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Category : 特撮
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『恐竜100万年』 One Million Years B.C. (1966・英/米)
監督/ドン・チャフィ
脚本/ミッケル・ノバック、ジョージ・ベイカー、ジョセフ・フリッカート
製作/マイケル・カレラス
特殊視覚効果/レイ・ハリーハウゼン
特殊効果/ジョージ・ブラックウェル
音楽/マリオ・ナシンベーネ
撮影/ウィルキー・クーパー
編集/トム・シンプソン
出演/ラクエル・ウェルチ、ジョン・リチャードソン、パーシー・ハーバート、ロバート・ブラウン、マルティーヌ・ベズウィック

これが本物の恐竜だ! 大地を引き裂く火柱が天を焦す恐怖の世紀!
喰うか喰われるか、原始大怪獣と人類の大血戦!

人がまだ言葉を持たない原始時代。アクホバ(ロバート・ブラウン)を族長とする穴居部族のひとり、アクホバの次男トマク(ジョン・リチャードソン)は食料の配分をめぐる争いから、部族を追い出され、荒野に旅立った。
歩き回る恐竜や巨大トカゲ、猿人におびえながらトマクは火山礫の砂漠をあてどもなく放浪の末、海岸にたどり着き、穴居部族より進んだ文化を持つ部族のシェル族と出会う。命がけで大海亀アーケロンを撃退し、村を襲ったアロサウルスを倒したことからトマクはシェル族に迎えられた。
だが、武器をめぐり争いを起こしてしまい、トマクは責任を感じて村を出る。しかし彼を慕う若い美しい女ロアナ(ラクエル・ウェルチ)が後を追ってきた。ロアナを連れて穴居部族に帰ったトマクは、アクホバを殺して族長になっていた兄サカナ(パーシー・ハーバート)に攻撃され、戦って勝利し、新たな族長となる。そんな中、ロアナは女たちと水辺で戯れているうち、プテラノドンにさらわれてしまった。
[ネタバレ反転]
ようやく逃げて帰ってきた彼女を見たシェル族の男たちはトマクの所に向かい、トマクに復讐しようとするサカナたちと戦う。だが、その最中に火山が大噴火を起こし、すべては溶岩と灰に飲み込まれてしまった。生き残りのわずかな人々を率いて、トマクとロアナは旅を始めるのだった。



『ジュラシック・パーク』が登場するまで、決して見たことのない「恐竜」をあたかも生きているかの如くスクリーン上に再現させたという意味では最高峰の位置にあった、特撮怪獣映画。1940年の映画『紀元前百万年』をリメイクした、ハマー・フィルム制作の作品です。円熟期を迎えた特撮の神様レイ・ハリーハウゼンの手による古生物たちは、そのクオリティと多彩さや演出の妙において、現代の目で観ても大変に魅力的です。劇中に登場する生物はブロントサウルス、アロサウルス、トリケラトプス、ケラトサウルス、プテラノドン、エウディモルフォドン、アーケロン、巨大イグアナ、大グモ、猿人などなどで、恐竜特撮の妙を堪能できます。まあ、巨大イグアナはそのまま合成しただけで、これはご愛敬。もうひとつの堪能どころは、恐竜たちに追い回されるラクウェル・ウェルチの豊満で肉感的な姿態ですよ。昔はよくTVで放映されたものです。ストーリーは、ハッキリ言ってどうでもよろしいもの。科学的常識を完全に無視し、恐竜が生息した時代にエロい原始人女性が大挙して登場するトテモ元気のいい作品です。これはパラレルワールドの原始時代か、または遥か未来の文明が滅びたあとの、もう一度原始からの再出発と見るべきか……。
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『キング・コング』 King Kong (2005・米新)
監督/ピーター・ジャクソン
脚本/フラン・ウォルシュ、フィリッパ・ボウエン、ピーター・ジャクソン
原案/メリアン・C・クーパー、エドガー・ウォレス
製作/ジャン・ブレンキン、キャロリン・カニンガム、フラン・ウォルシュ、ピーター・ジャクソン
撮影/アンドリュー・レスニー
美術/グラント・メイジャー
音楽/ジェームズ・ニュートン・ハワード
編集/ジェイミー・セルカーク
SFX・VFX・特撮/リチャード・テイラー
出演/ナオミ・ワッツ、ジャック・ブラック、エイドリアン・ブロディ、アンディ・サーキス、ジェイミー・ベル、コリン・ハンクス、カイル・チャンドラー、トーマス・クレッチマン、エヴァン・パーク

最新鋭の視覚効果で、あの名作をリメイク!
世紀のスペクタクル・アドベンチャーが映画史を塗り替える!


