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『バトルガンM-16』 Death Wish 4: The Crackdown (1987・米)
監督/J・リー・トンプソン
脚本/ゲイル・モーガン・ヒックマン
製作/パンチョ・コーナー
製作総指揮/メナハム・ゴーラン、ヨーラン・グローバス
音楽/ポール・マッカラム、ヴァレンタン・マッカラム、ジョン・ビシャラット
出演者/チャールズ・ブロンソン、ケイ・レンツ、ジョン・P・ライアン、ジョージ・ディッカーソン、ペリー・ロペス、スーン・テック・オー、ピーター・シェレイコ、マイク・モロフ、ダン・フェッロ、ダナ・バロン、ジェシー・ダブソン

ロサンゼルス。建築設計士のポール・カージー(チャールズ・ブロンソン)は懇意にしている女性記者カレン(ケイ・レンツ)の娘が麻薬中毒死した事件が発端で、再び謎の自警団員となり麻薬売人に制裁を下した。
その噂を聞きつけた新聞王のホワイト(ジョン・P・ライアン)が二大組織ザカイラスとロメロ兄弟の撲滅を提起し、カージーは対立させて両組織撲滅に成功する。
[ネタバレ反転]
しかしホワイトは、何やら怪しい雲行きを見せはじめる。
ホワイトは実は偽者で、全てはカージーを使って組織のつぶし合いを図り、麻薬市場の独占を図るための罠だったのだ。
誘拐されたカレンを追いホワイトの組織と対決するが、非情にもカレンはカージーの身替わりとなって倒れる。
怒りに燃えたカージーのグレネードランチャーが、偽ホワイトを貫く。




孤高の復讐者ポール・カージー、4度目の登場です。
復讐も結局は殺人には変わりがないという主人公の苦悩の描写、カージーを追いつめる刑事、大掛かりに仕組まれた陰謀など、単純な前作よりは作り込んでいる作品です。
また、カージーの突っ込み所満載の、スパイ映画のような活躍も楽しめます。
でも、このシリーズはブロンソン様をリスペクトするためのもの。
ラストも、黒幕の処刑を目撃した刑事を固まらせてしまったブロンソン様の、シブいダークヒーローぶりを堪能するべし!

次回は、デス・ウィッシュ・シリーズ最終作『狼よさらば 地獄のリベンジャー』です。
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『スーパー・マグナム』 Death Wish3 (1985・米)
監督/マイケル・ウィナー
脚本/マイケル・エドモンズ
製作/マイケル・ウィナー、メナハム・ゴーラン、ヨーラン・グローバス
音楽/ジミー・ペイジ
出演/チャールズ・ブロンソン、デボラ・ラフィン、エド・ローター、ギャヴァン・オハーリヒー、マーティン・バルサム

ロサンゼルスで娘と恋人を失ったポール・カージー(チャールズ・ブロンソン)は、ニューヨークに住む旧友のチャーリーに会いに彼のアパートへ出かけるが、彼はストリートギャングに殺害されていた。カージーは友人殺害の容疑をかけられる。
逮捕され警察へ連行されるが、署長のシュライカー(エド・ローター)は、カージーが謎の自警団員であると見抜き、釈放する代わりにフレイカー(ギャヴァン・オハーリヒー)率いるストリートギャングの粛清を命じる。
[ネタバレ反転]
カージーは弁護士のキャサリン(デボラ・ラフィン)と出会い恋に落ちるが、彼女もまたフレイカーたちに殺される。
一斉蜂起したストリートギャングたちによって街が無法地帯となる中、抵抗する住民たちと共に街の平和を取り戻すため、カージーは最初は重機関銃、次いで『ウィルディ・ピストル475マグナム』を手に戦う。
シュライカー署長と共闘するカージーは、補給に戻った部屋でフレイカーの待ち伏せに遭う。カージーは、隙をついて構えたロケットランチャーで、フレイカーを吹き飛ばす。
リーダーを失ったストリートギャングたちは撤退する。
シュライカー署長に促され、カージーは警察が来る前に消えるのだった。




《TV放映時のオープニングナレーション》
無法が支配するニューヨークの街に、あの男が帰って来た!
ポール・カージー。 12年前、通り魔のようなストリート・ギャングに妻を殺され、娘を犯された……あの時と同じだ。
いや違う! 街のダニ共はもっと凶悪に、傍若無人に街中を荒し回っている!
無力な警察には任せておけない。悪を狩り、正義を行うのに理由はいらない。奴らは俺が処刑する。
脅威の破壊力を秘めた『475ウィルディ・マグナム』が、火を吐く時が来たのだ!
俺が掟だ! 炎の怒りにつつまれて……やっぱり! あいつが帰って来た!




このナレーションがあれば、もう何も言うことはありません。
敢然と立ち上がるカージー! ストリートギャング&バイカー軍団VS重機関銃! 大市街戦! アタマ悪ぅ! 最高! 厨二魂が震えるゼ!

