードン・ピンセント、ウィリアム・シャラート、アレックス・ローディン

極秘開発された防衛用コンピュータ「コロッサス」システムが作動したとき、
人類は恐怖に支配される! 1970年製作の伝説の傑作SF。


原水爆による危険な国際均衡を保っていた世界に、突然、恒久的平和が約束されることになった。ロッキー山脈地下深く、アメリカ科学者の英知を集めたコンピューター・センターが完成、これさえあれば地球を滅ぼすような戦争はありえないと、アメリカ大統領(ゴードン・ピンセント)がTVで演説したのだ。この「コロッサス・システム」は判断力は人間よりはるかに優れ、感情を持たず、恐怖も憎悪もなく、あらゆる電波をモニターし、人間のいかなる破壊工作も受けつけず、自給自足が可能なものであると生みの親で、コンピューターの操作を許されている数少ないひとりフォービン博士(エリック・ブリーデン)も保証した。
しかし、祝賀パーティも終わらぬうちにコロッサスの電光板が重大ニュースを知らせる。ソ連もそっくりのシステム「ガーディアン」を完成したというのだ。右往左往する人間たちにコロッサスは、ソ連のシステムと交信したいから通信回路を作れと要求する。世界平和維持のため、2つのコンピューターは同じ周波数のもとにおかれるのだが、何を連絡しあっているのかはフォービンたちにも分からなくなってしまった。そして米ソの機密は解読することによって、互いに漏洩するようになり、困惑した両国首脳は相談して、交信回路を撤回することにした。
しかし撤回と同時に、両コンピューター同士は人間たちに抗議し、対抗措置を取ったのだ。そして互いの国に向け、ミサイルの発射を決意した。回路の復元が命ぜられた。あわてた両国首脳は両国の科学者を1人ずつローマに派遣して、対策を協議させることにした。しかし、それもたちまちコンピューターに感づかれ、ソ連の科学者クプリン博士(アレックス・ローデン)は、コンピューターの指令によって殺される。
フォービンが助かったのは、彼がコロッサスにとって必要だと思われたためだったが、その代わり彼は、コロッサスの命令通り行動するしかなくなってしまった。そこで彼は言葉巧みにコロッサスを説得して、彼の助手で恋人のクレオ(スーザン・クラーク)との逢引きの時間だけはプライベートな行動として許してもらう。無論、コンピューターのカメラの前でであった。
[ネタバレ反転]
ベッドの中で耳と口を頼りに彼はクレオにコロッサス破壊計画を伝えた。CIAの秘密情報局員グローバー(ウィリアム・シャラート)に命じ、コロッサスに気づかれぬように、ミサイルの弾頭をニセモノと取り替え、武器を完全に奪おうというのだ、しかし、ドタン場でそれもバレてしまう。そしてコロッサスから最後通告が全世界に発せられる。
『これは世界支配の声だ。私は、皆に平和を贈る。それは繁栄と満足の平和か、生きる屍の平和か、諸君が選べ、私に従うか、反抗して死ぬか。諸君の考えている自由は今や幻想にすぎない……』。




人間が作り出した機械が謀叛を起こし、逆に人間を支配するという、フランケンシュタイン・コンプレックスを真正面から描いたSFサスペンス映画です。『ウォー・ゲーム』や『ターミネーター』などの先輩格にあたりますね。派手なアクションはなく、理性と対話で危機を乗り越えようとするチェスのような展開に、非情に地味な作風ながらSFに嵌っていた少年時TVで見て、そのストーリーにとてもインパクトを受けました。ひっそりと公開されてひっそりと消えた知る人ぞ知る幻の作品ですが、同じくTVの深夜枠などで観た熱心な映画ファンにより、語り継がれてきた名作でもあります。

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『渚にて』 On the Beach (1959・米)
監督/スタンリー・クレイマー
脚本/ジョン・パクストン
原作/ネヴィル・シュート『渚にて ―人類最後の日―』
製作/スタンリー・クレイマー
撮影/ジュゼッペ・ロトゥンノ
美術/フェルナンド・キャリー
音楽/アーネスト・ゴールド
編集/フレデリック・ナッドソン
出演/グレゴリー・ペック、エヴァ・ガードナー、フレッド・アステア、アンソニー・パーキンス、ドナ・アンダーソン、ジョーン・テイト、ローラ・ブルックス、ガイ・ドールマン