1933年、大恐慌時代のニューヨーク。売れない女優のアン・ダロウ(ナオミ・ワッツ)は芝居小屋が突然閉鎖になり路頭に迷う。そんな彼女を救ったのは、出資者から見離された映画監督カール・デナム(ジャック・ブラック)。彼は幻の島へ行って冒険映画を撮ることに賭けていた。最初は彼の誘いに抵抗を感じたアンだが、脚本が憧れのジャック・ドリスコル(エイドリアン・ブロディ)のものだと知り、承諾。こうしてデナムは、助手のプレストン(コリン・ハンクス)に命じ、主演男優のブルース・バクスター(カイル・チャンドラー)らスタッフと機材を3時間足らずで船に乗せ、急いで大西洋へと出航していった。唯一、本当の目的地をデナムから聞いていたエングルホーン船長(トーマス・クレッチマン)は、危険を承知で南インド洋の海域に近づいていく。そしてデナムが探し求めていた髑髏島に辿り着いた。
上陸したクルーは、原住民たちの攻撃に遭って数名が命を落とす。まもなく彼らにアンがさらわれ、巨大な野獣、キング・コング(アンディ・サーキス)がアンを奪い去る。アンを追ってジャングルの奥地に進むクルーだが、恐竜や未知の生物に襲われ、次々と命を落としていく。一方、アンはコングと心を通わせるようになっていた。やがてジャックが、アンを連れ戻すことに成功。怒ったコングを、デナムは生け捕りにしてしまう。
[ネタバレ反転]
数か月後、コングはブロードウェイで人間たちの見世物にされていた。その最中に怒り出したコングは、拘束具を破壊してニューヨークで暴れ出す。街がパニックに陥る中、コングはアンを優しく捕まえて、エンパイアステートビルの頂上に登っていく。だが機銃掃射を全身に浴びて力尽き、落下。そして頂上に残されたアンのもとに、追い掛けてきたジャックが登ってくるのだった。



1976年版とは違い、時代設定をオリジナルと同年に設定しているのが良いですね。驚異への好奇心が旺盛な時代でこそ、冒険は輝くのです。ただ、オリジナルではコングをあくまで凶暴な野獣として描いていましたが、コングとアン・ダロウの関係は1976年版を踏襲して一大悲劇としているのがマイナス点。オリジナル版が製作された大恐慌時代は、単純な科学礼賛による進出意識があり、それによる文明化(征服)という価値観がありました。コングはそれに反逆し破れて行く大自然のメタファーなのです。自然は厳しい弱肉強食の環境でもあります。ぬるい自然保護意識で擬人化したりして「保護しててあげましょうね」で対峙して良いものではありません。

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『マイティ・ジョー』 Mighty Joe Young (1998・米)
監督/ロン・アンダーウッド
脚本/メリアン・C・クーパー(オリジナル)、ルース・ローズ(オリジナル)、マーク・ローゼンタール、ローレンス・コナー
製作/テッド・ハートリー、トム・ジェイコブソン
製作総指揮/ゲイル・カッツ
音楽/ジェームズ・ホーナー
撮影/ドナルド・ピーターマン、オリヴァー・ウッド
編集/ポール・ハーシュ
特殊メイク/リック・ベイカー
出演/シャーリーズ・セロン、ビル・パクストン、レード・セルベッジア、ピーター・ファース、デイヴィッド・ペイマー、レジーナ・キング、ナヴィーン・アンドリュース、ローレンス・プレスマン、リンダ・パール、ミカ・ブーレム

アフリカ奥地の小さな村。ジル(ミカ・ブーレム)は母親の動物学者ルース(リンダ・パール)が密猟者に殺された後、彼女が身を挺して守ったゴリラのジョーと姉弟のように育った。事件以来12年、ジル(シャリーズ・セロン)は美しい女性に成長し、ジョーは体長5メートルの巨体となり、村の守護神として崇められる存在となっていた。そんなジョーに再び密猟者の魔の手がのびる。ジルは村に来たアメリカの動物学者グレッグ(ビル・パクストン)に説得され、ジョーをカリフォルニアの野生動物保護センターに移送することに。ところが、かつてジルとジョーの母親を殺し、その時にジョーに指を噛み切られたことを根に持つ密猟者シュトラッサー(レード・セルベッジア)がそれを知り、復讐のためジルに接近。シュトラッサーはジルをだましてジョーを挑発して暴れさせ、トラックに積んでうまくロサンジェルスの街へと連れ出すが、ジョーはジルを求めて脱走。突如現れた巨大ゴリラに街は大パニック。お互いに行方を捜しあうジョーとジルは大騒動の末に再会。ジルはジョーの優しさを人々に教えようとし、かくしてふたりは新たな運命に立ち向かうのだった。