次回は第4作『バトルガン M-16』です。
『ロサンゼルス』 Death Wish II (1982・米)
監督/マイケル・ウィナー
脚本/デヴィッド・エンゲルバック
原案/ブライアン・ガーフィールド
製作/メナヘム・ゴーラン、ヨーラム・グローバス
撮影/リチャード・H・クライン
音楽/ジミー・ペイジ
出演/チャールズ・ブロンソン、ジル・アイアランド、ヴィンセント・ガーディニア、J・D・キャノン、アンソニー・フランシオサ、トーマス・F・ドゥーフィー、ドリュー・スナイダー、ローレンス・フィッシュバーン、ロビン・シャーウッド

あの事件から2年。NYを離れロサンゼルスに移り住んでいたポール・カージーは、KABCのキャスターで恋人のジェリや療養所で快方に向う愛娘キャロルたちと、充実した日々を過ごしていた。
そんなある日、屋外での休日を楽しむポールたちの前にチンピラ一味が出現、そのメンバーの1人を懲らしめたポールだったが、八方に逃げ去る一味によって運転免許証が持ち去られる。
やがて、自宅の住所を探り当てた一味がポールの留守宅を襲撃、メイドの女性を強姦殺害した上にキャロルを連れ去ってしまう。やがて、市警察からキャロルの訃報を聞かされたポールは、犯人一味への「処刑」に乗り出す。
[ネタバレ反転]
銃を持つと、下町のホテルを借り労働者風に変装し夜の街へと出かけていく。
ある夜、犯人の1人を見かけて尾行、追い詰めて射殺した。
昼はKABC新社屋の設計をし、夜は犯人探しの日々が続く。1人、また1人、犯人は血祭りにあげられていった。
謎の自警団出現と世間の評判が高まり、警察は苦慮する。ニューヨークの事件を担当したオチョア警部(ヴィンセント・ガーディニア)が、ロサンゼルスに現われた。
カージーを尾行したオチョアは公園での銃撃にまきこまれる。1人逃がしたと聞いたオチョアは、カージーに「必ずやれ」と言い残して死亡。
残る1人ナーバナ(トーマス・ダフィ)は警察に逮捕され、裁判の結果、精神病院に収容された。
カージーは医者に変装して病院に入り込み、ナーバナを殺す。
一方、ジェリは彼の復讐殺人に気づくと、婚約指輪を置いて去ってゆくのだった。
そして今夜も、街に処刑の銃声が鳴り響く。




前作『狼よさらば』のラスト、司法取引でニューヨークを離れた主人公だが、アメリカ最大の犯罪都市ロサンゼルスで再び怒りの報復を炸裂させます。
ポール・カージー行く所、必ず凄惨な不幸が訪れるというお約束が確立された本作。
不条理な暴力に対する自己防衛行為の正当性に主眼を置いていた前作のメッセージ性は消え、復讐行為にスポットを当てる直球勝負のアクション映画として様変わりしました。
バイオレンス描写は強烈で、主人公がロスの闇に紛れ犯人グループをひとり一人追い詰めていくさまはスタイリッシュ。エンディングの銃声も、ジミー・ペイジの音楽と合わせてショッキングな格好よさです。

次回は全5作のうちの3作目『スーパー・マグナム』です。
『狼よさらば』 Death Wish (1974・米)
監督/マイケル・ウィナー
脚本/ウェンデル・メイズ
原作/ブライアン・ガーフィールド
製作/ハル・ランダース、ボビー・ロバーツ
製作総指揮/ディノ・デ・ラウレンティス
撮影/アーサー・J・オニッツ
音楽/ハービー・ハンコック
出演/チャールズ・ブロンソン、ヴィンセント・ガーディニア、ホープ・ラング、スティーヴン・キーツ、ウィリアム・レッドフィール

建築設計技師ポール・カージーはニューヨークで妻と娘と暮らしていた。娘は間もなく結婚する予定だった。妻と娘が買い物から帰った直後、三人組の強盗が押し入り、金を奪われ娘はレイプされた。警察に通報しようと受話器を手にした妻は殺害される。娘は命は助かったものの事件のショックから精神を病んでしまう。
カージーは社長の配慮で、宅地造成の仕事で西部の田舎に出張、銃好きな不動産屋と仕事をともにする。休日に見学したウエスタンショーは、カージーの心に強い感動を与える。帰り際にプレゼントされた箱を家で開けてみると、中には32口径の拳銃が入っていた。彼はそれを持って夜のニューヨークを歩き回り、強盗を射殺する。部屋に戻り、自分のしでかしたことに耐えきれずに吐く。だが彼はそれを繰り返すうち、いつしか夜の街へ出るのを止められなくなっていた。
[ネタバレ反転]
法律に頼らず自らの手で都会のダニどもを無差別に始末する謎の自警団を、市民は畏怖を込めてヒーローと称えるが、当の本人はヒロイズムに酔ったり、達成感を味わうことはない。ただやめられなくなっていくだけだった。
ある夜、犯罪者を待ち伏せるが反撃にあい、倒れる。
警察病院では、謎の自警団のおかげで犯罪率が低下したため、逮捕はしない。他の街へと出て行ってくれと、司法取引を持ちかけられる。
カージーはニューヨークを離れ、新天地に。
空港で女性が、チンピラの一団に突き倒される。それを助け起こすカージー。あざ笑うチンピラたち。
指で鉄砲を作り、狙いながらにやりと笑うカージー。