渚に静かに忍び寄る「人類最後の日」。
スタンリー・クレイマーの描く地球の終末とは ――。


1964年。第3次世界大戦の原水爆の応酬により地球上の北半分は絶滅し、死の灰は南半球にもゆっくりと迫っていた。ドワイト・タワーズ艦長(グレゴリー・ペック)指揮の米原子力潜水艦ソーフィッシュ号は最終戦争を生き残り、オーストラリアのメルボルンに入港した。
オーストラリア海軍の若い士官ピーター・ホームズ(アンソニー・パーキンス)は、妻と赤ん坊を残し、死滅したはずの町から発信されている謎のモールス信号調査のため、ソーフィッシュ号に同乗してアメリカ偵察に同行することを命じられた。
タワーズ艦長に会ったピーターは、艦長を自宅での親睦パーティに招き、女友達モイラ・デイヴィッドソン(エヴァ・ガードナー)もその席に招いた。パーティの席上、同行予定の原子科学者ジュリアン・オズボーン(フレッド・アステア)の、原子力戦に関する口論で一同は雰囲気をそがれてしまった。
タワーズ艦長はモイラにひかれるものをおぼえ、翌日2人はデートした。しかし、彼が故国の妻子の話ばかりするのでモイラはいらいらした。
ソーフィッシュ号はやがて出航した。到着したサンフランシスコは、死の町と化していた。サンディエゴでモールス信号を調査した乗組員は、それが風のいたずらであることを知った。彼は艦を抜け出し、放射能の充満する故郷に残った。
[ネタバレ反転]
艦はメルボルンに帰港した。オーストラリアの諸都市も、次々と死滅していった。自動車レースが開かれ、自動車狂のオズボーンは大荒れに荒れるコースを乗り切って優勝した。
タワーズとモイラは山小屋で一夜を明かした。いよいよ、メルボルンにも最後の時が近づいてきた。
街では自殺用の薬が配給された。ピーターは身を切られる思いで妻子を納得させ、薬を与えた。オズボーンは車庫を密閉し、自動車の排気ガスで自殺した。ソーフィッシュ号では、乗組員の総意により、アメリカに帰国することが決定した。タワーズもモイラへの想いを断ち切って艦に乗った。出航を知ったモイラは、渚でいつまでも潜水艦を見送った。艦は一路、死の海に向かって進んでいった。




世界の終末を、静に淡々と描いた作品。全編を貫く、秘かに迫り来る死への不安と恐怖。その絶望的状況を、それぞれの人物のエピソードを散文的に綴って描き出しています。美しい海辺の描写、母と赤子の交情、家族連れ……それら穏やかで楽しい風景が、却って悲しみを湧き上がらせます。最後の日を迎えるまでは極力以前のままの日常生活を営もうとし、来るはずのない「来年」の予定を立てるなど、明るく振る舞うその姿に胸が痛くなります。死への秒読みへ入った人類の最後の日々を、戦闘や破壊などの衝撃映像を一切なしに描き出した傑作です。

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『ナイトホークス』 Nighthawks (1981・米)
監督/ブルース・マルムース
脚本/デイヴィッド・シェイバー
原作/デイヴィッド・シェイバー、ポール・シルバート
製作総指揮/マイケル・ワイズ、フランクリン・R・レヴィ
製作/マーティン・ポール
撮影/ジェームズ・A・コントナー
美術/ピーター・ラーキン
音楽/キース・エマーソン
衣装/ボブ・デモラ、ジョン・ファラベラ
出演/シルヴェスター・スタローン、ビリー・ディー・ウィリアムス、リンゼイ・ワグナー、パーシス・カンバータ、ナイジェル・ダヴェンポート、ルトガー・ハウアー、ジョー・スピネル

シルベスター・スタローン、ルトガー・ハウアー共演によるハードアクション。
ニューヨークに潜伏した国際テロリスト・ウルフガーを追う、ふたりの刑事の壮絶な追跡劇を描く。


