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Category : ミステリ
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シャーロック・ホームズの素敵な挑戦
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『シャーロック・ホームズの素敵な挑戦』
The Seven-Per-Cent Solution (1976・英/米)
製作会社/ウィニツキー=セラーズ・プロダクション
監督/ハーバート・ロス
脚本/ニコラス・メイヤー
原作/ニコラス・メイヤー 『シャーロック・ホームズ氏の素敵な冒険』
キャラクター創造/アーサー・コナン・ドイル
製作/ハーバート・ロス
製作総指揮/アーリン・セラーズ、アレックス・ウィニツキー
音楽/ジョン・アディソン
撮影/オズワルド・モリス
編集/クリス・バーンズ
出演/アラン・アーキン、ヴァネッサ・レッドグレイヴ、ロバート・デュヴァル、ニコル・ウィリアムソン、ローレンス・オリヴィエ、ジョエル・グレイ、サマンサ・エッガー、ジェレミー・ケンプ、チャールズ・グレイ、ジョージア・ブラウン、レジーヌ、アンナ・クェイル

今こそ謎の核心へ──ホームズ最大の冒険が始まる!
世紀末の魔都ウィーンにて、ホームズ×フロイト 奇蹟の遭遇!
超一流スタッフ&キャストで仕掛ける極上のミステリー・アドベンチャー。

1891年春。ワトソン(ロバート・デュヴァル)は、ベーカー街にホームズ(ニコル・ウィリアムソン)を訪れた。なぜならばホームズが、コカイン中毒となり、モリアーティを倒せと、熱にうなされていたからだ。かたわらにはコカインを7%の溶液に薄める注射器が。
薬で朦朧としたホームズに追い出されたワトソンを家で待っていたのは、モリアーティ教授(ローレンス・オリヴィエ)だった。教授は、ホームズから意味のない迫害をうけていると、ワトソンに訴えるが、昔、少年のホームズの家庭教師を教授がしていた話になると、口をつぐんでしまう。
過去の何かが今、ホームズを苦しめていると考えたワトソンは、最近注目の心理学者フロイト(アラン・アーキン)に彼の診察を頼もうと、妻やホームズの兄マイクロフト(チャールズ・グレイ)の助けをかりて、ホームズをウィーンへ連れ出した。こうして治療は数日に渡って続いたものの、以前のホームズには戻れないとワトソンは思った。
ある日、フロイトの患者ローラ(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)が、再び麻薬で自殺を計ったという連絡がくる。なんとか病院にかつぎ込まれた彼女は、保護者と名乗るラインスドルフ男爵(ジェレミー・ケンプ)に連れ去られた。
ホームズの出番がきた。推理は冴え、ラインスドルフが多額の借金を帳消しにするため、ローラを誘拐したものと判明。かくて、ホームズ一行は、トルコのスルタンが絡む一味の乗ったお召し列車を追うため、機関車を乗っ取り追跡する。
[ネタバレ反転]
乗員の協力によって追い上げたホームズは、お召し列車に飛び移る。列車の屋根の上でのラインスドルフとの一騎打ち。ホームズの勇猛ぶりに、一味は一網打尽となった。
事件は一段落し、ホームズの中毒原因を、というワトソンにフロイドは謎を解き明かした。彼の幼少の頃、母がモリアーティと密通し、それを知った父が母を殺したからだ。数日後、ロンドンへ戻る船の中には、己のトラウマを見詰め直して全快したホームズの姿があった。




ニコラス・メイヤーと云えばSF映画『タイム・アフター・タイム』(1979年)の監督であり、『スタートレック2/カーンの逆襲』(1982年)及び『スタートレック6/未知の世界』(1991年)の監督であることでSFファンには馴染み深い脚本家・監督です。スタジオのストライキのおり、暇になったメイヤーは「小説でも書いてみるか」と一念発起、見事ベストセラーになってしまい、さらには映画化時の脚本も自ら行っています。昔懐かしいレトロ映画調の語り口で、ゆったりと芸達者な出演陣の演技を堪能できます。因みに、ホームズの兄マイクロフトを演じたチャールズ・グレイは、グラナダTVの『シャーロック・ホームズの冒険』でも同じくマイクロフトを演じています。
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シャーロック・ホームズとワトソン博士3作
購入はこちらから → 別の生活ストア(Alt-Life Store)

『シャーロック・ホームズとワトソン博士の冒険』
(1979─1986・ソ連)全5作
Шерлок Холмс и доктор Ватсон
放映局/国営中央テレビ局
製作/レンフィルム
監督/イーゴリ・マスレンニコフ
脚本/ユーリィ・ドゥンスキー、ヴァレーリー・フリード、ウラジーミル・ヴァルツキー
原作/アーサー・コナン・ドイル
撮影/ユーリィ・ヴェクスレル
美術/マルク・カプラン
音楽/ウラジーミル・ダシケーヴィチ
出演/ワシーリー・リヴァーノフ、ヴィターリー・ソローミン、リナ・ゼリョーナヤ、ボリスラフ・ブロンドゥコフ、ボリス・クリューエフ、ヴィクトル・エフグラフォフ

シャーロック・ホームズとワトソン博士
第一部『交流』 (原作「まだらの紐」)
第二部『血の署名』 (原作「緋色の研究」)