1949年制作の『猿人ジョー・ヤング』のリメイクで、オリジナル版でヒロインを演じたテリー・ムーアと効果技術を担当したレイ・ハリーハウゼンがカメオ出演しています。設定・ストーリーはオリジナル版とほぼ同じです。描き方は、まあ、ディズニー映画です。リメイク作はやはり、オリジナルには敵わないのです。

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『キングコング2』 King Kong Lives (1986・米)
監督/ジョン・ギラーミン
脚本/スティーブン・プレスフィールド、ロナルド・シュゼット
製作/マーサ・デ・ラウレンティス
製作総指揮/ロナルド・シュセット
音楽/ジョン・スコット
撮影/アレック・ミルズ
編集/マルコム・クック
出演/リンダ・ハミルトン、ブライアン・カーウィン、ジョン・アシュトン、ピーター・マイケル・ゴーツ、フランク・マラデン、アラン・セイダー

キングコングは生きていた! 「キングコング」の正統な続篇として製作された作品。

10年前、世界貿易センターから墜落したキングコングは、ジョージア州アトランティック大学研究所にある世界最大の集中治療室の中で、植物人間さながらに眠り続けていた。エイミィ博士(リンダ・ハミルトン)ら専従スタッフは700万ドルをかけて精巧な超大型人工心臓を作り、心臓移植の準備に余念がなかった。しかし、一番の問題は手術時に必要な大量の輸血用血液をどうするかということだった。そこに、ボルネオ島に住むミッチェル(ブライアン・カーウィン)という男から、ジャングルで捕えた雌のコングを売ってもいいという連絡が入った。商談は成立し、キングコング並の体重を持つレディコングはアトランティック大学に運ばれてきて、全世界が注視する中で心臓移植手術は無事終わった。だが、絶対安静中のキングコングを興奮させたのはレディコングの悲鳴だった。キングコングは檻を破り、レディコングを連れてジョージア山脈に姿を隠してしまった。
翌朝、エイミィとミッチェルは2頭のコングを捜しに行ったが、“新婚の屋根"という場所で発見、その地名にふさわしい仲睦まじい光景にあてられっぱなしだった。やがてネビット大佐(ジョン・アシュトン)が指揮する警備隊がへリコプターで毒ガスを撒き始めた。そのためにレディコングは捕われの身となり、軍隊格納庫に押し込められた。一方キングコングは崖っぷちに追い込まれ、遥か下方の谷川に身を投じた。
[ネタバレ反転]
数カ月間、キングコングの捜索は続けられたが行方が分からず、レディコングは妊娠していることが判明した。ある月明りの夜、突然、キングコングが姿を現わし、レディが捕えられている軍隊基地に向かった。その報を聞きつけてレディコングに会いにいくエイミィとミッチェル、そしてコング討伐に出動するネビット大佐。だがキングコングは傷だらけになりながらもレディコングを救い出し、ある農村に辿りつく。レディコングが産気づいたのだ。警備隊とキングコングが対峙する中、エイミィとミッチェルの励ましに応えるようにレディコングはべイビィを生んだ。再び警備隊の砲撃が再開され、キングコングの、今度は愛する妻と我が子を守るための戦いが始まった。戦車を次々と破壊し、ネビット大佐もひねりつぶしたが、たび重なる砲撃によって、ついに息をひきとった。
数カ月後、ボルネオのジャングルの奥地に、仲良く遊ぶレディコングとベイビィコングの姿があった。




続編を作りたいが為だけに作られた続編にして、作っちゃいけないのに作っちゃった続編です。80年代らしいチープ感が濃厚です。コングが軍隊相手に大暴れするクライマックス以外は、辻褄の合わないストーリーとキャラ設定のオンパレード。呆れるか笑うかは、好み次第でしね。

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『キングコング』 King Kong (1976・米)
監督/ジョン・ギラーミン
脚本/ロレンツォ・センプル・ジュニア
製作/ディノ・デ・ラウレンティス
製作総指揮/フェデリコ・デ・ラウレンティス、クリスチャン・フェリー
音楽/ジョン・バリー
撮影/リチャード・H・クライン
編集/ラルフ・E・ウィンタース
テクニカルアドバイザー/リック・ベイカー
出演/ジェシカ・ラング、ジェフ・ブリッジス、チャールズ・グローディン、ジョン・ランドルフ、ルネ・オーベルジョノワ

20世紀最大のヒーローが今甦る!