犯罪者たちを見つけ次第射殺するのは正義か殺人か? 社会に大きな論題を投げかけた社会派作品。……なのですが、感じるべき本質は、私は別にあると思うのです。
これは壊れてゆく男の姿を描いた作品で、最後のブロンソンのポーズには、薄ら寒くなるべきだと思うのです。ああ、こいつは他でも同じことやる、狩りの快感に取り憑かれた男なんだと。
最初は犯罪の理不尽さに苛まれ、報復の手段を手に入れてからはその鬱憤を晴らし、途中からは復讐は関係なしに犯罪者を【狩る】ことに熱中しだします。
司法取引も、やめるべき理由にはならず免罪符になってしまう。
描かれたのは社会の規制からはみ出し、いつでも暴発できるようになってしまった男の、魂の遍歴なのです。
『暴走機関車』 Runaway Train (1985・米以)
監督/アンドレイ・コンチャロフスキー
脚本/ジョルジェ・ミリチェヴィク、ポール・ジンデル、エドワード・バンカー
原案/黒澤明
製作総指揮/ロバート・A・ゴールドストン
製作/ヨーラン・グローバス、メナハム・ゴーラン
撮影/アラン・ヒューム
音楽/トレヴァー・ジョーンズ
出演/ジョン・ヴォイト、エリック・ロバーツ、レベッカ・デモーネイ、カイル・T・ヘフナー、ジョン・P・ライアン、T・K・カーター、ケネス・マクミラン

アラスカ州の監獄から脱走した囚人マニー(ジョン・ヴォイト)とバック(エリック・ロバーツ)が操車場に停車していた4重連の回送用ディーゼル機関車に隠れて乗り込む事に成功。そして機関車は発車し、彼らには自由が訪れたかのように思えた。
一方、残忍な監獄の所長は、執念深く二人を追う。
機関車の運転士が心臓発作を起こして意識を失い、機関車から転落してしまう。
機関出力が全開のままだった為非常ブレーキも焼き切り、列車は無人の状態で暴走を始めてしまう。速度は上がり続け、側線に退避しようとしている対向する貨物列車に突っ込んで最後尾の緩急車を粉砕してなおも走り続ける。
そして彼らもまたこの異常な事態で自分たちの乗っている機関車に異変が起きていることに気付く。このままでは、最高速度のまま終点に突っ込み誰も助からない……。



ジョン・ヴォイトが、本人の面相が変わるくらいの凶悪犯のメークで熱演。
渾身の演技でエリック・ロバーツと共に、アカデミー賞にノミネートされました。
主人公が持つ、受け入れてもらえなかった社会への渇望と嫉妬。
自身の弱さと虚勢。暴力がなければ生きられなかった人生への、後悔と怨み。
そして犯罪者に非人間的な扱いをする刑務所長への、怒りと憎しみ。
吹雪の雪原を舞台に、怪物のような機関車はすべてを道連れに暴走します。
情けない相棒のおかげで、人間的な心が芽生える人間ドラマが痛々しいです。
絶望感と、だからこその反逆心が吼える映画です。
『狼よ落日を斬れ 風雲篇・激情篇・怒濤篇』 (1974・松竹)
監督/三隅研次
脚本/国弘威雄、三隅研次
原作/池波正太郎 『その男』
製作/三嶋与四治
制作補/猪股尭、小林久三
撮影/小杉正雄
音楽/伊福部昭
出演/高橋英樹、緒形拳、近藤正臣、西郷輝彦、田村高廣、佐野浅夫、松坂慶子、太地喜和子、峰岸徹、藤岡重慶、辰巳柳太郎