シャーロック・ホームズとワトソン博士の冒険

『バスカヴィル家の犬』 (原作「バスカヴィル家の犬」)


シャーロック・ホームズとワトソン博士の冒険

第一部『恐喝王』 (原作「恐喝王ミルヴァートン」)
第二部『決死の闘い』 (原作「最後の事件」)
第三部『虎狩り』 (原作「空家の冒険」)



シャーロック・ホームズとワトソン博士の冒険[未DVD化]
『アグラの秘宝』 (原作「四つの署名」「ボヘミアの醜聞」)

シャーロック・ホームズとワトソン博士の冒険
[未DVD化]
『20世紀が始まる』 (原作「技師の指」「ブルースパーティントン設計書」「最後の挨拶」)


1979年から1986年にかけてソ連で制作され、今だにロシア国内外で根強い人気を誇るロシア版シャーロック・ホームズの連作TVドラマ。イギリスBBCでも一部が放映され、当時首相だったマーガレット・サッチャーに「ロシア製ホームズは世界最高」とまで言わしめた「レンフィルム」スタジオの作品です。単発作品である第1作の放映以来、視聴者の間で人気を博し、スタジオや国営中央テレビ局に続編を望むファンレターが殺到したことが制作のきっかけで、最終的には全5本の連作となりました。日本では、残念ながらDVD化がされているのは3本です。レニングラード(現サンクト・ペテルブルク)やラトヴィア、エストニアなど19世紀末英国及びヨーロッパの風情が色濃く残る街がロケ地として選ばれており、その雰囲気が素晴らしいです。また、ハンサムなホームズ役ワシーリー・リヴァーノフの淡々とした上品さ、それに勝るとも劣らないワトソン役ヴィターリー・ソローミンの若々しく魅力的な演技は素晴らしく、ホームズの追従者ではなく対等な友人であるという関係性が互いに見て取れて感動ものです。同じく傑作と評価の高い英国グラナダTV製作、ジェレミー・ブレット主演の『シャーロック・ホームズの冒険』シリーズと見比べてみるのも楽しいですよ。

※『シャーロック・ホームズとワトソン博士の冒険 バスカヴィル家の犬』は現在、完全予約生産で再リリース中です。
殺人は容易だ

『殺人は容易だ(ロンドン殺人事件)』 (1982・米)TVM
Agatha Christie's Murder Is Easy
監督/クロード・ワッサム
製作/デヴィッド・L・ウォルパー、スタン・マーグリス
脚色/カルメン・カルヴァー
原作/アガサ・クリスティ 『殺人は容易だ』
出演/ビル・ビクスビー、レスリー=アン・ダウン、オリヴィア・デ・ハヴィランド、ヘレン・ヘイズ

“疑われない限り、殺人は容易”
オリヴィア・デ・ハヴィランド、ヘレン・ヘイズ、2大オスカー女優が共演!


オックスフォード大学勤務のコンピュータ学者兼数学者ルーク・ウィリアムズ(ビル・ビクスビー)。競馬までもコンピュータを使った確率計算で当ててしまう彼は、休暇でイギリスを訪れ、ロンドン行きの列車に乗っていた。
途中のウィッチウッズ村から乗ったラビニア・フラトン(ヘレン・ヘイズ)という老婦人が、「村で連続殺人事件が発生しているのに誰も気づかない、すでに3人も殺され、次の犠牲者はハンブルビー医師だ」と話し出す。しかもフラトンは犯人を知っていて、これからロンドン警視庁へ知らせに行くと言うのだった。「誰にも疑われなければ、殺人は容易なんですよ」と言う彼女。
半信半疑のルークだったが、ロンドンで彼女がひき逃げで死亡。ダービーをルークのコンピュター予想で当てた友人ジミーの車で、彼は村へ向った。村に入ると、老婦人の予告通りハンブルビー医師が死亡していた。ジミーの知人ゴードン・イースターフィールド卿(ティモシー・ウェスト)の館に泊めてもらい、研究を口実に事件の真相を探ることになる。
ゴードンの秘署兼婚約者のブリジット(レスリー=アン・ダウン)を協力者に、昔のゴードンの婚約者でアッシュ博物館の係員、博識のウェインフリート婦人(オリビア・デ・ハビランド)を助言者にして、少しずつ村の人間関係が洗い出されてくる。
飲んだくれの居酒屋の亭主カーターは溺死、嫌われ者の青年トビーは博物館の窓から落下、ハンブルビー医師は敗血症で死亡。だらしないメイドの若きエイミーもヘロイン中毒で死んだ。
トーマス医師や事務弁護士のアボット、退役軍人のホートン少佐、骨董屋の主人エルズワージーなど、容疑者として浮かんできた人物の条件を入力して、コンピューターがはじき出した真犯人は「ブリジット」だった。ブリジットを恋するようになったルークはこの答えを受け入れたくない。
ロンドンでの車の事故を運転手のリヴァースが駐在所の警官に報告した。彼が殺されて、凶器に使われた置物からエルズワージーが犯人だとルークは推理するものの、駐在所の警官は取り合わない。その間に真犯人はさらに策を練っていた。



