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Category : フィルムノワール
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皆殺しの流儀
WE STILL KILL THE OLD WAY
皆殺しの流儀
監督/サシャ・ベネット
製作/ニール・ジョーンズ、ジョナサン・ソスコット
脚本/サシャ・ベネット、ドゥージー・ブリムソン
出演/イアン・オギルビー、アリソン・ドゥーディ、スティーヴン・バーコフ、ジェームズ・コスモ、リセット・アンソニー、トニー・デナム
製作国/イギリス(2014年)
上映時間/94分


[あらすじ]かつてロンドンで有名なギャングとして名を轟かせていたリッチーとチャーリーの兄弟。引退後、弟のリッチーはスペインで、兄のチャーリーはロンドンの地元に残り余生を謳歌していた。ある日、ストリートギャングが女性をレイプしているところを、通りがかったチャーリーが助けるが、返り討ちに遭いリンチの末に殺されてしまう。訃報を聞いたリッチーはスペインからロンドンに戻り、平均年齢70オーバーのかつてのギャング仲間を集める。昔流儀の血も涙も無いのやり方で、弟を殺したストリートギャング達を情け容赦なく、一人また一人と追い詰めていく……。

[解説]引退したギャングVS若者ギャングが繰り広げる壮絶バトル!年老いた男たちの血が静かに再び燃えたぎるリベンジ・クライム・アクション。ストリートギャングのキレっぷりが凶悪で、調子に乗って加減を知らないバカガキの恐ろしさがよく出ている。対する親父ギャングたちは、職人的に冷徹に楽しんで狩っていくのがいい顔でカッコ良い。まあ、主人公が老人たちなんで、動きにキレがなかったりテンポが良くなかったり(これは演出の問題?)と不満な点はあるけど、年齢を考えればこんなもんでしょう。
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『友よ静かに死ね』 Le Gang (1976・仏)
監督/ジャック・ドレー
脚本/アルフォンス・ブーダール、ジャン=クロード・カリエール
原作/ロジェ・ボルニッシュ
製作/アラン・ドロン
撮影/シルヴァーノ・イッポリティ
音楽/カルロ・ルスティケリ
出演/アラン・ドロン、ニコール・カルファン、ローラン・ベルタン、アダルベルト・マリア・メルリ、モーリス・バリエ、ザビエル・デプラス、ラウラ・ベッティ、ジャン・ピエロ・アルベルティーニ、レイモン・ビュシェール

一輪の紅い薔薇に友情と愛をこめて──みじかくも苛烈な青春がかけぬける!

1945年、パリにはまだ戦争の傷跡が残っている。さわやかな風の吹き抜ける木立ちの中、シトロエンを磨いている男達がいた。彼らこそ、今をときめく神出鬼没の犯罪をくりひろげているシトロエン・ギャングだった。この日もまた元気よく仕事に出た彼らだが、帰って来た時は、いつもと違っていた。ジョー(ザビエル・デプラス)が、愉快なロベール(アラン・ドロン)の恋人マリネット(ニコール・カルファン)のもとへ駈けていく。
彼女がロベールと知り合ったのは1年前、彼女が働くバーで彼がアメリカ兵と喧嘩を演じた時だった。以来、彼女は彼の本業を知りつつも、彼の仲間の友情と、我が子同様に彼の面倒をみて来たフェリシア(ラウラ・ベッティ)の優しさにふれ、そして彼らにとけこんでいった。シトロエン・ギャングの手口は大胆不敵、常に警察をケムに巻き、仕事はスムースに進んでいた。
静かなある日、レイモン(ローラン・ベルタン)の子供の洗礼式が、彼らの大先輩で今は隠退しているコルネリウス(レイモン・ビュシェール)の世話で行なわれ、その後パーティが始まった。場所はアジトのスカンボ亭。宴も終わりに近づいている頃、彼らをパリ警察の捜査網が包囲していた。マリネットとレイモンをフェリシアの家に送り届けて来たロベールは、木立ちの陰の警察隊を発見した。すでに彼らの包囲から脱出する方法はない。ロベールにアイディアがひらめいた。県警にギャングの襲撃をうけていると電話し、急拠かけつけた県警が包囲している警察と同士討ちを始めたのだ。その間に一行は、闇の中を逃げのびた。
[ネタバレ反転]
再び、銀行を襲う日がやって来た。あいかわらずの手ぎわの良さで銀行強盗はやり終えるが、ロベールはマリネットへのプレゼントに向いの宝石店に押し入り、女主人に撃たれてしまった。ジョーの知らせで、ロベールのもとに駆けつけるマリネット。彼はニコリとほほえんで息を引きとった。
翌朝、彼の埋葬が行なわれた。呆然と立ちすくむマリネットに、ジョーは近づき、ロベールが宝石店より盗んできたブレスレットを静かに彼女に手渡すのだった。