杉虎之助(高橋英樹)は旗本の家に生まれたが、病弱な身と継母のいじめに世をはかなみ、大川に身を投げた。それを旅の剣豪・池本茂兵衛(田村高廣)に助けられた。
彼を師とも父とも仰ぎ、ともに旅をしながら剣の腕を磨いた風雪の日々。
一足先に江戸に居を構えた虎之助は、心形刀流の道場主・伊庭八郎(近藤正臣)と知り合い友情を結ぶ。
ある日、師匠から礼子(松坂慶子)という侍姿の女性を送って京へ来いとの知らせを受ける。道中、薩摩の一隊に襲われるが、虎之助は撃退する。
京では、京都見廻組に参加し上洛した伊庭八郎と再会し、ふとした縁で新選組の沖田総司(西郷輝彦)、薩摩藩の「人斬り」と呼ばれた中村半次郎(緒形拳)と知己を得て酒を酌み交わす。
幕府側と討幕派が入り乱れ暗闘する京で、虎之助は師である池本から「わしは幕府に殉じる。しかしお前は生きろ。新しい時代のために生き抜け」と江戸へ帰るように諭される。
[ネタバレ反転]
実は池本茂兵衛と礼子は討幕派を追う、幕府密偵だった。
罠にかかり、薩摩の暗殺団に殲滅される密偵たち。
危機を察知した虎之助と礼子は急ぐが、一足遅く茂兵衛は凶刃に倒れる。
「仇は探すな」という師の今際の際の遺言で、夫婦として江戸に戻り静かに次の時代を待つ二人。
鳥羽伏見では、討幕軍と幕府軍が激突。幕府軍の惨敗に終わる。
京都を逃れる伊庭八郎、沖田総司。意気揚々と、官軍として東海道を下る中村半次郎。
礼子は、その美貌に目を付けた薩摩兵(藤岡重慶)に襲われ、一太刀浴びせるが斬られ息を引き取る。
怒りに燃えた虎之助は薩摩兵たちを殲滅する。
一方、沖田総司は病に倒れ、伊庭八郎は彰義隊、五稜郭と転戦し散って行った。
時は過ぎて明治。刀をハサミにかえた虎之助は、東京で床屋を営んでいた。
再会する杉虎之助と、中村半次郎=桐野利明。あらためて友情が育まれるが、西郷隆盛(辰巳柳太郎)が征韓論を巡り下野。一緒に半次郎も九州へ帰ることに。
ある日、客の軍人から聞いた話で、師である池本茂兵衛を斬ったのが、半次郎と知る。
箪笥から刀を出し、九州の半次郎を訪ねる虎之助。
対決する二人。互いのすべてをかけた斬り合い。つばぜり合いののち、虎之助の刀が半次郎の刀をはね上げ、地に刺さる二本の刀。
「仇は探すなという師匠の言葉がやっと分かった。あんたが師匠を殺したんじゃない、時代が変わるときの何か大きな力が、師匠や西郷さん、伊庭さんたちを殺したんだ。俺は東京へ帰るよ。あんたの東京進撃も、止められそうにないね」
「おはん、よか男じゃ」と笑い合う虎之助と半次郎。
歩き出す虎之助に、地から刀を抜く半次郎。
「わすれものじゃぁ」
「それは捨てたんだ」
しばらくして、東京の街に号外が。
「薩摩の戦争が終わったよ〜」
西郷隆盛、自刃。桐野利明、戦死。
虎之助の手から離れた号外は、風にのり河へ落ちる。
しっかりと前を向いて歩く虎之助の姿は、雑踏へ消えた。
時代は喜びも哀しみも呑み込み、河の流れのようにすべてを押し流していった。




激動の幕末維新を舞台に、血みどろで生きぬいた剣客、英雄たちの淒絶な人生のうねりを描いた巨編。故・三隅研次監督が最後に撮った劇場作品です。
池波正太郎の時代小説『その男』と『人斬り半次郎』をミックスし、高橋英樹&緒形拳という夢の共演が実現した超大作です。
浪人の杉虎之助、薩摩の中村半次郎、新撰組の沖田総司、京都見廻組の伊庭八郎。激動の時代を駆け抜けた、立場の違う男達の友情と数奇な運命が描かれ、心揺さぶられます。
この四人が京都の料亭で夜更けまで飲みあかすシーンは、やがて来る混迷の嵐の前の静けさで、輝きを放っています。
長大な原作ゆえに展開にダイジェスト的な省略が目立ちますが、見所はなんといっても、その凄まじい剣戟シーン。緊張感に満ちたダイナミックな斬り合いは、手に汗握ること請け合いです。
『アウトロー』 The Outlaw Josey Wales (1976・米)
監督/クリント・イーストウッド
脚本/フィリップ・カウフマン、ソニア・シャーナス
原作/フォレスト・カーター
製作/ロバート・デイリー
製作総指揮/ジェームズ・ファーゴ、ジョン・G・ウィルソン
撮影/ブルース・サーティース
音楽/ジェリー・フィールディング
出演/クリント・イーストウッド、サム・ボトムズ、チーフ・ダン・ジョージ、ソンドラ・ロック、ビル・マッキーニー、ジョン・ヴァーノン、ポーラ・トルーマン、ジェラルディン・キームス、ウィル・サンプソン、マット・クラーク、ウッドロー・パーフリー、ウィリアム・オコンネル、チャールズ・タイナー、ジョン・クエイド、カイル・イーストウッド