アガサ・クリスティーが創造したポアロやマープルのような名探偵は登場しない一篇をTV映画化。容疑者に見える人物が何人も登場し、一応それに理屈をつけて、最後にひっくり返す“クリスティ節”は健在です。とはいえ、本作ならではの凄いポイント、それは事件が迷走し、ラストで登場する村の警官がいきなりすべての謎解きをしてしまい、主人公がまったく形無しになってしまうという唖然とするもの。意外すぎて凄いですよ。その主人公を演じるのは『超人ハルク』の、ハルクに変身するデビッド・バナー博士役を演じたビル・ビクスビー。列車内で主人公に殺人事件の話をするヘレン・ヘイズは、後にミス・マープルを演じます。

※VTR廃盤/未DVD化
殺しのリハーサル/DVD

『刑事マッカロイ/殺しのリハーサル』 Rehearsal For Murder (1982・米)
製作総指揮/リチャード・レヴィンソン、ウィリアム・リンク
監督/デヴィッド・グリーン
脚本/リチャード・レヴィンソン、ウィリアム・リンク
撮影/ステヴァン・ラーナー
音楽/ビリー・ゴールデンバーグ
出演/ロバート・プレストン、リン・レッドグレーヴ、パトリック・マクニー、ローレンス・プレスマン、マドリン・スミス=オズボーン、ウィリアム・ラス、ジェフ・ゴールドブラム、ウィリアム・ダニエルズ

冴える頭脳戦! 緊迫のサスペンス!!

ブロードウエイの劇作家アレックスは一年間の沈黙を破り、新作舞台の脚本の読み合わせをするために友人である役者たちやプロデューサーを、とある劇場に招いた。久し振りの再会に喜ぶ6人だったが、いざ本読みを始めて見ると皆とまどった。その内容は、ちょうど一年前に起きた事件を蒸し返すような物だったのだ。
その事件とは新作舞台の初日の晩、酷評を受けた主演女優のモニカが自宅の二階から飛び降り自殺をしてしまったという悲惨な事件で、6人共その公演に参加していたのだった。モニカと結婚間近だったアレックスは、その晩のモニカの行動に不審を抱き、自殺ではなく他殺であると確信していたのだ。
さまざまな動機が考えられる共演者たちを集め、犯人探しのために書いた当日の夜の出来事を再現する台本を演じさせて、犯人を洗い出そうとしていたのだった。しかし、それに怒った役者のひとりがアレックスの静止を振り切り劇場を出ようとするが、客席には刑事が待機しており……。



『刑事コロンボ』の生みの親、レヴィンソン&リンク・コンビによる “芝居” を巧みに使った傑作ミステリTVムービー。細かい所まで練られたシナリオが見る者を “もうひとりの関係者” にして、アレックスが導くリハーサルにどっぷりと浸りきってしまいます。どんでん返しの結末はまさに圧巻! 初見はNHKの吹き替え放映。劇中劇と現在の舞台上の駆け引きが渾然一体となる不思議な感覚。二転三転するストーリーに翻弄されます。ミステリードラマの傑作です。

この度、この傑作ミステリが「ピュアマリー」という劇団にて舞台上演されます。舞台上で演じられる劇中劇という設定を、実際の舞台で観られるという何重にも錯綜した感覚は興味深いです。この劇団はミュージカルや青春劇も公演しますが、なんと言ってもアガサ・クリスティのミステリ多数を公演している、ミステリ舞台のプロ。期待が増します。

『殺しのリハーサル』9月10日(火)〜9月16日(月・祝)
会場/中目黒・キンケロシアター
脚色/D・D・ブルック
翻訳/保坂磨理子
演出/三田康二
出演/中野誠也、夕貴まお、志村史人、荒木真有美、真京孝行、濱田和幸、原貴紀 村田有香、佐々木志保、大部恭平、松浦豊和、村田美佐子

殺しのリハーサル/舞台
劇場チケット予約『ピュアマリー』
シャーロック・ホームズとワトソン博士3作

『シャーロック・ホームズとワトソン博士の冒険』 (1979─1986・ソ連)全5作
Шерлок Холмс и доктор Ватсон
放映局/国営中央テレビ局
製作/レンフィルム
監督/イーゴリ・マスレンニコフ
脚本/ユーリィ・ドゥンスキー、ヴァレーリー・フリード、ウラジーミル・ヴァルツキー
原作/アーサー・コナン・ドイル
撮影/ユーリィ・ヴェクスレル
美術/マルク・カプラン
音楽/ウラジーミル・ダシケーヴィチ
出演/ワシーリー・リヴァーノフ、ヴィターリー・ソローミン、リナ・ゼリョーナヤ、ボリスラフ・ブロンドゥコフ、ボリス・クリューエフ、ヴィクトル・エフグラフォフ

シャーロック・ホームズとワトソン博士
第一部『交流』(原作「まだらの紐」)
第二部『血の署名』(原作「緋色の研究」)


シャーロック・ホームズとワトソン博士の冒険 バスカヴィル家の犬
(原作「バスカヴィル家の犬」)


