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『トップ・シークレット』 TOP SECRET! (1984・米)
監督/ジム・エイブラハムズ、デイヴィッド・ザッカー、ジェリー・ザッカー
脚本/ジョン・デイヴィソン、ハント・ロウリー
製作/ジム・エイブラハムズ、デヴィッド・ザッカー、ジェリー・ザッカー、マーティン・バーク
音楽/モーリス・ジャール
撮影/クリストファー・チャリス
出演/ヴァル・キルマー、ルーシー・ゲタリッジ、オマー・シャリフ、クリストファー・ヴィリアーズ、ピーター・カッシング、ジェレミー・ケンプ、マイケル・ガフ

国際音楽フェスティバルに出席のため、アメリカの人気ロック歌手ニック・リヴァース(ヴァル・キルジェマー)が東ドイツ入りした。だが、この催しの裏には、ストレック将軍(ジェレミー・ケンプ)による「世界の目を祭典に向け、そのすきに西ドイツを制圧して第三帝国を復興し、世界を征服する」という陰謀が隠されていた。
彼らは著名な科学者を誘拐して秘密兵器を製造させようとしていた。科学者の娘ヒラリー(ルーシー・ゲタリッジ)は、父の居所をつきとめようと東ドイツに潜入。英国諜報員セドリック(オマー・シャリフ)も科学者の行方をおうが、殺されてしまう。ニックとヒラリーは、彼女が秘密警察に追われている最中に出会い、本屋の主人(ピーター・カッシング)の協力で、真の自由を求める地下組織との接触に成功した。
[ナタバレ反転]
ヒラリーは彼らに父の救出を依頼。組織のリーダーのナイジェル(クリストファー・ヴイリアーズ)は、幼い頃遇難した孤島で成長した元恋人だった。ナイジェルに嫉妬するニック。さっそく、作戦を決行しようとするが、敵にアジトを発見されてしまう。誰か、内部にスパイが…。
なんやかんやあるうち、結局は、一行は古城より科学者を救出。スパイはナイジェルとわかり、激しい格闘の末、ニックはヒラリーを父と再会させることに成功した。




ヴァル・キルマーの映画デビュー作にして、『フライング・ハイ』『裸の銃を持つ男』で知られるZAZ(ザッカー兄弟&エイブラムス)の超オバカ・ナンセス・コメディの快作です。アメリカのロック歌手が国際的陰謀に巻き込まれてゆくという、サスペンスがすべてドリフ級ギャグで描かれるヘンテコ映画。次々登場するオカシな登場人物にオバカな状況、脳みそが弛むギャグの乱れ打ち! オマー・シャリフやピーター・カッシング、ジェレミー・ケンプなど、大物俳優が大真面目にバカ演技を披露するのがたまりません。
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『サムライ』 Le Samourai (1967・仏)
監督/ジャン・ピエール・メルヴィル
脚色/ジャン・ピエール・メルヴィル
原作/ゴアン・マクレオ
製作/ジョルジュ・カサティ
撮影/アンリ・ドカエ、ジャン・シャルヴァン
音楽/フランソワ・ド・ルーベ
出演/アラン・ドロン、ナタリー・ドロン、カティ・ロジエ、フランソワ・ペリエ、ジャック・ルロワ、ミシェル・ボワロン、ジャン・ピエール・ポジェ、カトリーヌ・ジュールダン