1860年代、南北戦争中のミズーリ州。
北軍ゲリラ『レッド・レッグス』が、農夫ジョージー・ウェールズ(クリント・イーストウッド)の妻と息子を殺し、テリル(ビル・マッキニー)の剣で重傷を負ったジョージーを残して立ち去った。
ジョージーは北軍士官となったテリル大尉への復讐のため、ウィリアム・"ブラッディ・ビル"・アンダーソン率いるミズーリのゲリラと共に北軍と戦い、速撃ちの復讐鬼として知られるようになる。
やがて戦争は終わり、リーダーであるフレッチャー(ジョン・ヴァーノン)の説得で部隊のほとんどは投降する。
北軍に投降したフレッチャー達だったが、正規軍を指揮するジャイムズ・レイン上院議員が、テリルの率いる『レッド・レッグス』と手を組んでいることをウェールズは知る。
フレッチャーは、ウェールズだけが降伏していないことを、上院議員とテリルに告げる。それを知った上院議員は、テリルにウェールズを捜し出すよう命じて、フレッチャーもそれに加担させられそうになるが、彼はそれを断った。
投降した者達を、正当に扱うと約束していた北軍だったが、彼らはフレッチャーの目の前で仲間を虐殺しようとする。そこにウェールズが現れ、北軍の兵士を殺して仲間達を助けようとするが、ジェイミー(サム・ボトムズ)以外は皆殺しにされる。
フレッチャーが裏切ったと思い込んだウェールズは、傷を負ったジェイミーを連れてその場を逃れる。自分も復讐の対象になったと悟ったフレッチャーは、もはや殺すしかないと考える。
[ネタバレ反転]
旅人(ウッドロー・パーフリー)らと共に渡し舟で川を渡ったウェールズらだったが、フレッチャーとテリルが対岸に現れる。船頭シム(ウィリアム・オコンネル)が、時間を稼ぐと言ったものの、彼が裏切ると察したウェールズは、フレッチャーらの乗る渡し舟のロープを銃撃し、その場から立ち去る。
その後、賞金稼ぎに襲われたウェールズだったが、傷の手当てをして休んでいたジェイミーの助けで、相手を倒して先を急ぐ。やがて弱っていたジェイミーは息を引き取り、ウェールズは、彼の遺体を囮にして敵陣から逃れる。
ウェールズは、先住民居留地でローン・ワイティ(チーフ・ダン・ジョージ)というチェロキー族の老人に出会う。途中、ズーキー・リマー(チャールズ・タイナー)の交易所で、ウェールズは、自分の賞金を狙う流れ者を殺して馬を奪う。虐待されていた、先住民のリトル・ムーンライト(ジェラルディン・キームス)を助けたウェールズは、彼女も旅に同行させる。
ウェールズに追いついたワイティは、彼にメキシコに向かうことを提案する。
ある町にたどり着いたウェールズらは、そこに『レッド・レッグス』一味がいることを知る。また、息子の牧場に向かおうとするローラ・リー(ソンドラ・ロック)と祖母サラ(ポーラ・トルーマン)を見かけたウェールズは、お尋ね者になっている自分を、大勢の者達が狙っていることを耳にする。ウェールズは、運悪く通りで渡し舟の旅人に出くわしてしまい、自分の正体を知った北軍兵を殺し、ワイティと共に逃亡する。
テキサス入りしたウェールズとワイティだったが、その頃、町に着いたフレッチャーは、賞金稼ぎたちに北に行くと見せかけて南西に向かう。追っ手が近づくことに気づいたウェールズらは、砂漠に彼らを誘い出す。しかし、それは後を追って来たリトル・ムーンライトだった。
コマンチの居留地にたどり着いたウェールズらは、町で見かけたローラ達の移民を襲う、部族に武器などを密売するコマンチェロの集団を目撃する。男達は、ローラを見つけて暴行しようとするが、リーダー(ジョン・クエイド)が、彼女が商品になると言ってそれを制止する。偵察していたワイティが、コマンチェロに気づかれて捕らえられてしまい、その場に現れたウェールズは、容赦なく相手を皆殺しにして、ワイティらを救い出す。
ローラ達が向かおうとする牧場に近い町、荒廃したサント・リオに着いたウェールズは、酒もないという酒場の主人のケリー(マット・クラーク)らに、ウィスキーを振舞う。現れた賞金稼ぎを倒したウェールズは、大所帯になった一行を引き連れて、ローラ達の目的地の牧場にたどり着く。
ワイティは、この地で暮らすことをウェールズに勧めるが、フレッチャーらを始末しない限り、平穏が訪れないことを彼は悟っていた。
町に向ったワイティが、コマンチの族長テン・ベアーズ(ウィル・サンプソン)に襲われ、翌朝には、彼らが攻めてくることをウェールズに伝える。ウェールズはテン・ベアーズの元に向かい、2人は互いを理解して男の誓いを交わす。
その間、ローラはウェールズに心を寄せるようになり、そして2人は結ばれる。
やがて、フレッチャーとテリルが報せを受けて町に現れる。翌朝ウェールズは、ワイティに別れを告げて旅立とうとするが、テリルらに牧場を襲撃され、全員でそれに対抗し、一味を倒す。
ウェールズは傷を負うが、逃亡したテリルを町で追い詰め、妻子の仇を討つ。町には、ウェールズを捜す州警備隊員とフレッチャーがいたが、ケリーら町の住民は、ウェールズが殺されたという供述書にサインする。
フレッチャーは、ウェールズは生きているだろうと言い、メキシコにでも探しに行くと告げる。「ウェールズに会ったら、彼に借りがあるので先に拳銃を抜かせる」と、フレッチャーはウェールズに伝え、町を去る。
そしてウェールズは、ローラの待つ牧場へ帰るのだった。