シャーロック・ホームズとワトソン博士の冒険
第一部『恐喝王ミルヴァートン』
第二部『最後の事件』
第三部『空家の冒険』


1979年から1986年にかけてソ連で制作され、今だにロシア国内外で根強い人気を誇るロシア版シャーロック・ホームズの連作TVドラマ。イギリスBBCでも一部が放映され、当時首相だったマーガレット・サッチャーに「ロシア製ホームズは世界最高」とまで言わしめた「レンフィルム」スタジオの作品です。単発作品である第1作の放映以来、視聴者の間で人気を博し、スタジオや国営中央テレビ局に続編を望むファンレターが殺到したことが制作のきっかけで、最終的には全5本の連作となりました。日本では、残念ながらDVD化がされているのは3本です。レニングラード(現サンクト・ペテルブルク)やラトヴィア、エストニアなど19世紀末英国及びヨーロッパの風情が色濃く残る街がロケ地として選ばれており、その雰囲気が素晴らしいです。また、ハンサムなホームズ役ワシーリー・リヴァーノフの淡々とした上品さ、それに勝るとも劣らないワトソン役ヴィターリー・ソローミンの若々しく魅力的な演技は素晴らしく、ホームズの追従者ではなく対等な友人であるという関係性が互いに見て取れて感動ものです。同じく傑作と評価の高い英国グラナダTV版、ジェレミー・ブレット主演の『シャーロック・ホームズの冒険』シリーズと見比べてみるのも楽しいですよ。

現在、「別の生活ストア(Alt-Life Store)」でDVD『シャーロック・ホームズとワトソン博士』、『シャーロック・ホームズとワトソン博士の冒険』が販売中。『シャーロック・ホームズとワトソン博士の冒険 バスカヴィル家の犬』は売切中ですが、完全予約限定生産で再リリースの予約を受注中。現時点であと24人で再リリース決定。来年7月までに再リリースの目途が立たない場合には、廃盤となってしまうそうです。ヤバイぞ! 私? もちろん予約しましたですよ!
予約はこちらから → 別の生活ストア(Alt-Life Store)

※[在庫数]=予約数で、0になると規定予約数に達します。


『フレッチ/殺人方程式』 Fletch (1985・米)
配給/ユニバーサル・ピクチャーズ
監督/マイケル・リッチー
脚本/アンドリュー・バーグマン
原作/グレゴリー・マクドナルド
製作/ピーター・ダグラス、アラン・グライスマン
音楽/ハロルド・フォルターメイヤー
撮影/フレッド・シュラー
美術/ボリス・レヴィン
編集/リチャード・A・ハリス
出演/チェビー・チェイス、ダナ・ウィラー・ニコルソン、ティム・マティソン、ジョー・ドン・ベイカー、リチャード・リバティーニ、ジーナ・デイヴィス、M・エメット・ウォルシュ、ジョージ・ウェント、ケネス・マース、ラリー・フラッシュ・ジェンキンス、ジョージ・ウェント、ビル・ヘンダーソン、ウィリアム・サンダーソン

いい加減で女たらし……でも変装ならお手のもの! 難事件に挑む新聞記者フレッチの運命やいかに!?

ニューズ・トリビューン紙の記者のアーウィン・フレッチャー・通称“フレッチ”は、ヒッピー姿で海岸をうろつき廻り、麻薬ルートの調査をしていた。ある日、アラン・スタンウィック(ティム・マティソン)という男から話を聞くだけで1000ドルという、うまい話を持ちかけられる。彼の大邸宅で話を聞くと、1週後の木曜の夜に彼の家に忍び込んで彼を殺してくれたら5万ドル払うというものであった。自分は末期ガンで余命いくばくもないので、苦しむことなく死にたい、自殺では妻のゲイル(ダナ・ウィラー=ニコルスン)に多額の保険金が払われないからという理由であり、殺したらリオに高飛びしろという。
一応承諾して社にもどり、麻薬ルートの探訪記事をせかす鬼編集長(リチャード・リバティーニ)を放っておいて、アランの周囲を洗ってみた。ユタ州の出身でボイド航空のパイロットから、社長の娘ゲイルと結婚という経歴だった。病院のカルテを盗み見たら、案の定、アランはガンになっていなかった事を突き止める。
次にゲイルに接近し、彼女がアランの両親と一度も会っていないことを聞き出した。それから役人にばけて、ゲイルの父(ケネス・マース)に会い、アランがユタ州に土地を300万ドルで購入したことを知った。ユタに飛んだフレッチは、その土地が3000ドルのものであることをつきとめる。
海岸にもどったフレッチは警官につかまり、署長力ーリン(ジョー・ドン・ベイカー)に「捜査の邪魔をするな」と脅かされた。アランの自家用機の整備士から、アランが毎週ユタ州に行くこと、しかしその燃料の使用料がケタはずれに多く、南米にまで行けるほどだと聞かされた。海岸で取引される麻薬は南米産だ。
[ネタバレ反転]
果たせるかな、アランは麻薬の運び人で、カーリンと組んでいたのだ。ユタに行き、アランの両親を訪ねたフレッチは、彼らのいう嫁とはゲイルではなく町に住む女性であることがわかった。アランはフレッチを罠にかけ、彼をゲイル殺しの犯人に仕立てようとしていたのだ。
木曜の夜、すべてを知ったゲイルとフレッチは、アランの裏をかいて、彼を倒した。カーリンの悪事はばれ、その頃、ゲイルとフレッチはリオの海岸を散歩していた。