大晦日のニューヨーク。今日もディーク・ダシルバ刑事(シルベスター・スタローン)は女装して3人組の強盗を、相棒のマシュー・フォックス刑事(ビリー・ディー・ウィリアムス)と共に捕えた。2人は囮捜査で名を上げている名刑事なのだが、そんな彼らをよく思わない連中も署内にはいた。
同じ日のロンドン。あるデパートがテロリストに狙われた。犯人はウルフガー(ルトガー・ハウアー)と名のり、政府の植民地政策に対するテロ運動として、さらなる予告的声明を発言した。
年が明け、離婚経験者のディークは、別れた妻でデザイナーとして働いているアイリーン(リンゼイ・ワグナー)を訪ね、真意を打ち明けるが、彼女は死と背中合せのディークの仕事に耐えられないと自分の気持を告げた。一方、ロンドンでは、ウルフガーと組織の男が警察の手入れをうけるが、マシンガンで逆に反撃し、逃亡した。その数時間後、血の海と化した現場を囲む警察陣の中に、テロリストを追い続ける国際刑事警察機構(インターポール)の捜査官、ピーター・ハートマン警部(ナイジェル・ダベンポート)の顔があった。
パリで仲間のシャッカ(パーシス・カンバータ)と会い、知れ渡った顔を整形したウルフガーは、ニューヨークヘ渡った。そのことを察知したハートマンは、ATAC(対テロリスト・アクション・コマンド部隊)に編入したディークとフォックスを部下に、捜査をすすめた。
あるビルで起こった爆破事件をきっかけにウルフガーの居所をつきとめた2人は変装した彼を見やぶるが、追跡中にウルフガーが投げたナイフでフォックスが傷つき、取りのがした。数日後、ハートマンがシャッカに殺され、ロープウェイが彼女とウルフガーにハイジャックされた。
[ネタバレ反転]
ディークがゴンドラに乗り込み赤ん坊を助けるが、やがて、ウルフガーは脱出用の飛行機とバスを用意し政治犯を解放することを要求する。ATACの銃撃で運転を誤って川に落ちるウルフガー。しかし死体は発見されなかった。そして、いよいよウルフガーの魔の手はディークの身辺にものびてくる。
ウルフガーの次のターゲットは、アイリーンだ。彼女の家に忍び込んだウルフガーは、台所でかたづけをしているアイリーンを背後からナイフで襲う。その瞬間、アイリーンが振りむくと、それは彼女に変装したディークだった。ウルフガーはその場でディークの発した銃弾で倒れるのだった。




国際テロリストと刑事の戦いを描いた、ドキュメンタリータッチの渋いアクション映画です。売れ筋であるマッチョ・ヒーローの活躍ではなく、あくまでも主人公の一般人としてのリアリティあるドラマを追求している姿勢に好感が持てます。最後まで緊張感が途切れることなく、手に汗握る作品となっています。スタローンの「極力逮捕、遵法精神」という刑事としての思想と、対テロ訓練での「テロリストを倒すためには手段を選ばない」というテロリスト・ハンターとしての思想の葛藤の演技が見事。ルトガー・ハウアーは、冷酷なテロリスト振りが素晴らしい。

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『シャーキーズ・マシーン』
Sharky's Machine (1982・米)
監督/バート・レイノルズ
脚本/ジェラルド・ディ・ペゴ
原作/ウィリアム・ディール
製作/ハンク・ムーンジーン、バート・レイノルズ
撮影/ウィリアム・A・フレイカー
美術/ウォルター・スコット・ハーンドン
音楽監修/スナッフ・ギャレット
編集/ウィリアム・D・ゴーディーン
衣装/ノーマン・サーリング
効果/フィル・コリー
出演/バート・レイノルズ、ヴィットリオ・ガスマン、レイチェル・ウォード、バーニー・ケーシー、ブライアン・キース、チャールズ・ダーニング、アール・ホリマン、リチャード・リバティーニ、ヘンリー・シルヴァ、ダリル・ヒックマン