クリント・イーストウッドの5本目の監督作で、作りはゴリゴリと荒いけど、叙事詩的な雰囲気を持った不思議な作品です。
普通の農夫が家族を惨殺され、復讐の鬼になる。仲間も殺されたった独りで追われることになり、地獄の逃避行かと思いきや、さにあらず。本人曰く“文明化された”老インディアン、交易所で虐待されていたインディアンの娘、どこからともなくやって来た野良犬なんて面々が加わり、なんだか妙に賑やかな旅に。あげくは、ジョージーに向かって説教をタレる頑固ばあさんとその孫娘まで一緒になって、すっかり大所帯になってしまいます。
そんな過程を「やれやれだぜ」と横目で見ながらまんざらでも無さそうなジョージー。
ばあさんの戦死した息子が住んでいた農場へと着いた一行は、安住の地と喜びます。
最初は皆から離れていたジョージーも、だんだん昔を思い出したのか、一緒に働くように。
そう、この映画は家族を殺されて復讐の鬼になった男が、再び家族を得て少しずつ人間性を取り戻していく姿を描いた物語なのです。
でも、楽しいことばかりでもありません。ばあさんの息子は『レッド・レッグス』だったそうで、その息子をばあさんは誇りに思っています。『レッド・レッグス』に妻子を殺されたジョージーは何も言いません。その心中は、いかばかりか。
単純なアクションではなく、人間ドラマの部分がクローズアップされ、一種のロード・ムービーとしても傑作に仕上がっています。

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『超人ハルク』 The Incredible Hulk (1977─1982・米)全82話
製作総指揮/ケネス・ジョンソン
音楽/ジョー・ハーネル
監督/ジョセフ・ベブニー、フランク・オルサッティ他
出演/ビル・ビクスビー、ルー・フェリグノ、ジャック・コルビン

《第一話》
科学者デビッド・バナー博士は、ドライブ中に起きた自動車事故で、妻ローラを失った。
人間は非常時に潜在能力(いわゆる火事場の馬鹿力)を発揮することがあるが、デビッドにはそれが起きず、炎上する車から彼女を救出できなかったのだ。それ以来彼は、共同研究者のエレーナ・マークス博士と共に、潜在能力の研究に没頭していた。
[ネタバレ反転]
やがてデビッドは、潜在能力を引き出すためにガンマ線を使うことを思いつき、自らの身体に照射する。しかし、出力量が改造されていたことを知らず、誤って大量に浴びてしまう。その結果、DNAに変調をきたした彼は、激怒すると細胞が異常活性化し、緑色の原始人のような大男に変身する体質となってしまった。暴れ回ったあと元に戻ったとき、変身していた間の記憶は残らなかった。
一方、ナショナル・レジスター紙の記者ジャック・マクギーは、デビッドの研究に興味を抱いて身辺を嗅ぎ回っていた。マクギーがデビッドの研究所に忍び込んだとき、爆発事故が起きる。瓦礫の下敷きとなったエレーナを助けようとしたデビッドは、無力な自分に激怒し、変身した。マクギーは、大男がエレーナを抱えて外に飛び出るのを目撃する。
エレーナは負傷のため死亡する直前、変身していて理解できないであろうデビッドに愛を告白する。そして変身していても、デビッドの心を失ってはいないのだと話し息絶えた。
森には、大男の咆哮がこだました。
研究所は崩壊し、デビッドもまた死亡したものとされた。
マクギーは、大男が二人を殺したのだと思いこみ、「ハルク」と名づけてその行方を追跡することを決意する。
生きたまま墓を建てられたデビッドは、人知れずエレーナの墓を訪れ話しかける。
「君を愛していた。君は知らなかっただろうけど……」
自分の身体を元に戻すか、変身を抑制する方法を見つけるため、ハルクを探し求めるマクギーから逃れながら、デビッドは当てのない旅を続けることになる。