奇妙な依頼の裏にある陰謀を調べる新聞記者の活動をコミカルに描くミステリ・コメディ映画。原作は『アメリカ探偵作家クラブ賞』受賞のシブいミステリーですが、C・チェイスの出演により雰囲気がガラリと変わり、肩の力を抜いて見られる娯楽作品に仕上がっています。得意の変装で医者や飛行士の整備士、保険調査員に化けながら、ピンチのたびにマシンガンのように吐き出されるフレッチの口から出任せで乗り切るギャグが繰り返され、コメディ色を強めています。トボけた風貌での無表情ギャグが売りのC・チェイスなので、いつの間にやら煙にまかれて相手も何が何やら分からなそうなのが、C・チェイスのファンにはツボなのです。

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『料理長(シェフ)殿、ご用心』 (1978・米/伊/仏/西独)
Who Is Killing the Great Chefs of Europe?
監督/テッド・コッチェフ
脚本/ピーター・ストーン
原作/アイヴァン・ライアンズ&ナン・ライアンズ
製作/ウィリアム・オルドリッチ
製作総指揮/マーヴ・エイデルソン、リー・リッチ
音楽/ヘンリー・マンシーニ
撮影/ジョン・オルコット
編集/トム・ノーブル
出演/ジョージ・シーガル、ジャクリーン・ビセット、ロバート・モーリー、ジャン=ピエール・カッセル、フィリップ・ノワレ、ジャン・ロシュフォール、ジジ・プロイエッティ、ステファノ・サッタ・フローレス、マッジ・ライアン、フランク・ウィンザー、ティム・バーロウ、ジョス・アックランド、ジャック・マラン、ピーター・サリス

ヨーロッパ各地の一流レストランを舞台に起こる、奇抜な連続殺人の犯人は?
何度観ても味わい深い、滋味に富む謎解きコメディ!

バッキンガム宮殿の調理場では、グランド・シェフの指揮のもとで世界一流のシェフたちが忙しく働いている。オードブルは、ロイヤル・グリルのシェフ、ルイ(ジャン=ピエール・カッッセル)のハトの包み焼きそして最後を飾るデザートは、70ポンドもあるボンブ・グラッセ。作るのは、ニューヨークからやってきた世界一のデザート・シェフ、ナターシャ(ジャクリーン・ビセット)。爆弾という意味のそのアイスクリームのデザートは、最後に火が点けられるというものだった。
そのころ、王室晩餐の主催者マックス(ロバート・モーリー)は、主治医から「減食しなければ、あと半年の生命」と言われ、ショックを受けていた。グルメのための料理雑誌を主宰し、美食家として権威をもつマックスにとって減食は死よりもひどい仕打ち。シェフたちが、芸術ともいえる料理を生み出す限りマックスの生命は縮まる。マックスの頭に浮かんだのは、自ら選び抜いた「世界のシェフ・ベスト4」。
彼らの得意料理は、ルイが小鳩の包み焼き、ロブスターのカルチョフィ添えのゾッピ(ステファノ・サタ・フロレス)、プレスド・ダックのムリノー(フィリップ・ノワレ)。そして4番目のデザート担当、ナターシャだった。
ロンドン郊外では、ナターシャのもとの夫ロビー(ジョージ・シーガル)が、ヨーロッパ全土にオムレツ・チェーンをつくろうと準備中。ルイとナターシャが女王陛下からお誉めを賜わった日の夜、ルイがオーブンの中で焼かれて死んだ。続いて、ゾッピの死体が、彼のレストランの水槽の中で発見された。そして、ムリノーも、彼のダック・プレス機で頭を砕かれて…。皆、自分の得意料理の調理法を使って殺害されていった。
[ネタバレ反転]
次は私の番、とおびえていたナターシャだったが、彼女がテレビの料理ショーでデザートに火を点けようとした寸前に、事情を察知してかけつけたロビーに救われた。そのデザートには本物の爆薬が仕掛けられていたのだった。
晩餐の最中のマックスのもとへ乗り込み、犯人として問いつめると、目を白黒させたマックスは苦しそうに呻いてテーブルにくずおれた。マックスの秘書のミス・ビーチャム(マジック・ライアン)は、愛しそうにマックスの死体の頭を撫でて告白する。マックスの美食による死を防ぐために、4人のシェフの殺人を考えたのだった……間に合わなかったが。その時、しゃっくりと伴に気がつくマックス。しんみりしていた一同、唖然。こうして連続殺人事件は解決したのだった。




世界の4大料理長たちと美食家が巻き込まれる謎の殺人事件を描く、ミステリーとブラックユーモアを絡ませた、異色のグルメ・ユーモア・サスペンス映画の佳作。超豪華な自分の得意料理とそっくりな方法で殺される各国シェフたちが、ヨーロッパ映画界の名優揃いというところがツボで、さらにはジャクリーン・ビセットの美しさは神ものです。名優ロバート・モーレー、ジョージ・シーガルのコメディ演技も絶品。まあ、ミステリの部分はそれほどサスペンスは盛り上がりませんが、諧謔に富んだ上品なユーモア・ミステリで楽しめます。

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『ロング・グッドバイ』 The Long Goodbye (1973・米)
監督/ロバート・アルトマン
脚本/リー・ブラケット
原作/レイモンド・チャンドラー
製作総指揮/エリオット・カストナー
製作/ジェリー・ビック
撮影/ヴィルモス・ジグモンド
音楽/ジョン・ウィリアムス
編集/ルー・ロンバード
出演/エリオット・グールド、ニーナ・ヴァン・パラント、スターリング・ヘイドン、マーク・ライデル、ヘンリー・ギブソン、デイヴィッド・アーキン

鬼才ロバート・アルトマンがレイモンド・チャンドラーの世界に挑んだ異色ハードボイルド!