サムライのように生きる孤高の殺し屋を描いた、アラン・ドロンの代表作。

鳥かごがひとつ、クローゼットがひとつきり、壁紙もないコンクリートが剥き出しの殺風景なアパルトマンの一室。トレンチ・コートにソフト帽を目深にかぶり、無口・無表情な男ジェフ・コステロ(アラン・ドロン)は「仕事」に出かけた。路上駐車のシトロエンに勝手に乗り込み合鍵でスタートさせ、郊外のガレージへと滑り込む。ガレージの親爺は、車のナンバー・プレートを取りかえ、大金とひきかえに拳銃をジェフに渡した。その後、コールガールをしている恋人ジャーヌ(ナタリー・ドロン)を訪ねてアリバイを頼むと、今日の仕事場であるクラブへ向った。ジェフの仕事は、クラブの経営者を殺すことだった。
仕事はいつものように、寸分の狂いもなく完了した。だが、廊下へ出たとき、黒人歌手のバレリーに、はっきりと顔をみられてしまった。警察は動き出し、クラブの客や目撃者の証言でジェフも署に連行され、面通しが行なわれた。目撃者の大半は、ジェフが犯人だと断定したが、バレリーだけはなぜかそれを否定する。更に、ジェフのアリバイ工作は完全だった。だが、主任警部(フランソワ・ペリエ)は、依然ジェフが怪しいとにらんで尾行をつけた。そのことを知ったジェフは巧みに尾行をまくと、仕事の残金を受けとるために、依頼を取りついだ金髪の男と会った。しかし、男はいきなり巻銃を抜いて、ジェフは左手を傷つけられた。
残金をもらえぬどころか殺されそうになったジェフは、依頼主をつきとめるべく、偽証をして彼をかばってくれたバレリーを訪れた。だがバレリーの口は堅く、「二時間後に電話を」とだけ言った。約束どおりジェフは電話したが、誰も出なかった。やむなく帰ったジェフの部屋に、金髪の男がいた。男はうって変った態度で、殺しの残金を渡すと、さらに新しい仕事を依頼した。ジェフは、男のスキをみると、いきなりとびかかり、巻銃をつきつけて、依頼主の名を聞き出した。大がかりな尾行網をぬけ、ジェフは男から聞き出したオリビエなる依頼主を訪ねる。
[ネタバレ反転]
オリビエの部屋はバレリーのすぐ隣だった。オリビエはバレリーを通じて自分の正体がばれるのをおそれて、新しい仕事としてバレリー殺しをジェフに依頼した。それを受けたジェフは、オリビエを射殺した。
クラブでピアノを弾くバレリーの前に、ジェフがあらわれた。一度受けた依頼は、果たされなければならない。ジェフが拳銃を握った瞬間、張り込んでいた刑事たちの銃声がひびいた。主任警部が調べると、死んだジェフの拳銃には一発も弾が入ってなかった。




『現金(げんなま)に手を出すな』と並び、フランスのフィルム・ノワールを代表する古典的作品。主人公である孤高の殺し屋に、「サムライの孤独ほど深いものはない。ジャングルに生きるトラ以上にはるかに孤独だ」というフランス人の「サムライ」観を投影した作品です。主人公はほとんど喋らず、登場する人物や事件の背景などはほとんど語られず、目に映る事象のみが淡々と提示されます。普通なら「なんじゃこら?」となりますが、それぞれの情景がとても詩的であり、現実の虚無的な事象に逆説的な情熱を重ね合わせた、非常に魅力的な演出となっています。映像を楽しみ尽くす映画映像ファン欣喜雀躍の映画です。もちろん、単に「格好良さ」目当てで見てもシビレル映画ですよ。無口で無表情、ストイックで妖艶な美貌の殺し屋なんて、大好物な方、ぜひどうぞ。

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『現金(げんなま)に手を出すな』 Touchez pas au Grisbi (1954・仏)
監督/ジャック・ベッケル
脚色/ジャック・ベッケル、アルベール・シモナン、モーリス・グリッフ
原作/アルベール・シモナン
撮影/ピエール・モンタゼル
セット/ジャン・ドーボンヌ
音楽/ジャン・ヴィーネ
編集/マルグリット・ルノワール
出演/ジャン・ギャバン、ルネ・ダリー、ジャンヌ・モロー、ドラ・ドル、リノ・ヴァンチュラ、ポール・フランクール

監督ジャック・ベッケル、主演ジャン・ギャバンによるギャング映画の傑作。
ジャン・ギャバン、ジャンヌ・モロー、リノ・ヴァンチュラら豪華キャスト出演作。
名曲「グリスビーのブルース」の旋律が鮮やかによみがえる!