『ジキルとハイド』というスリラーの骨子に、『逃亡者』の〈逃亡する主人公と執拗な追跡者〉というサスペンス性を盛り込んだ作品づくりが成功しています。
昨今の派手なドラマと比べると、ものすごく地味な作品です。そこがい〜んです!
変身ヒーローものを原作に持ちながらアクションに主眼をおくのではなく、怪物に変身するようになってしまった主人公の苦悩と孤独が描かれています。
訪れた町で、仕事を探すデビッド。しかし身元を隠し、学歴さえも示せないため単純労働しか選べない。そんな慎ましい生活の中で、様々な人間模様が描かれます。でも結局、トラブルに巻き込まれて最後には変身することになってしまい、またヒッチハイクをしながら寂しい道を歩いていく。毎回その映像にかぶる、ラストの悲しげなピアノの曲が、心に沁みます。



DVDはセレクションのうえ字幕なので、全話出してほし〜! 
米では出てるんですよ。でも英語のみ。
第一話ともう一話入っている『TVパイロット』は新録で吹き替えが入っています。
何故、TVの有川博さんを変えたのだ!(怒)




本放送終了後、スペシャルで3作作られています。


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『超人ハルク リターンズ』 The Incredible Hulk Returns (1988)
制作総指揮/ニコラス・コリア、ビル・ビクスビー
脚本・監督/ニコラス・コリア

ハルクとマイティ・ソーの共闘。有川さんで吹き替え収録。

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『超人ハルク 敵か?味方か?テアデビル』 The Trial of the Incredible Hulk (1989)
制作総指揮/ジェラルド・ディペゴ
制作/ビル・ビクスビー、ロバート・ユーイング、ヒュー・スペンサー・フィリップス
脚本/ジェラルド・ディペゴ
監督/ビル・ビクスビー

ハルクとデアデビルの共闘。なぜ日本版ではテアデビルになっている? 有川さんで吹き替え収録。

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『超人ハルク/最後の闘い』 The Death of the Incredible Hulk (1990)
制作/ビル・ビクスビー、ロバート・ユーイング、ヒュー・スペンサー・フィリップス
脚本/ジェラルド・ディペゴ
監督/ビル・ビクスビー

ハルクの終焉。きっちり終わります。残念、字幕のみです。
『大陸横断超特急』 Silver Streak (1976・米)
監督/アーサー・ヒラー
脚本/コリン・ヒギンズ
製作/エドワード・K・ミルキス、トーマス・L・ミラー
製作総指揮/フランク・ヤブランス、マーティン・ランソホフ
撮影/デイヴィッド・M・ウォルシュ
音楽/ヘンリー・マンシーニ
出演/ジーン・ワイルダー、ジル・クレイバーグ、リチャード・プライヤー、ネッド・ビーティ、パトリック・マクグーハン、リチャード・キール、レイ・ウォルストン、クリフトン・ジェームズ

出版業者ジョージ・コールドウェル(ジーン・ワイルダー)は、ロサンゼルスからシカゴ行きの特急列車『シルバー・ストリーク』の寝台車に乗る。隣のコンパートメントの、美術史家シュライナー教授の美人秘書ヒリー・バーンズ(ジル・クレイバーグ)と知り合った。食堂車では薬のセールスマンのボブ・スイート(ネッド・ビーティ)と仲良くなる。
ヒリーとよろしくやっている最中、逆吊りの男の死体が窓の外にあるのをジョージは見た。それが教授に似ていると彼女に言っても、相手にしてもらえない。あげく、教授の部屋には無事な教授がいた。
[ネタバレ反転]
真実は、黒い噂のある男ロジャー・デヴロー(パトリック・マクグーハン)一味が教授を殺害し、よく似た部下を教授に変装させていたのだ。レンブラントの偽作を最近美術館に売りつけたので、それを教授に見破られるのを恐れたためであった。
また、スイートはデヴロー一味を追うFBI捜査官で、偽作という証拠の教授の手紙を持っていた。だが、この手紙もスイートが殺され、ジョージの手元に入り、彼は一味に追われるはめに陥いる。追ってくるロジャーの部下をなんとか倒したが、ジョージは列車から落ちてしまう。
線路を歩き農場へたどりつくと、気のいい農場主のおばちゃんに複葉機で列車を追ってもらい、再び乗り込む。
今度はロジャーとの手紙争奪合戦。手紙をヒリーに渡すも、今度はピンチで列車より脱出。警察へ行くも信じてもらえず、保安官は身元照会の電話のあとジョージを逮捕しようとする。何故かジョージに手配がまわっていたのだ。
逃げ出しパトカーを奪ったが、中にはこそ泥グローヴァー(リチャード・プライヤー)が拘束されていた。意気投合した二人は、途中で車を乗り換え列車を追う。
乗り込んだ二人はあと一歩でヒリーを救出しそこない、またもや列車から脱出。そこでFBIに拘束される。実はFBIは、ジョージを保護しようとしていたのだ。
FBIは点検と偽って、列車を停止させる。乗客は全員おろされたが、シカゴ手前で逃げる計画のデヴローは、ヒリーを人質に列車を発車させた。列車に乗り込むジョージとグローヴァー。目的はもちろんヒリー救出だ。
デヴローは機関車に乗り込み、運転手を射殺。列車のアクセルに工具箱を乗せ、銃撃戦の間も走るようにした。
FBIのヘリとの激しい撃ち合いの末、デヴローたちは死んでいった。しかし、運転手のいない列車は停まらない。間一髪で客車を切り離すジョージたち。
列車はそのまま、猛スピードでシカゴ駅に突っ込んで行くのだった。