靴をはいたままベッドでうたた寝をしていた私立探偵フィリップ・マーロウ(エリオット・グールド)は、腹をすかせた猫に起こされてしまった。真夜中の3時、あいにくペットフードを切らせていたマーロウはオールナイトのスーパー・マーケットに買い物に出た。だが、せっかく買ってきたペットフードも口にあわないのか、猫は外に出て入ってしまった。
猫と入れ代わりに友人のテリー・レノックス(デイヴィッド・アーキン)が入ってきた。夫婦喧嘩の末、家を飛び出し、頭を冷やしにメキシコに行くという彼のためにマーロウは、メキシコ国境の町まで車で出かけた。
翌朝、猫を探しながら帰ってきたマーロウを待っていたのは、テリーの妻の殺人事件だった。テリーを匿っていると疑われたマーロウは警察にしょっぴかれたが、テリーがメキシコのある町で自殺したため、すぐ釈放された。マーロウはテリーが犯人とは信じず、きな臭いものを感じた。
翌日、マーロウの元に高名な作家ロジャー・ウエイド(スターリング・ヘイドン)の妻アイリーン(ニーナ・ヴァン・パラント)から、行方不明の夫を捜してほしいと依頼があった。早速ウエイド家を訪ねたマーロウは、夫人から「助けて下さい。ドクターV」というメモを見せられ調査に乗り出した。そして“ドクターV”が神経科のバリンジャー博士(ヘンリー・ギブソン)であることを突き止めた。作家として自信を失ったウエイドは、バリンジャーの病院で酒びたりの毎日を送っていたのだ。
アパートに帰ったマーロウは、いきなり大勢のやくざに取り囲まれた。彼らはテリーの持ち逃げした大金をマーロウが隠していると信じているのだ。彼が一味の車を尾行すると、車はウエイド家に入っていった。
事件の複雑な展開に行き詰まりを感じたマーロウは、鍵であるテリーが自殺したメキシコの田舎町オタトクランを訪れたが、何も握めなかった。
再度ウエイド家を訪れたとき、ウエイドは隣人を集めてパーティを開いていた。そして、診察料のことでバリンジャーとトラブルを起こしたウエイドはその夜、酔って海へと歩いて行き波間に消えた。
35万ドルの行方を追っているやくざのマーティ(マーク・ライデル)は、疲れきって帰ってきたマーロウを捕らえ、拷問をしてもその行方を聞き出そうとしていた。そのとき、マーティに謎の電話がかかり、金のありかを告げた。マーティから解放されて道路に出たマーロウの前を、ウエイド夫人の乗った車が走り抜けた。追跡しようとしたとき車にはねられた彼は、病院にかつぎこまれたが、幸いけがはたいしたことなく、その足でウエイド家に行ってみるが、すでに引っ越した後だった。
[ネタバレ反転]
ウエイド夫人の暗躍にテリーの存在を感じたマーロウは、再度メキシコに飛び、検死官に5千ドルの賄賂を握らせた。やはり偽装自殺だった。彼はウエイド夫人を自分の女にして、その莫大な作家の遺産を手中に収め、のうのうと暮らしていたのである。
男の友情に裏切られたマーロウに、テリーは言った。「お前はバカだ。いつも何かを損しているよ」。ピストルを握ったマーロウは、「そうだ、猫も失ってしまったよ」と答えると引き金を引いた。
並木道で、ジープに乗ったウエイド夫人とすれ違ったが無言のままだった。オモチャのハーモニカを吹いて、マーロウはおどけながら歩いていった。




ロサンゼルスのネオンの中を事件を求めて、一抹の感傷を抱いてさまよう私立探偵フィリップ・マーロウを主人公とするレイモンド・チャンドラーの小説を、鬼才ロバート・アルトマン監督が作品のエキスだけを巧みに70年代に移植して映画化した作品です。一般的にはハードボイルドの私立探偵というと、トレンチコートを颯爽と着こなし、悪漢どもとも拳でやり合い、うるさい刑事には減らず口を返す、といったイメージですが、この映画のマーロウは違います。夏のロサンゼルスの太陽の下、よれよれの紺のスーツにだらしなく緩めた赤のネクタイというおよそセンスのない服装。そして犬にはワンワンほえられ、両手を挙げて降参している男。長い足でがに股気味でひょこひょこ歩く姿は、お世辞にも頼りにならなさそう。しかし、実際に“ヘボ探偵”かというとそうでもありません。老作家が病院に監禁されていたのをすぐに見つけ、居留守を使うインチキ医師や看護婦にへらへらとやり返す。ヤクザのマーティの手下を殴ったりしないが、これまたいつもの減らず口で煙にまく。全編にユーモアが漂い、ダサくてカッコワルイその姿が、逆に格好良いのです。マーロウ物としてはロバート・ミッチャムの『さらば愛しき女よ』と甲乙つけ難い出来栄えの傑作。無名時代のアーノルド・シュワルツェネッガーがチンピラ役で出演しています。