石油会社ペトロックス社のウィルソン(チャールズ・グローディン)は、南太平洋に新たな油田を求めて、調査船を進めていた。最終目的地は、いつも濃い霧に覆われていてその所在すら海図には明らかではないスカル島。もう一人、このスカル島をめざす男がいた。密航者として乗船していたプリンストン大学の動物学者プレスコット(ジェフ・ブリッジス)だ。彼はスカル島には巨大な動物が棲息していると推測し、自分の目で確かめようとしていたのだ。
調査船はある日、大海を漂流しているドワン(ジェシカ・ラング)という美女を救出した。彼女は映画出演のために香港に行く途中、船が嵐にあい、たった一人助かったのだった。やがて船はスカル島に着き、ウイルソン、プレスコット、ドワンたちは上陸した。
とある集落にさしかかった時、巨大な城門の前で、原住民たちが少女を何かのいけにえにささげる儀式を行なっている最中だった。だが、一行を見つけた島民たちはドワンを差し出すように要求して来たため、一旦、船に戻った。しかしその夜、ドワンに執着する彼らは、ドワンを拐い、いけにえとして城門の中に入れた。
その時、森の奥から凄まじい地響きとともに、島民たちが『コング』と呼んでいた、身長は20メートルはあるかと思われる巨大なゴリラが現われた。気も狂わんばかりのドワンだったが、コングは意外にも優しく、彼女が傷つかないように大切に扱った。一方、プレスコット率いる捜索隊がコングを追って来たが、逆にコングに襲われた。辛うじて救かったプレスコットは、大蛇と格闘しているコングの隙を見てドワンを救出した。2人を追いかけて来たコングを、ウイルソンたちが巨大な落し穴に落とし、ニトロで眠らせて生け捕りに成功した。ウイルソンはこのコングをペトロックス社の宣伝に使おうというアイデアに夢中になっていたのだ。
[ネタバレ反転]
やがてコングはマンモス・タンカーでニューヨークに運ばれたが、ドワンはコングに対して恐怖感よりも同情心を抱くようになっていた。ニューヨークのシェイ・スタジアム。大観衆の目の前に鋼鉄の鎖に縛られたコングが姿を現わした。だが、コングは、もう一人の主役であるドワンに記者たちがフラッシュを集中したのを観て彼女の危機と思い、救うべく自らの鎖を断ち切った。逃げまどう観客でスタジオは大混乱となり、ウイルソンはコングの巨大な足に踏み潰された。電車を破壊し、マンハッタンで遂にドワンを手にしたコングは、世界貿易センタービルに登った。
銃を装備したヘリコプターがコングを襲った。ドワンを安全な場所に移したコングは、素手で立ち向かったが、やがて血だらけのまま地上に落下していった。




ジェシカ・ラングのお色気路線は必要ない要素で減点。更に良くないのは、コングがあらゆる点において余りにも人間的過ぎる点です。無理矢理に自然から拉致されたコングが可哀相な存在だとしても、ジェフ・ブリッジスとジェシカ・ラングのコングに対して人間性を投影した過剰な感情移入も観ていて引きます。コングはあくまでも猛獣だからこそ大暴れが見せ場になるので、人間性が付与されるとコングの動物本能が感じられず、お涙頂戴になってしまいます。テーマとしては「見せ物映画」、副テーマは「人間の傲慢に復讐する自然」ですので、あくまでも荒御霊でなければいけないのです。良い点をあげるとするならば、余りにも醜い人間の身勝手さがよく描かれていた点でしょうか。