古き良き時代の実在したギャングたちを描いた犯罪物語。製作も兼ねるアラン・ドロンが珍しく二枚目半のギャングに扮し、髪もカーリー・ヘアに変えて頑張っています。終始ニヤニヤ、軽いノリで犯罪を行いますが、たまに見せる危ない目つきは、さすが元々クールが売りのドロン、凄みを感じます。監督のジャック・ドレーはアラン・ドロンと組んで『ボルサリーノ』や『フリック・ストーリー』といった秀作をモノにしましたが、この作品ではカットが細切れで分かりづらかったり、少々演出が空回りしていたりと、不調な感じ。それでも、義理と人情と無軌道な、古き良きギャングたちの騒がしくて、やがて悲しい物語は心に残ります。

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『サムライ』 Le Samourai (1967・仏)
監督/ジャン・ピエール・メルヴィル
脚色/ジャン・ピエール・メルヴィル
原作/ゴアン・マクレオ
製作/ジョルジュ・カサティ
撮影/アンリ・ドカエ、ジャン・シャルヴァン
音楽/フランソワ・ド・ルーベ
出演/アラン・ドロン、ナタリー・ドロン、カティ・ロジエ、フランソワ・ペリエ、ジャック・ルロワ、ミシェル・ボワロン、ジャン・ピエール・ポジェ、カトリーヌ・ジュールダン

サムライのように生きる孤高の殺し屋を描いた、アラン・ドロンの代表作。

鳥かごがひとつ、クローゼットがひとつきり、壁紙もないコンクリートが剥き出しの殺風景なアパルトマンの一室。トレンチ・コートにソフト帽を目深にかぶり、無口・無表情な男ジェフ・コステロ(アラン・ドロン)は「仕事」に出かけた。路上駐車のシトロエンに勝手に乗り込み合鍵でスタートさせ、郊外のガレージへと滑り込む。ガレージの親爺は、車のナンバー・プレートを取りかえ、大金とひきかえに拳銃をジェフに渡した。その後、コールガールをしている恋人ジャーヌ(ナタリー・ドロン)を訪ねてアリバイを頼むと、今日の仕事場であるクラブへ向った。ジェフの仕事は、クラブの経営者を殺すことだった。
仕事はいつものように、寸分の狂いもなく完了した。だが、廊下へ出たとき、黒人歌手のバレリーに、はっきりと顔をみられてしまった。警察は動き出し、クラブの客や目撃者の証言でジェフも署に連行され、面通しが行なわれた。目撃者の大半は、ジェフが犯人だと断定したが、バレリーだけはなぜかそれを否定する。更に、ジェフのアリバイ工作は完全だった。だが、主任警部(フランソワ・ペリエ)は、依然ジェフが怪しいとにらんで尾行をつけた。そのことを知ったジェフは巧みに尾行をまくと、仕事の残金を受けとるために、依頼を取りついだ金髪の男と会った。しかし、男はいきなり巻銃を抜いて、ジェフは左手を傷つけられた。
残金をもらえぬどころか殺されそうになったジェフは、依頼主をつきとめるべく、偽証をして彼をかばってくれたバレリーを訪れた。だがバレリーの口は堅く、「二時間後に電話を」とだけ言った。約束どおりジェフは電話したが、誰も出なかった。やむなく帰ったジェフの部屋に、金髪の男がいた。男はうって変った態度で、殺しの残金を渡すと、さらに新しい仕事を依頼した。ジェフは、男のスキをみると、いきなりとびかかり、巻銃をつきつけて、依頼主の名を聞き出した。大がかりな尾行網をぬけ、ジェフは男から聞き出したオリビエなる依頼主を訪ねる。
[ネタバレ反転]
オリビエの部屋はバレリーのすぐ隣だった。オリビエはバレリーを通じて自分の正体がばれるのをおそれて、新しい仕事としてバレリー殺しをジェフに依頼した。それを受けたジェフは、オリビエを射殺した。
クラブでピアノを弾くバレリーの前に、ジェフがあらわれた。一度受けた依頼は、果たされなければならない。ジェフが拳銃を握った瞬間、張り込んでいた刑事たちの銃声がひびいた。主任警部が調べると、死んだジェフの拳銃には一発も弾が入ってなかった。