昔からの相棒であるマックス(ジャン・ギャバン)とリトン(ルネ・ダリー)の老ギャング。初老に差し掛かったことで引退を考えていた。最後の大仕事としてオルリ空港に運びこまれる五千万フランの金塊に目をつけ、その強奪に成功した。そしてほとぼりのさめるまで隠しておき、いずれ現金にかえるつもりだった。ところが、リトンがある日ナイトクラブの女ジョジ(ジャンヌ・モロー)にうっかり金塊のことを口走ってしまった。
ジョジは麻薬密売のボス、アンジェロの情婦でもあったので、マックスとリトンが金塊強奪犯人であることが筒抜けになってしまった。アンジェロは早速二人を捕えて金塊の隠し場所をつき止めようとしたが、マックスは逆にアンジェロの動向を探って彼の企みを知った。翌朝、マックスはリトンを足止めして臓品故買商の伯父を訪れ、金塊の処置をつけようとした。その留守中、リトンはジョジへ報復に行き、アンジェロ一味にひどい目にあわされて拉致された。
[ネタバレ反転]
マックスは必死になってリトンの行方を探すが判らない。そこヘアンジェロから、五千万フランと引換えにリトンを渡すという電話がかかって来た。金か友情か迷った挙句、マックスはリトンを救う決心をした。マックスは金塊を車に積みこんで指定の場所に赴いた。
リトンと引換えに金塊を受けとったアンジェロはその場で二人を射殺しようとし、烈しい車上の射撃戦が始まった。そしてアンジェロの車は火だるまになった。金塊はふたたびマックスの手に戻ったが、相棒のリトンは重傷、警官隊は刻々迫って来る。
金か友情か、またしても迷ったマックスは、結局友情にひかれリトンを連れ、金塊を捨てて逃げのびた。しかし重傷のリトンはついに絶命してしまった。




ギャングの世界に精通したアルベール・シモナンが発表したベストセラー小説を、名匠ジャック・ベッケルが映像化したフランス・ギャング映画の傑作です。仲間同士の仁義を重んずる昔気質のやくざ者と、彼らに手段を選ばず取って代わろうとする新興ギャングたちとの金塊争奪にまつわる闘争を主題に、老いを迎えた闇の世界の男たちの寂寥をも描いています。アメリカ製ギャング映画とは異なる渋いタッチです。ギャング映画に付き物の銃撃戦などアクションシーンも含まれてはいるものの、重点は登場人物同士の会話や行動を通じた細やかな心理描写に置かれ、枯淡な風格を備える作品となっています。

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『SOSタイタニック/忘れえぬ夜』 A Night to Remember (1958・英)
監督/ロイ・ウォード・ベイカー
脚色/エリック・アンブラー
原作/ウォルター・ロード
製作/アーサー・ランク
撮影/ジェフリー・アンスワース
美術/アレクサンダー・ヴェチンスキー
編集/シドニー・ヘイヤーズ
音楽/ウィリアム・オルウィン
音楽指揮/ミュア・マシースン
出演/ケネス・モア、ローレンス・ナイスミス、ロナルド・アレン、ジル・ディクソン、アンソニー・ブッシェル、オナー・ブラックマン、ロバート・エアーズ、ジェーン・ダウンズ、マイケル・グッドリッフ、フランク・ロートン、ジョン・カーニー、リチャード・リーチ、デイヴィッド・マッカラム、ジョン・メリベール、ラッセル・ナピイア、ジョージ・ローズ