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『猿人ジョー・ヤング』 Mighty Joe Young (1949・米)
監督/アーネスト・B・シュードサック
脚本/ルース・ローズ
製作/メリアン・C・クーパー、ジョン・フォード
特殊効果スーパーバイザー/ウィリス・オブライエン
効果技術/レイ・ハリーハウゼン
音楽/C・バカライニコフ、ロイ・ウェッブ
出演/テリー・ムーア、ベン・ジョンスン、ロバート・アームストロング、フランク・マクヒュー、ポール・ギルフォイル

特撮の祖ウィリス・H・オブライエンと弟子レイ・ハリーハウゼンが組んだ、
当時のSFXの見せ場が連続する巨猿特撮映画。


アフリカのコンゴにて父親と暮らす白人少女ジル・ヤング(テリー・ムーア)は、一頭の仔ゴリラをジョーと名付けて可愛がり、育てていた。10年後、ナイトクラブの経営者オハラ(ロバート・アームストロング)とグレッグ(ベン・ジョンスン)は身長3mの大ゴリラへ育ったジョーと出会い、美しい女性へ成長したジル共々アメリカへ招いて興行を打とうと画策、移住させる。彼らのステージは人気となるが、故郷とは異なる環境下でストレスを溜めていくジョー。すっかり強欲になったオハラは、アフリカに帰りたいというジルを口八丁で引き止める。だが、ある日のショーの最中、酔客の暴挙に怒ったジョーは、大暴れする。
クラブの内装を破壊するだけ破壊し、天井から垂れ下がっているロープでターザンもどきも行うジョー。ありとあらゆる方法で中を壊しまくっている内に、ライオンの檻も破壊される。この檻は強化ガラスで遮っており、多数いるライオンを見ながらカウンターで酒が呑める趣向。しかしジョーがそのガラスを破壊した為、たくさんのライオンが中から溢れ出てきて観客達のパニック。ライオンたちと戦うジョー。
警察が到着し、クラブの中に突入しようとする。それを知ったジルはジョーをなだめていつもの檻に戻すが、ライオン達は警官達によって射殺された。そのまま大人しく捕まったジョーは、警察の檻に閉じ込められる事になる。そしてジルには、裁判所からの命令でジョーを射殺するしかないと通告。悲しみの涙に暮れるジル。
いよいよジョーが射殺される当日。気が気でないジルの所に、オハラとグレッグが現れる。さすがにジョーが殺されるのを済まないと思ったオハラは、ジョーを脱走させてジルと一緒にアフリカに帰す計画を持ってきた。
警官を上手くやり過ごし、ジョーをトラックに乗せて一行は逃亡する。この時、オハラが「ラスベガスに逃げる」というメモを残してきた為、連絡を受けた全警察がベガスに追っ手を向けたため手薄になった。
しかし、途中のガソリンスタンドに寄りタイヤに空気を入れている最中、無銭旅行の男がトラックの後ろを開けて勝手に乗り込もうとするが、そこにジョーが居るのを見て大騒ぎし、トラックは逃走を再開。男は警察署に連れて行かれジョーの事を話す。これにより逃走経路がばれた一行は、途中トラックを乗り換えながら逃げ続ける。
[ネタバレ反転]
やがてトラックが走る先に、大火災に覆われた孤児院が見えてくる。自分達が逃亡者だという事も忘れて、ジルは逃げ遅れた子供を救いに、果敢にも災に包まれた孤児院の中に突入していく。後を追ったグレッグとともに子供たちを救出したがジルだが逃げ場は無く、屋上に逃げ昇る。それを見たジョーは、孤児院の横に生えている大きな樹を昇って屋上まで救出にいきます。屋上に昇ったジョーはジルとグレッグと子供二人を見つけるが、ジルだけを助けて下におりる。置いていかれたグレッグは、屋上の部屋にあったシーツで子供達を包むとロープをその先に縛り付けておろした。一安心していると、何故か屋上にもう一人小さい子供が現れた。それを見たジルはジョーに「助けに行って!」と絶叫する。
ジョーは再び先程の樹を昇っていくと、落ちそうになっていた子供を間一髪受け止め下に下りていく。しかし、その樹も下からどんどん炎に包まれていった。炎に向かって威嚇するジョーだが、なすすべも無く上に昇るしかない。炎はどんどん上に昇ってくる為、樹が持たない。地面に向かってぐんぐん倒れていく樹とジョー。地面に叩き付けられるが、体を入れ替えて子供を守ったが、今度は子供の頭上に崩れた建物が落下してきた。またもや体を張って子供を守るジョー。すでにジョーは息も絶え絶えになっていた。
・・・・・・・・・・・・・・
久々にニューヨークに凱旋したオハラは、相変わらずのヤマ師ぶり。「今度はウォーターショーだ!」等と息巻いているが、「サルだけは勘弁!」とすっかり懲りた様子。そんな所に、アフリカに帰ったジルからの映像が届いた。映写機の中では、すっかりイイ仲になったグレッグと二人でオハラに語りかけるジル。そこにジョーも登場してきて、幸せそうな二人と一匹を映しだした。