『現金(げんなま)に手を出すな』と並び、フランスのフィルム・ノワールを代表する古典的作品。主人公である孤高の殺し屋に、「サムライの孤独ほど深いものはない。ジャングルに生きるトラ以上にはるかに孤独だ」というフランス人の「サムライ」観を投影した作品です。主人公はほとんど喋らず、登場する人物や事件の背景などはほとんど語られず、目に映る事象のみが淡々と提示されます。普通なら「なんじゃこら?」となりますが、それぞれの情景がとても詩的であり、現実の虚無的な事象に逆説的な情熱を重ね合わせた、非常に魅力的な演出となっています。映像を楽しみ尽くす映画映像ファン欣喜雀躍の映画です。もちろん、単に「格好良さ」目当てで見てもシビレル映画ですよ。無口で無表情、ストイックで妖艶な美貌の殺し屋なんて、大好物な方、ぜひどうぞ。

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『現金(げんなま)に手を出すな』 Touchez pas au Grisbi (1954・仏)
監督/ジャック・ベッケル
脚色/ジャック・ベッケル、アルベール・シモナン、モーリス・グリッフ
原作/アルベール・シモナン
撮影/ピエール・モンタゼル
セット/ジャン・ドーボンヌ
音楽/ジャン・ヴィーネ
編集/マルグリット・ルノワール
出演/ジャン・ギャバン、ルネ・ダリー、ジャンヌ・モロー、ドラ・ドル、リノ・ヴァンチュラ、ポール・フランクール

監督ジャック・ベッケル、主演ジャン・ギャバンによるギャング映画の傑作。
ジャン・ギャバン、ジャンヌ・モロー、リノ・ヴァンチュラら豪華キャスト出演作。
名曲「グリスビーのブルース」の旋律が鮮やかによみがえる!


昔からの相棒であるマックス(ジャン・ギャバン)とリトン(ルネ・ダリー)の老ギャング。初老に差し掛かったことで引退を考えていた。最後の大仕事としてオルリ空港に運びこまれる五千万フランの金塊に目をつけ、その強奪に成功した。そしてほとぼりのさめるまで隠しておき、いずれ現金にかえるつもりだった。ところが、リトンがある日ナイトクラブの女ジョジ(ジャンヌ・モロー)にうっかり金塊のことを口走ってしまった。
ジョジは麻薬密売のボス、アンジェロの情婦でもあったので、マックスとリトンが金塊強奪犯人であることが筒抜けになってしまった。アンジェロは早速二人を捕えて金塊の隠し場所をつき止めようとしたが、マックスは逆にアンジェロの動向を探って彼の企みを知った。翌朝、マックスはリトンを足止めして臓品故買商の伯父を訪れ、金塊の処置をつけようとした。その留守中、リトンはジョジへ報復に行き、アンジェロ一味にひどい目にあわされて拉致された。
[ネタバレ反転]
マックスは必死になってリトンの行方を探すが判らない。そこヘアンジェロから、五千万フランと引換えにリトンを渡すという電話がかかって来た。金か友情か迷った挙句、マックスはリトンを救う決心をした。マックスは金塊を車に積みこんで指定の場所に赴いた。
リトンと引換えに金塊を受けとったアンジェロはその場で二人を射殺しようとし、烈しい車上の射撃戦が始まった。そしてアンジェロの車は火だるまになった。金塊はふたたびマックスの手に戻ったが、相棒のリトンは重傷、警官隊は刻々迫って来る。
金か友情か、またしても迷ったマックスは、結局友情にひかれリトンを連れ、金塊を捨てて逃げのびた。しかし重傷のリトンはついに絶命してしまった。