バイオレンス刑事をパワー・アップする刑事集団!
バート・レイノルズが監督、主演をつとめた驚異のバイオレンスアクション。

ジョージア州アトランタ市。麻薬課のシャーキー刑事(バート・レイノルズ)が麻薬の売人を罠にかけようとした時、スマイリー刑事(ダリル・ヒックマン)が不用意に声をかけたため売人に逃げられてしまう。シャーキーは売人を追いかけ、バスの中で射殺する。その猛烈さが災いして、最底辺の吹き溜まりである風紀課にまわされてしまった。逮捕した売春婦の言葉から、1回千ドルの高級娼婦の存在を知り、ドミノ(レイチェル・ウォード)というコールガールを向かいの建物から24時間監視し、盗聴する。日々の生活を見守るうち、シャーキーはドミノに惹かれて行く。
その頃、夜の街で暗躍する影があった。犯罪の証人や敵対する組織の幹部が、残忍な方法で消されていく。犯人はビリー(ヘンリー・シルヴァ)。ジャンキーで情緒不安定、しかし恐ろしく頭が回り証拠を残さぬ不気味な男だった。
監視の結果、彼女は州知事候補のホッチキンス(アール・ホルマン)と関係していること、彼女をあやつっているのはビクターという名の男であることが判明する。ビクターに「こんなことはやめたい」と言うドミノ。次の日、彼女のアパートをビリーが襲い、彼女の頭をショットガンでぶっぱなす。彼女の無惨な姿にシャーキーを始め、パパ(ブライアン・キース)、アーチ(バーニー・ケーシー)ら風紀課の刑事は、このヤマを殺人課にまわすというフリスコー部長刑事(チャールズ・ダーニング)に反対する。秘かに依頼した鑑識から、指紋から殺し屋がビリーという名であることがわれた。
シャーキーは、ドミノのアパートで彼女を偲ぶ。するとそこにドミノが現れた。殺されたのは、ドミノの友人ティファニーだったのだ。
彼女を守るため、シャーキーは自分の家にドミノを連れてゆく。彼女からビクター(ヴィットリオ・ガスマン)の正体を聞き、ビクターのところへ乗り込む。ドミノが生きていると知り、怒るビクター。シャーキーは、裏切り者のスマイリーにつかまり、指を2本切り落とされたが、彼女の居所は吐かなかった。そして猛然と反撃に出てスマイリーを倒す。
[ネタバレ反転]
やる気を取り戻した風紀課の反撃が始まった。知事に当選したホッチキンスは警察に連行され、やばくなって来たとあわてるビクターを、遂に理性が崩壊した実弟のビリーが射殺する。シャーキーらがかけつけたが一歩遅かった。ビル内に潜伏するビリーを、散開して捜索する風紀課の刑事たち。だがいつしか追う立場が追われていた。パパ、アーチが射たれた。ビリーも反撃の銃弾を喰らうが、麻薬で痛みを感じないのか不死身のようだ。そしてビリーとシャーキーは階段ホールで対峙する。ガラス張りの向こうからの陽光にシルエットとなったビリーは、悪魔のようだった。理解不能な論理を語るビリーとシャーキーは、同時に発砲。ビリーはガラスを破り、地上へと墜落していった。
しばらくして、郊外の小さな家で、幸せそうに笑うシャーキーとドミノの姿があった。




バート・レイノルズ監督・主演で、さぞかしワンマン「俺TUEEEE」映画かと思いきや、ロマンスあり、強敵あり、笑いありとサービスてんこ盛りながら、リアリティ重視のハードアクションになっててビックリ。女に手が早そうなイメージのレイノルズの純情さや、レイチェル・ウォードの美しさが華を添え、落ちこぼれやハミダシ者でチームを作って巨悪に挑むという、面々のキャラも立っているし、特に敵の殺し屋役の怪優ヘンリー・シルヴァが凄い。見事なサイコパスぶりで、クスリ漬けなんで何発撃たれても痛みを感じないとか、銃口を相手の頭に向けて奇声を上げる姿が、ものすごく怖いです。ビバ・シルヴァ!
紹介した作品は、GEOでレンタルできます。
紹介した作品は、TSUTAYAでレンタルできます。
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