人間と一緒に育った兄弟として描かれているジョーが、愛嬌たっぷりに描かれています。『キング・コング』ほどのスケールはありませんが、愛すべき小品という感じ。古典的名作として、長く人々に愛されている作品です。後年『マイティ・ジョー』としてリメイクされましたが、こちらのオリジナルの方が時代感とともに面白いです。

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『コングの復讐』 The Son of Kong (1933・米)
監督/アーネスト・B・シュードザック
製作/メリアン・C・クーパー、アーネスト・B・シュードザック
脚本/ルース・ローズ
撮影/エドワード・リンデン、J・O・テイラー、バーノン・ウォーカー
音楽/マックス・スタイナー
特殊効果/ウィリス・オブライエン
出演/ロバート・アームストロング、ヘレン・マツク、フランク・ライヒヤー、ジョン・マーストン、ヴィクター・ウォン、エド・ブラディ

コングの息子が南海の孤島で大奮闘するSFX怪獣映画の巨編

キング・コングが死んだ後、アメリカにコングを連れてきた張本人のカール・デナム(ロバート・アームストロング)はニューヨーク中から損害賠償の訴訟を起こされた。デナムはなんとか国外へと逃げ出し、エングルホーン船長(フランク・ライヒヤー)の船で南洋のダカンへ辿りつく。そこの見世物小屋には美しい女性ヒルダ・ペターソン(ヘレン・マック)が父親と出演していたが、ある夜乱暴者の船乗りヘルストーム船長が父親を殴り倒してしまい、見世物小屋は火に包まれる。通りがかったデナムはヒルダを助け出す。翌朝ヘルストームに対して人殺しとなじるヒルダ。逃げるようにバーに入ったヘルストームはデナムと会って驚く。実はヘルストームはデナムと旧知の仲で、あのコングの住むスカル島の地図をくれたのが、彼だったのだ。スカル島には宝が埋まっているとまたしてもデナムをたきつけるヘルストーム。デナムは、その宝を手に入れて借金を返済しよう性懲りもなくスカル島へと向かうが、ヒルダが密航して着いて来てしまった。
叛乱騒ぎもあったがなんとか島に着き、デナムとヒルダ、ヘルストームとエングルホーンの二組で島を探索する。森へ入ったデナムとヒルダが目にしたのは、底なし沼で溺れる巨大なゴリラ……コングの息子! わいそうだというヒルダにデンハムが側の木を倒し助けると、気に入ったのかノソノソとついて来て、二人を襲うクマを撃退したりと大活躍。身長約4メートルで性質は穏やか、好奇心旺盛、愛嬌に富み表情豊か、毛並みが白い大猿君。愛称はキコ。そのうち怪しい洞窟に入ったデナムとヒルダは、宝石の付いた装飾品を発見する。財宝が本当にあったことに驚くデナムとヒルダだが、そこへ巨大な熊が出現する。二人に襲いかかろうとするところに、間一髪のところでコングJr.が助けに現われ、熊を叩きのめした。
[ネタバレ反転]
そこへエングルホーンとヘルストームも合流し、財宝のことを話そうとしたその時、突然地面が揺れ始め巨大地震が島を襲う。洞窟が崩れ島が沈み始める中、小船に急ぐ三人をよそに洞窟へ戻るデナム。一方、一足先に小船に戻ったヘルストームは、海中から襲い掛かる海竜の餌食となった。その隙に小船に乗り込んだヒルダとエングルホーンは沈む島を脱出し、荒れ狂う海へと出る。
その頃、洞窟に戻り装飾品を手にしたデナムは、コングJr.と共に洞窟を抜け高台へ避難する。しかし、高波に飲まれた島は沈みかけ、デナムが波に飲まれそうになった。その時、コングJr.がデナムを掴むと彼を両手で高く掲げ、そこへ到着したヒルダたちの小船へと差し出す。なんとか助かったデナムだったが、コングJr.は足を岩に挟まれそのまま海へと沈む。その後、大型船に助けられたデナムたちは、財宝を手にアメリカへと帰国することになった。




れっきとした『キング・コング』の続編なのに、あまり語られないのも分かるような粗製作品。予算も雀の涙で急遽作られた作品ですが、結構笑えるところもあり頑張ってはいます。前半は逃亡劇がダラダラと続きますが、後半から登場するコングの息子の愛らしさは超絶品です。『ゴジラ』が和製キング・コング(巨獣)映画を目指す企画だったのは有名ですが、この作品も『ミニラ』の元ネタとなったのでしょうか?