『ヒチコック風サスペンス』+『ブレイク・エドワーズ風ギャグ』=アーサー・ヒラーが味付け。
しかし、この映画の本当の魅力は、テレビ放映版にあるのです。ジーン・ワイルダーの「吹き替え」を故・広川太一郎御大がやった瞬間、この映画の面白さは数段あがったのですよ。
「まただもの〜」「これで3度目だもの〜」の叫びと共に列車から放り出されるジーン・ワイルダーに、大爆笑!
途中のオリヴァー・チョンシー保安官との頓珍漢なやり取りは、掛け合い漫才のよう。
事件の説明のあげく、……「レンブラントが教授を殺したのか?」「レンブラントは故人です!」「なら、死人は4人じゃないか!」。
この保安官を演じたクリフトン・ジェームズは、『007 死ぬのは奴らだ』『007 黄金銃を持つ男』でも同じような南部の頓珍漢なペッパー保安官を演っていて、名前は違うが同じ保安官なのではないかと思うほどです。
芸達者達の「吹き替え」で、字幕という文字制限で情報が少ない省略よりも圧倒的に解り易く、テンポがよく面白く、魅力が何倍にも高まる。
この作品こそ、『吹き替え版』で観てナンボの映画なのです。

※DVDに収録されているのは『TV放映吹き替え版』なので、放映時にカットされた部分は字幕対応となっています。
『地球最後の男』 THE LAST MAN ON EARTH (1964・米伊)
監督/シドニー・サルコウ、ウバルド・ラゴーナ
製作/ロバート・L・リッパート
製作総指揮/サミュエル・Z・アーコフ
原作/リチャード・マシスン『地球最後の男』
脚本/ウィリアム・レイセスター、フリオ・M・メノッティ
撮影/フランコ・デリ・コリ
音楽/ポール・ソーテル、バート・シェフター
出演/ヴィンセント・プライス、エマ・ダニエリ、ジャコモ・ロッシ=スチュアート、クリスティ・コートランド、フランカ・ベットーヤ

1970年代、人間を死に追いやった後に吸血鬼として甦らせる『吸血ウイルス』が世界中に蔓延した。地球は、伝説の怪物とされていた『吸血鬼』で埋め尽くされた。
人類が滅びる中、最後にただ一人生き残った男ロバート・ネヴィルは、夜な夜な自分の家の周囲に集まり、獣のように騒ぎ立てる『吸血鬼』たちと孤独感に苦しみながら生きていた。
昼間は隠れ眠る吸血鬼たちを狩り出して杭を打ち込みながら、生活必需品の確保と吸血鬼退治の方法を研究し続けるのだった。
そんなある日、ネヴィルは太陽の下で活動する女性を発見し、自宅に引きずり込む。
ルースと名乗る女はこの場所から逃げるように告げて姿を消すが、ネヴィルは愛する家族の思い出の眠る自宅に留まり続ける。
[ネタバレ反転]
そしてある夜、暴走族のような集団がネヴィルの家を襲撃した。
周囲に集まっていた吸血鬼たちを殺戮し、抵抗するネヴィルを痛めつけて連行する。
彼らは、吸血ウイルスに冒されながらも理性が残り、新たな秩序を形成した「新人類」たちだった。ネヴィルは彼らに裁判にかけられ、死刑を宣告される。
そこでネヴィルは驚愕の事実に気づく。今では『自分(I am)』こそが、「人々」が寝静まった頃に街を徘徊し、「人々」を殺戮してまわる『伝説の怪物(Legend)』であるということを。




リチャード・マシスンの原作小説を元にした最初の映像化作品で、後のリメイク版2作よりも原作に近いです。
開巻早々、荒廃した世界が写り、主人公がルーティンワークの如く、吸血鬼狩りをしている様子が描かれます。絶望と諦念が漂う虚しい日々がよく描写され、主人公の虚無感が強く伝わってきます。
夜毎主人公の家の前にノロノロと集まる吸血鬼たちの姿は、ロメロの『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』のゾンビの描写の元ネタといわれていますね。
ラストは、リメイク作の「伝説」とは180度異なる「伝説の男」の最期です。これこそが、原作の根幹をなす価値観の逆転なのです。
紹介した作品は、GEOでレンタルできます。
紹介した作品は、TSUTAYAでレンタルできます。
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