1912年4月のある朝、二等航海士ハーバート・ライトラー(ケネス・モア)は誇りをもって、処女航海に出ようとする世界最大の客船タイタニック号に乗り込んだ。二十世紀造船技術の傑作と称されるタイタニック号は、サザンプトン港を出た。北大西洋に浮ぶ壮麗なこの巨船には、設計者トーマス・アンドルーズ(マイケル・グッドリッフ)をはじめ、実業家、芸術家、上流人士、欧州各国からの移民、船員等々、2207人の人々が乗船していた。
4月14日、日曜日の夜の11時40分、悲劇は始まった。目の前に突然現れた巨大な氷山を見張りが発見し、船が向きを変えようとした時、かすかな衝撃があった。その時、タイタニックの船腹は氷山の角で30フィートも裂かれていたのだ。この致命傷に気づいた設計者アンドルーズは、船の生命があと一時間半であることを船長に告げ、離船準備を命令させた。ライトラー二等航海士の仕事は救命ボートを用意することだった。しかし乗船者の半分を救う量しか、ボートはないのだ。まず一、二等船客が、女、子供を先に乗りはじめた。通信士は必死にSOSを発信したが、十マイル先にいたカリフォルニアン号の通信士はもう寝てしまっていた。48マイル先を航行していた定期船カルパチア号が、4時間で救援にかけつけると告げてきたが、それでは遅いのだ。海水は滝のように流れこんだ。
[ネタバレ反転]
三等船室に閉じこめられていた移民達が、われがちにボートに殺到した。ライトラーはやむなく威嚇射撃を行った。船は船首から海中に没しつつあった。船のオーケストラが、暗夜に『主よ御許に近づかん』を演奏していた。
衝突後2時間40分で巨船は多くの客と共に海中に没した。船長スミス(ローレンス・ナイスミス)も、設計者も海底に消えた。ライトラーは辛うじて転覆したボートにすがって、急行したカルパチア号に救助された。
生存者僅かに705人、実に1502人が大西洋のもくずとなった。翌朝、遭難現場を通過する船上から、ひとりライトラーは悲劇の海を見詰めた。




1912年に起きた20世紀最大の海難事故に直面した人々を、セミ・ドキュメンタリー風のリアリズムに徹した描写で描いた、名匠ロイ・W・ベイカー監督作品。 世界最大の海難事故として有名な惨劇を、可能な限り史実に忠実に映画化した作品です。冷静に避難を誘導する船員たち、急行する船の通信士・船長、女性と子どもを優先する紳士たち、己の任務を全力で果たそうとする人々の姿が胸を打ちます。数ある類似作の中でも、現在でも最も評価の高い作品です。

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『ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディ』 Yankee Doodle Dandy (1942・米)
監督/マイケル・カーティズ
脚本/ロバート・バックナー、エドモンド・ジョセフ
製作総指揮/ジャック・L・ワーナー、ハル・B・ウォリス
音楽監督/レオ・F・フォーブステイン
音楽/ジョージ・M・コーハン
作詞/ジョージ・M・コーハン
振り付け/ジョン・W・ボイル、リロイ・プリンツシーモア・フェリックス、ジョン・W・ボイル、シーモア・フェリックス、リロイ・プリンツ
出演/ジェームズ・キャグニー、ジョーン・レスリー、ウォルター・ヒューストン、リチャード・ウォーフ、アイリーン・マニング、ジョージ・トビアス、ローズマリー・デ・キャンプ、ジーン・キャグニー、フランシス・ラングフォード

アカデミー賞3部門に輝く、実在の“ミュージカルの父”を描いた名作!
『カサブランカ』の名匠マイケル・カーチス監督&“ギャング・スター”キャグニーによる
華麗なタップダンス!