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『三つ数えろ』 The Big Sleep (1946・米)
監督/ハワード・ホークス
脚色/ウィリアム・フォークナー、リー・ブラケット、ジュールス・ファースマン
原作/レイモンド・チャンドラー『大いなる眠り』
製作/ハワード・ホークス
撮影/シド・ヒコックス
美術/カール・ジュールズ・ワイル
音楽監督/レオ・F・フォーブステイン
音楽/マックス・スタイナー
録音/ロバート・B・リー
編集/クリスチャン・ナイビー
出演/ハンフリー・ボガート、ローレン・バコール、ジョン・リッジリー、マーサ・ヴィッカーズ、ドロシー・マローン、ペギー・ヌードセン、レジス・トゥーミー、チャールズ・ウォルドロン、チャールズ・D・ブラウン、ボブ・スティール、エライシャ・クック・ジュニア、ルイス・ジーン・ハイト、ソニア・ダーリン、ジェームズ・フレイヴィン、トーマス・ジャクソン、トム・ラファティ、セオドア・フォン・エルツ、ダン・ウォレス、ジョイ・バーロゥ、トム・ファッデン、ベン・ウェルデン、トレヴァー・バーデット

R・チャンドラー原作「大いなる眠り」を映画化。ボガート&バコール共演、ハードボイルドの傑作。

私立探偵フィリップ・マーロー(ハンフリー・ボガート)は車椅子の老将軍スターンウッド(チャールズ・ウォルドロン)の妹娘で抑欝症気味のカーメン(マーサ・ヴィッカーズ)が、古本屋アーサー・ガイガー(セオドア・フォン・エルツ)から恐喝状をつきつけられたことについて調査依頼をうけた。将軍は同時に姉娘ヴィヴィアン(ローレン・バコール)の夫リーガンが行方不明になったことも心配していた。
ガイガー家を探りに行ったマーローはあられもない格好でガイガーの死体の傍らに佇むカーメンを発見し、家へ送りかえした。彼女はここで秘密写真を撮られていた。翌日彼は地方検事局のバーニー・オールズ(レジス・トゥーミー)から、将軍家の自動車が暴走して、前にカーメンと駈け落ちしかけたことのある運転手テイラー(ダン・ウォレス)が死んだというニュースを知らされた。
ヴィヴィアンはマーローの事務所を訪れるうち彼に恋心を抱くようになった。マーローは恐喝の張本人がいかさまギャングのジョー・ブロディ(ルイス・ジーン・ハイト)であることをつきとめたが、ジョーは彼をガイガー殺しの犯人と思いこんでいるガイガーの身内に殺された。しかし真犯人は死んだテイラーであった。
リーガンと関係のあったモナという女の夫で暗黒街の大物エディ・マース(ジョン・リッジリー)がリーガン事件に関係あると睨んだマーローは、リーガンの仲間ハリー・ジョーンズ(エライシャ・クック・ジュニア)に当たって見ようとしたが、一足おそくハリーはエディの手下カニーノ(ボブ・スティール)に毒殺された。マーローはカニーノの後を追ったが、計略にかかって捕えられ、危いところを居合せたヴィヴィアンに救われた。
[ネタバレ反転]
ガイガーの家に行ったマーローは電話でエディを呼びつけ、彼からリーガンがカーメンに殺された事実を聞き出した。ガイガーの家を取り囲んだエディの手下たちはマーローの策にかかって誤って発砲し親分エディを殺してしまった。マーローは検事局のバーニーにリーガン殺しはエディであったと告げた。



レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説『大いなる眠り』を、文豪フォークナーにブラケットとファースマンと、大変豪華な顔ぶれが脚色して映画化。人物の出入りが激しく、追う事件が一つではなく幾つもリンクしてくるので、相関関係が分かり難いとの感想のあるけど、これこそがハードボイルド。錯綜する事件に入り組んだ人間模様が、事件を追ううちに暴かれて行く醍醐味。ホークスのスピーディな演出がノリにノッています。ボガートとバコールの黄金コンビが、ミステリアスな事件に格好良い渋さを醸し出しています。
さらば愛しき女よ
さらば愛しき女よ [VHS]

『さらば愛しき女よ』 Farewell My Lovely (1975・米)
監督/ディック・リチャーズ
脚本/デイヴィッド・ツェラグ・グッドマン
原作/レイモンド・チャンドラー
製作総指揮/エリオット・カストナー、ジェリー・ビック
製作/ジョージ・パパス、ジェリー・ブラッカイマー
撮影/ジョン・A・アロンゾ
音楽/デイヴィッド・シャイア
編集/ジョエル・コックス、ウォルター・トンプソン
出演/ロバート・ミッチャム、シャーロット・ランプリング、ジョン・アイアランド、シルヴィア・ミルズ、アンソニー・ザーブ、ハリー・ディーン・スタントン、ジャック・オハローラン、ジョー・スピネル

バーボンだけさ 俺の手に残ったものは…… いつもと同じことよ
愛していたぜ……けだるい紫煙の中で私立探偵マーロウはもがいた! 
次々と起こる殺人事件を背景に
人間のやさしさをきらめかせるチャンドラー文学の傑作、最新の映画化!