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『キング・コング』 King Kong (1933・米)
製作総指揮/デヴィッド・O・セルズニック
製作/メリアン・C・クーパー、アーネスト・B・シュードサック
監督/メリアン・C・クーパー、アーネスト・B・シュードサック
脚本/ジェームズ・アシュモア・クリールマン、ルース・ローズ
原作/エドガー・ウォレス
撮影/エドワード・リンデン、ヴァーノン・ウォーカー、J・O・テイラー
音楽/マックス・スタイナー
特撮/ウィリス・H・オブライエン
出演、フェイ・レイ、ロバート・アームストロング、ブルース・キャボット、フランク・ライチャー、サム・ハーディ、ノーブル・ジョンソン、ジェームズ・フラビン

コング、それは「世界第8の不思議」。

猛獣映画のプロデューサー兼冒険家のカール・デナムは伝説の巨獣を撮影するため南海の孤島スカル島への遠征を企画。しかし目的地が秘密にされていたため、俳優手配師ウェストンは、そんな不透明な撮影旅行に女優は預けられないと拒否、冒険活劇にもロマンスが必要と叩かれていたデナムは、一人街の中に女優を求めてさ迷い歩きく。そしてあまりの空腹にリンゴを手にとった売れない女優アン・ダロウ(フェイ・レイ)と出会う。デナムは彼女が一目で気に入り、スカウトした。
ガス爆弾を積み込んだ船は、女優が乗り込んだことを期に保険会社の調査が入る前に出航。アンはその航海の中、一等航海士のドリスコルと言い争いをしながらも、お互い気になる存在として意識しはじめる。
一方、デナムは船長に目的地がスカル島であることを明らかにし、失われたバーク船長の海図を見せる。やがて、白い霧の中、スカル島が不気味な姿を現した。どこからともなく、太鼓の音が響いてくる。
上陸した一行はそこで原住民の儀式を目撃することになるが、デナムの撮影欲が儀式を邪魔することになった。なんとか船長の通訳でお互い気持ちが和らいだかに思えたが、族長がアンの金髪に目を止めた。金髪の女性はこの島では珍しく、部族の女6人と交換してでもコングの花嫁に欲しいという。断った一行は、その場を退散した
その夜、船に忍び込んだ先住民たちにアンが誘拐され、コングの花嫁として生け贄台へ。彼女と恋仲になっていたドリスコルは島の奥地へと向かうが、そこは恐竜と怪物コングが生息する前史の世界だった。一方、アンはジャングルの中でコングに守られていた。アンとコングの間には、信頼が生まれようとしていた。
[ネタバレ反転]
ドリスコルはなんとかアンを取り戻し、追ってきたコングはデナムのガス弾で眠らされ、ニューヨークに運ばれる。デナムにより、鳴り物入りで見世物にされるコング。だがカメラのフラッシュに興奮したコングは鎖を引きちぎり、摩天楼で大暴れを始めてしまう。
アンを求め、ニューヨークを探し回るコング。再開したコングはアンを抱えると、エンパイアステートビルの頂上へ上がる。
そこへ出動した航空隊も複葉機の機銃が浴びせられる。傷を負いながら奮闘するコングだが、遂に致命傷を受ける。アンを安全な場所へ下がらせたコングは力つき、地上へ墜落した。




公開当時、重度の経営不振だったRKOは、本作の世界的大ヒットによって一気に持ち直したそうです。シンプルで見せ場たっぷり。白黒作品で拙い特撮などを割り引いても、今観てもとても面白い作品です。アドルフ・ヒトラーは封切で本作を観ており、大ファンだったことで知られており、また、円谷英二が特撮監督になることを志すきっかけとなった作品でもあります。
紹介した作品は、GEOでレンタルできます。
紹介した作品は、TSUTAYAでレンタルできます。
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