1937年、ジョージ・M・コーハン(ジェームズ・キャグニー)はほぼ10年ぶりに舞台にカムバックした。この作品『私はむしろ正しくありたい』で、コーハンはフランクリン・D・ルーズベルト大統領を演じたが、何とその大統領自身からホワイトハウスへの招待の電報が届いた。そこでコーハンは大統領と対面し、自分が歩んだ道を回想する。
彼の父ジェリー・コーハン(ウォルター・ヒューストン)、母ネリー(ローズマリー・デ・キャンプ)はともにボードヴィルの芸人だった。やがて妹ジョニーも生まれ、一家はコーハン四人組として巡業を続けた。旅から旅の暮らしでコーハンも大人になり、あるとき白髪の老人役をやった。その舞台を見ていたのが、のちに結婚することになるメーリー(ジョーン・レスリー)だ。コーハンは彼女の歌を認め、劇場主に無断で自作の歌をうたわせたことが原因で劇場主と大ゲンカ、完全にほされてしまう。そこで作詞・作曲の仕事に活路を求めるが、買ってくれるところもなく失意のドン底をはい廻る。しかし、のちに製作者としてコンビを組むことになるサム・H・ハリス(リチャード・ウォーフ)とめぐり会いついに『リトゥル・ジョニー・ジョーンズ』の上演にこぎつけた。これは初期のコーハンの代表作となり、彼はスター街道を歩み始める。そして二年後の『ブロードウェイから45分』でも成功を納め、ブロードウェイにはジョージ・M・コーハンの時代がやってくる。
やがて第二次世界大戦が始まった。コーハンは入隊を志願したが年齢オーバーではねられ、代りに前線慰問に情熱を注いだ。1920年代のブロードウェイは以前にも増してコーハンの時代になり、いくつもの劇場で彼の作品が上演された。
だが、仕事の上では絶頂期を迎えたが、代りに次々と家族の死に見舞われた。プロデューサーのサム・H・ハリスとも長年のコンビを解消、1928年の『ビリー』で引退。妻のメーリーと世界旅行に出て、帰国後は農場で暮らすようになった。10年もたつと彼の名前すら知らない若い人が出てくる、そんな時代になった。
その頃、旧友サム・H・ハリスからカムバックの要請が来た。それが『私はむしろ正しくありたい』だった。長い回想が終わったとき、大統領は彼に名誉勲章を授けた。



「ブロードウェイの父」と呼ばれた興行師ジョージ・M・コーハンの伝記映画。渋いギャング俳優として有名なジェームズ・キャグニーが、軽やかに歌って踊るのに、まずビックリ。圧巻は、これでもか!という位に連続上演される、彼が手がけた様々な舞台のレビュー・シーンのメドレー! 記録映像とかの切り貼りではなく、ちゃんと舞台をやってくれます!華やかでスペクタクルで、ファンタスティックな作品! 超オススメです。

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『マルタの鷹』 The Maltese Falcon (1941・米)
監督/ジョン・ヒューストン
脚本/ジョン・ヒューストン
原作/ダシール・ハメット
製作総指揮/ハル・B・ウォリス
音楽/アドルフ・ドイチュ
撮影/アーサー・エディソン
編集/トーマス・リチャーズ
出演/ハンフリー・ボガート、メアリー・アスター、ピーター・ローレ、シドニー・グリーンストリート、ウォード・ボンド、グラディス・ジョージ、エリシャ・クック・Jr、バートン・マクレーン、ジェローム・コーワン、ウォルター・ヒューストン

ダシール・ハメット原作のハードボイルド小説を忠実に映画化。
ハンフリー・ボガート演じる私立探偵サム・スペードが謎を解く。


サンフランシスコで私立探偵局を開いているサム・スペード(ハンフリー・ボガート)は、ワンダリー(メアリー・アスター)という女から、サースビーという人物に尾行されているから救ってほしいと頼まれる。それをスペードの相棒のアーチャー(ジェローム・コーワン)が彼女の美しさにひかれて買って出た。しかしその夜、アーチャーはサースビーと共に死体となって発見される。当局ではスペードとアーチャーの妻のアイヴァの間を怪しみ、彼の謀殺ではないかとの嫌疑をかれられる。スペードは身の潔白を守るため、ワンダリーを追及した。彼女の本名はオーショネイといい、サースビーとなにか一儲けを企てたが、自分を裏切ろうとしたので尾行を頼んだということがわかった。
スペードが事務所に帰るとジョエル・カイロ(ピーター・ローレ)という奇妙な小男が来て、黒い鷹の置物を探してくれたら5000ドルの謝礼を出すという。謎の巨漢紳士ガットマン(シドニー・グリーンストリート)も、鷹の置物を求めて接触してくる。スペードはオーショネイとこの男たちの間に関係があると睨み、複雑な糸を解きほぐそうとする。