ギャングの世界に精通したアルベール・シモナンが発表したベストセラー小説を、名匠ジャック・ベッケルが映像化したフランス・ギャング映画の傑作です。仲間同士の仁義を重んずる昔気質のやくざ者と、彼らに手段を選ばず取って代わろうとする新興ギャングたちとの金塊争奪にまつわる闘争を主題に、老いを迎えた闇の世界の男たちの寂寥をも描いています。アメリカ製ギャング映画とは異なる渋いタッチです。ギャング映画に付き物の銃撃戦などアクションシーンも含まれてはいるものの、重点は登場人物同士の会話や行動を通じた細やかな心理描写に置かれ、枯淡な風格を備える作品となっています。
勝負をつけろ


『勝負(かた)をつけろ』 Un nommé La Rocca (1961・仏)
監督/ジャン・ベッケル
脚本/ジャン・ベッケル、ジョゼ・ジョヴァンニ
原作/ジョゼ・ジョヴァンニ『ひとり狼』
製作/アドリー・ドゥ・カルビュッシア、ローラン・ジロー
製作総指揮/ルネ・ガストン・ヴュアトゥー
音楽/クロード・ノルマン
撮影/ギスラン・クロケ
出演/ジャン=ポール・ベルモンド、クリスティーネ・カウフマン、ピエール・ヴァネック、ベアトリス・アルタリバ、

戦争が終って間もないころ。山師で、またの名を『ラ・スクームーヌ(破門された人)』というロベルト・ラ・ロッカ(ジャン・ポール・ベルモンド)は、ヤクザの出入りで無実の殺人罪に問われた親友グザビエ・アデ(ピエール・ヴァネック)を救うためマルセイユにやってきた。
彼はヤクザの間を情報を探し回るが、酒場を恐喝して歩いていたアメリカ軍の脱走兵一味と乱闘となり、得意の抜射ちで相手を射殺するが自分も腹部に重傷を負い投獄されてしまう。
中央刑務所の独房にいるアデに会うためロッカは故意に規則を犯して自分も独房に入る。アデは意地の悪い看守にいじめられ焦枠していた。ロッカは手に入れたナイフで看守を脅し、やがて二人はそろって雑居房入りとなる。アデにはジュヌビエーブ(クリスティーネ・カウフマン)という美しい妹がいた。時折り面会にくる彼女はロッカを心から愛し、ロッカもまた妹のように可愛がっていた。
[ネタバレ反転]
刑期を軽減するという約束で二人は他の入獄者とともに不発のまま埋もれている地雷原の発掘作業に加わった。この危険な作業で多くの囚人が爆死した。アデは自分を助けるため心身ともに消耗しているロッカを見かね、昼食時ひそかに彼の作業を代行しようとし、爆発した地雷のため左手首を失った。
二人は出獄した。パリのアパートに身をおいた二人とジュヌビエーブの新しい生活が始まった。だが金がない。ノルマンディーに売り物の農場を見つけた。
アデは自分を売った昔の親分ネバダを脅し四百万フランを巻き上げる。が、ネバダは子分を先にロッカとジュヌビエーブのいるアパートに差向け金を取返そうとした。ロッカと争ううち子分の発射した拳銃の弾丸はジュヌビエーブの一命を奪った。そこへ農場の権利書を買い取ったアデが帰ってきた。アデは復讐を誓う。が、ロッカは叫ぶ。「すべてはお前の責任だ!」と。
二人だけの寂しい埋葬が終った。ロッカは無言のまま墓地を去っていった。