ハードボイルド映画の嚆矢。渋くストイックな男の背中がカッコイイですね。ジョン・ヒューストンの初監督作にして、ハンフリー・ボガートの出世作です。ハリウッド映画史上、最も男らしく格好良い男がハンフリー・ボガート。悪役の凄みから軽快なコメディ演技まで幅広い芸域を誇るが、何と言っても一番光るのは非情な漢の生き様を魅せるときです。

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『ダーティファイター 燃えよ鉄拳』 Any Which Way You Can (1980・米)
監督/バディ・ヴァン・ホーン
製作/フリッツ・メインズ
製作総指揮/ロバート・デイリー
原案/ジェレミー・ジョー・クロンズバーグ
脚本/スタンフォード・シャーマン
撮影/デヴィッド・ワース
音楽/スナッフ・ギャレット、スティーヴ・ドーフ
出演/クリント・イーストウッド、ソンドラ・ロック、ジェフリー・ルイス、ウィリアム・スミス、ハリー・ガーディノ、ルース・ゴードン、マイケル・キャヴァノー、ビル・マッキーニー、ジュリー・ブラウン、バリー・コービン、ジョン・クエイド、アル・ラッシオ、ダン・ヴァディス、ケン・ラーナー、ジョージ・マードック、ジャック・マードック、アン・ネルソン、アン・ラムジー、ローガン・ラムジー、マイケル・タルボット、アート・ラフルー、ロイ・ジェンソン、ウィリアム・オコンネル

KO続出!史上最強の男は誰だ!
マフィア・暴走軍団・殺人ファイター・・・ジャクソン・ホールに凄い奴らが集結した!


長距離トラックの運転手ファイロ・ベドー(クリント・イーストウッド)はアメリカ大陸を仕事場に好きなストリート・ファイトにあけくれている。素手の殴り合いで、ボクシングのようにお客を集めては金を賭けさせ、そのアガリを貰うという試合だった。
その商売の経済面を取りしきるのが親友のオービル(ジェフリー・ルイス)とオランウータンのクライド。この無敵のファイロに目をつけたのが地元のヤクザやギャンブラーたち。ワイオミングでも有名なストリート・ファイトのプロ、ジャック・ウィルソン(ウィリアム・スミス)とファイロを対決させてひと儲けしようというのだ。そんな彼らの計画に乗るファイロではないと、彼はあっさり断った。
しかし、以前から彼が夢中になつているカントリー・ソングの美人歌手リン・ホルジー・テイラー(ソンドラ・ロック)が誘拐されてしまい、リンの生命とひきかえに、ジャックとの闘いを引き受けるファイロ。そして彼を狙うグループがもう1組いる。かつてリンにちょっかいを出したためにファイロにいためつけられた中年不良グループ、「毒グモ団(ブラック・ウィドー)」の面々。
いよいよ注目の1戦がジャクソン・ホールで行なわれる日、当の相手ジャックは、ファイロが以前トレーニング中に知り合って意気投合したイイ奴だった。2人は賭けに利用されるのではなく、ケンカの相手に申し分のないこの試合に改めて意欲を燃やした。かくて人気のない駐車場で観客を無視してはじまったこの2人の男の死闘は、そのまま大通りへとくり拡げられる。
やがて、町中の人々が集まり、お祭り騒ぎの興奮の渦へと発展するのだった。



ファイロ・ベドーもの第二弾。前作よりさらに「ほのぼの度」が増えています。ウィルソン(ウィリアム・スミス)とファイロ(イーストウッド)のストリート・ファイトは、映画史上に残る手に汗握る名ファイト・シーンです。開巻、タイトルバックの歌はレイ・チャールズとイーストウッドのデュエットで、びっくり。渋い喉を聞かせてくれて、サービスたっぷりの楽しい作品になっています。

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『ダーティファイター』 Every Which Way But Loose (1978・米)
監督/ジェームズ・ファーゴ
脚本/ジェレミー・ジョー・クロンズバーグ
製作/ロバート・デイリー
音楽/スナッフ・ギャレット
撮影/レックスフォード・メッツ
出演/クリント・イーストウッド、ソンドラ・ロック、ジョフリー・ルイス、ビヴァリー・ダンジェロ、ルース・ゴードン、ウォルター・バーンズ、ロイ・ジェンソン、ジョージ・チャンドラー、ジェームズ・マクイーチン、ウィリアム・オコンネル、ジョン・クエイド、ダン・ヴァディス、グレゴリー・ウォルコット、ハンク・ウォーデン

無敵の男が突っ走る、アメリカ縦断5,000キロのケンカ道


ファイロ・ベドー(クリント・イーストウッド)は長距離トラックの運転手。ビールとカントリー・ミュージックが好きで、その上ケンカをやらせたら右に出るものがない「ストリートファイトのプロ」だった。仕事を終えてロスに戻って来たファイロは、早速近くの酒場で強そうな男を相手に軽くKOする。
翌日のケンカ・マッチの準備運動を済ませた彼は母親(ルース・ゴードン)とオービル(ジョフリー・ルイス)、相棒のオランウータン・クライドの待つ家へ戻っていった。翌日、賭けファイトでみごと勝利を飾ったファイロは、オービルとクライドと三人で祝杯をあげるために馴染みのバーへ行き、そこで歌っているリン(ソンドラ・ロック)に会った。彼女は歌い終わると、ファイロのところにやって来てビールをねだった。ケンカに明け暮れそんな経験のないファイロはたちまちリンに惚れてしまった。その日から毎日彼女のステージの終わるのを待って送っていったファイロは、彼女にちょっかいをだしたチンピラを叩きのめしたが、彼は暴走族「毒グモ団」のメンバーで、団総出でファイロを追いかけ回す。
そんなある日、リンがカントリー・ウェスタンのスターを目ざして旅立ってしまった。茫然としたファイロはショックからこともあろうにロサンゼルス市警の警官を叩きのめしてしまう。ファイロとオービル、クライドはリンの後を追うと、仕返しを企む警官もファイロを追った。
[ネタバレ反転]
途中オービルが拾った娘エコー(ビバリー・ダンジェロ)を加えて旅を続けるファイロたちは、行く先々でオービルがプロモートした賭けケンカに連戦連勝し、旅の資金を稼いでいった。暴走族や警官の襲撃を撃退したファイロだったが、ようやく捜しあてたリンは追いかけて来たファイロをなじる。彼女には養う恋人がいたのだ。
翌日の賭けファイト相手は炭坑夫だった。実力の差は明らかだったが、仲間の声援に死にもの狂いで向かってくるその男に、何か自分の未来の姿を見たようでむなしくなったファイロはわざと負けた。
翌日、自分の家に向かうファイロの気持ちは晴れやかだった。




気軽に見られる「労働者活躍もの」映画です。昔の日本映画のプログラム・ピクチャーのように、向こうはいろんな層向けの映画があるのです。ベタベタな笑いで、演出も映像も安っぽいドライブイン・シアター用とでも言いますか。ストーリーはその場その場のユーモア重視で散漫ですが、それでもとことん娯楽を追求した楽しい作品。毒舌肝っ玉おばあちゃんのルース・ゴードンや「毒グモ団」のオバカな面々、オラウータン君とイーストウッドのバディ振りなんかのキャラの立ち具合は、もう最高です。

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『リディック』 The Chronicles of Riddick (2004・米)
監督/デヴィッド・トゥーヒー
脚本/デヴィッド・トゥーヒー
原作・キャラクター創造/ジム・ウィート、ケン・ウィート
製作/ヴィン・ディーゼル、スコット・クルーフ
製作総指揮/テッド・フィールド、デヴィッド・ウォマーク、ジョージ・ザック
音楽/グレーム・レヴェル
撮影/ヒュー・ジョンソン
編集/マーティン・ハンター、デニス・ヴァークレー
出演/ヴィン・ディーゼル、ジュディ・デンチ、コルム・フィオール、タンディ・ニュートン、ニック・チンランド、カール・アーバン、ライナス・ローチ、アレクサ・ダヴァロス、キース・デヴィッド、ロジャー・R・クロス、クリスティナ・コックス