後年の原作者ジョゼ・ジョバンニ自身によるリメイク『ラ・スクムーン』は、哀愁と友情、微かに虚無感が香るウエットな作品ですが、ジャン・ベッケルが監督した同じ原作のこの作品は、ドライに突き放した雰囲気です。アウトローの世界以外を知らない男たち、奇妙な哀しさが漂っています。

※未DVD化、VHS廃盤〈画像は海外DVD〉

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『ラ・スクムーン』 LA SCOUMOUNE (1972・仏)
監督/ジョゼ・ジョヴァンニ
脚色/ジョゼ・ジョヴァンニ
原作/ジョゼ・ジョヴァンニ
製作/レイモン・ダノン
撮影/アンドレアス・ヴァインディング
音楽/フランソワ・ド・ルーベ
出演/ジャン・ポール・ベルモンド、クラウディア・カルディナーレ、ミシェル・コンスタンタン、エンリケ・ルセロ、アラン・モッテ、アルド・ブフィ・ランディ

アラン・ドロン、スティーブ・マックィーンに挑戦するベルモンドの〈第3〉正統派暗黒映画巨篇! 狼の過去を持つ鬼才ジョバンニが、自らの半生を衝撃的にえぐった話題の実録ドラマ

一九四三年、南仏の港町マルセイユ。暗黒組織の力は政界や警察にまで君臨し、ビラノバという男が支配していた。ザビエ(ミシェル・コンスタンタン)を快く思わぬビラノバは彼を罠に陥れ、投獄させた。ザビエの妹ジョルジア(クラウディア・カルディナーレ)は、暗黒街で「ラ・スクムーン(死神)」と呼ばれている、兄弟分ロベルト(ジャン・ポール・ベルモンド)とその用心棒的存在のミグリ(エンリケ・ルセロ)に相談した。これを知ったビラノバは殺し屋をさし向けたが、失敗する。再度ロベルト暗殺を計り、逆に裏をかかれ倒され縄張りのカジノを奪われてしまう。ザビエの無実を主張して、ロベルトの活動が始まったが、判決は強制労働二十年と決定した。
[ネタバレ反転]
ザビエを救うには脱獄計画しかなかった。ジョルジアとミグリにカジノを任せ、ベルガルト監獄へ赴いたが、その間、カジノに黒人が流れ込み暴れ始めた。その危機はロベルトに急報され、凄絶な拳銃の応酬が開始された。その結果、ロベルトはザビエと同じ監獄に送られ、強制労働二十年を言い渡された。入獄後、彼はザビエの消息を知ると自ら罪を重ねて独房入りし、やつれ果てたザビエとめぐり逢った。
一九三九年第二次世界大戦勃発。ロベルトのために生死を賭けたミグリも横死をとげ、ジョルジアは場末の町で小さな酒場をやりながら二人の出獄を待った。今はもう若いとはいえない年齢を迎え、いやしがたい孤独の翳が色濃かった。やがて終戦、フランス国土復興のため、ドイツ軍が埋めた不発弾除去作業に従事していた二人だが、爆発した不発弾によってザビエは左腕を失った。
一九四六年、連合軍駐留で賑うパリ。ロベルト、ザビエ、ジョルジアは再会した。ロベルトは新興キャバレーの用心棒となって、二人を養っていたが、片腕となったザビエは荒んだ毎日を送っていた。ザビエやジョルジアの生活のために牧場を買おうと彼は、キャバレーの所有権を奪おうとしたが、暴力組織は報復としてザビエとジョルジアを殺した。
拳銃に弾丸を込めると、ロベルトは霧の街にでていった。




暗黒街育ちの作家ジョゼ・ジョヴァンニが、若い時ペルピニヤン・サンテ監獄で知り合った実在の一匹狼をモデルに書いた小説を自ら映画化。かつてジャン・ベッケル監督により〈勝負(かた)をつけろ〉のタイトルで映画化されています。戦前のマルセイユで死神と恐れられる名うてのギャングにベルモンドが扮し、いぶし銀の魅力を放っています。手回しオルガンの音で始まった映画は、路地の石段を上っていく男の後ろ姿とその響きが重なる中、情緒いっぱいに終わります。ジョヴァンニの最高傑作と断言しちゃいます。

■テーマ音楽
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