これが宿命なら、闘うしかない。

宇宙はロード・マーシャル率いるネクロモンガーの狂信的な軍団によって、征服の危機にあった。その頃、氷の惑星でひっそりと暮らしていたお尋ね者のリディックは、トゥームズ率いる賞金稼ぎたちに執拗に追い回されていた。彼らを撃退し、かつて共に捕食生物の惑星から脱出したイマムが住むヘリオン第1惑星に向かったリディック。そこでエーテル状の生命体・エレメンタル族の使者エアリオン(ジュディ・デンチ)と対面。エアリオンは、ロード・マーシャルによって滅ぼされた戦闘民族・フューリアの生き残りがリディックではないかと考え、彼を探していたのだった。



『ピッチブラック』で活躍したキャラクター、「リディック」の第二弾。前作のSFサバイバル・ホラーとは一転、バロック調スペース・オペラとなっています。設定は壮大なんだけど、チャキチャキ進めちゃう語り口で妙に小さくまとまってしまっています。漫画の『コブラ(寺沢武一/作)』風のB級SFとして見ると、すんばらしい出来です。巨大な帝国に挑むチンピラが腕力で勝ち上がる……「少ジャン乗り」? で楽しい作品です。



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『ピッチブラック』と『リディック』の間を繋ぐアニメ作品『リディック アニメーテッド』があります。更に、『リディック』の続編ができるという話がありますね。ちょっと期待してしまいます。

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『ピッチブラック』 The Chronicles of Riddick:Pitch Black (2000・米)
監督/デヴィッド・トゥーヒー
脚本/デヴィッド・トゥーヒー、ジム&ケン・ウィート兄弟
製作総指揮/テッド・フィールド、スコット・クルーフ
製作/トム・エンゲルマン、アンソニー・ウィンレイ
音楽/グレーム・レヴェール
撮影/デヴィッド・エグビー
出演/ヴィン・ディーゼル、ラダ・ミッチェル、コール・ハウザー、キース・デイヴィッド、ルイス・フィッツジェラルド、クローディア・ブラック、ライアナ・グリフィス、ジョン・ムーア、サイモン・バーク

暗闇に何が見える
22年に一度の皆既日食が、光の惑星を恐怖で染める


宇宙定期船が事故を起こし、無人の星に不時着した。乗客の多くは死亡し、生き残ったのは殺人犯リディック(ヴィン・ディーゼル)、彼を護送する刑事ジョンズ(コール・ハウザー)、気弱な副操縦士フライ(ラダ・ミッチェル)、イマム(キース・デイヴィッド)率いる謎めいたイスラム教徒たち、家出少年ジャック、地質学者のジークとシャザ夫婦、それに自分勝手な骨董商のパリス(ルイス・フィッツジェラルド)。
立場上、フライをリーダーとし、彼らは協力してこの砂漠の惑星から脱出の道を探ることになる。だがある時、洞窟を発見したジークが、その中に引きずり込まれて死んでしまう。未知の生命体たちが彼を食べてしまったのだった。その生命体は暗闇に住み、光を浴びると火傷して死ぬ。しかしもうすぐこの惑星に、22年に一度の皆既日食がやってくるのだった。彼らはこの危機を乗り切るため、手術によって夜目がきき、宇宙船の操縦もできるリディックを殺人犯にもかかわらず頼ることになる。
こうして漆黒の闇の中で、凶悪な捕食生命体たちとの血みどろの死闘が始まるのだった。



なかなか企画が日の目を見なかったSFスリラー。低予算ではあるのですが、映像や脚本に様々な工夫がなされており、きちんとキャラも立ってるし、ちゃんとSFしてる良い出来の小品です。登場人物たちの対立などを絡めたサバイバル劇や、次は誰がモンスターの犠牲になるかのサスペンス度もなかなか見せてくれます。ヴィン・ディーゼルの出世作でもあります。後年、続編の『リディック』が製作されました。
紹介した作品は、GEOでレンタルできます。
紹介した作品は、TSUTAYAでレンタルできます。
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