ロサンゼルス、1941年。ヤンキースのディマジオが56試合連続安打と記録をのばし、ヒトラーがロシアに進攻を開始、砂糖1ポンドが6セントに高騰していた頃……。今や警察に追われる身となった私立探偵フィリップ・マーロウ(ロバート・ミッチャム)は、安宿の一室から電話で、ロス市警のナルティ警部補(ジル・アイアランド)に7つもの仏がとび出した今日の事件の経過を説明していた。
──ある日、雲をつくような大男ムース・マロイ(ジャック・オハローラン)から、ヴェルマという女を捜し出すことを依頼された。マロイは7年前、恋人ヴェルマ・バレントと銀行強盗のヤマを踏み、たった今、刑務所から出てきたところだという。そのとき突然通りの車から2人めがけて拳銃が乱射された。しかしマロイは顔色ひとつ変えない。そんな彼に興味をひかれたマーロウは、依頼を引き受けた。
その昔、ヴェルマが歌手としてつとめていた『フロリアンの店』を訪ねた2人は、第1の殺人に出くわす。黒人バーテンを尋問したマロイが力あまって締め殺してしまったのだ。マーロウは情報屋のジョージーを連絡場所として、マロイを逃がした。マーロウはかつてフロリアンの店でバンドマンをやっていたトミー・レイの口から、フロリアンの持主で未亡人のジェシー(サラ・マイルズ)の家を訪ねたが何の手がかりも得られなかった。
オフィスに戻ったマーロウを、遊び人風の男リンゼイ・マリオが待っていた。ある重要人物が盗まれた宝石の回収現場に立ち合ってほしいという。マーロウはキナ臭いものを感じたが、仕事がないよりはましだった。夜、取引相手を待つマーロウは突然何者かに後頭部を殴られ気絶した。気がついたとき、傍にマリオの血まみれの死体が転がっていた。
宝石の線から、コレクターとして知られる市の実力者ロックリッジ・グレイルの邸宅を訪ねたマーロウは、悩ましい曲線で迫るグレイルの妻ヘレン(シャーロット・ランプリング)と出逢い、その美しさに眼をみはる。彼女がマーロウに依頼したのは宝石のことではなく、ボーイフレンドだったマリオを殺した犯人を挙げることだった。
マロイからの連絡を期待しながらオフィスへ戻ったマーロウを3人の暴漢が襲った。気がついたところは怪女アムサーの娼館だった。羽がいじめされたマーロウに、マロイの居所を白状させようと迫るアムサー。監禁されたマーロウは、そこにトミー・レイの惨殺死体を見つけた。マーロウはふらつく意識をおして脱出を試みた。そのとき、アムサーが手下チンピラと娼婦の情事を見つけ、トラブルとなってあっけなくチンピラに殺された。
ジョージーの家で休息していたマーロウのところにグレイル夫人からパーティ招待の呼び出し電話がかかった。出席したマーロウに、暗黒街の顔役レアード・ブルネット(アンソニー・ザーブ)からマロイに会いたいと話が持ちかけられた。
数日後、ジェシーから連絡が入った。ヴェルマがマロイに会いたいという。約束した場所へ乗り込んだマーロウとマロイに殺し屋たちの機関銃の乱射が浴びせられた。辛くも危機を脱した2人。それから間もなくジェシー・フロリアンも殺された。事件のカギがブルネットのトバク船にあると推理したマーロウは、ナルティに冒頭の電話を入れた後、マロイとともに乗り込むことにした。ナルティ警部補も、警官隊を率いてその後を追った。
[ネタバレ反転]
激しい銃撃戦の末、ブルネットの船室に乱入した2人は、そこにヘレン・グレイルの姿をみた。「ヴェルマ…!」思わずつぶやくマロイ。グレイル夫人こそ、マロイが6年間も獄中で想い続けた可愛い女だった。素性の卑しい女が玉の輿に乗った。一時、愛を語らい、共に犯罪を犯した相棒が出所して自分を捜し始めたとき、女は自らの過去を知る関係者たちを次々消さなければならなかった。ヘレンと、彼女を利用して立身を計るブルネットこそ真の犯人だった。
突如、グレイル夫人がマーロウを消すようにマロイをけしかけた。操られるようにマロイが近づいた時、その背後で銃弾が炸裂した。ナルティだった。マロイが倒れたせつな、マーロウの拳銃が火を吹きグレイル夫人の胸を血に染めた。




謎の女を追って、気だるく澱んだロスの街を徘徊する私立探偵フィリップ・マーロウの行動を描くハードボイルド映画の傑作。レイモンド・チャンドラーが創出した、裏ぶれて感傷的な背徳の街ロサンゼルス──第二次大戦前夜の裏町やギャング街、ダンスホールにカジノ船などの風俗・時代の空気感が、見事に再現されています。「スリーピング・アイ」の愛称のロバート・ミッチャムは、汚れた街をゆく非情でありながら優しい、酸いも甘いも噛み分けた男を体現、これがオリジナルのハードボイルドだ、と言わんばかりの好演です。ダシール・ハメットの感傷は筆の裏に隠れたどこまでもドライな非情さと違った、チャンドラーのウェットな非情さは、どこかロマンチックです。余談ですが、娼館のチンピラ役は、無名時代のスタローンです。

※VHS廃盤/未DVD化


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『マルタの鷹』 The Maltese Falcon (1941・米)
監督/ジョン・ヒューストン
脚本/ジョン・ヒューストン
原作/ダシール・ハメット
製作総指揮/ハル・B・ウォリス
音楽/アドルフ・ドイチュ
撮影/アーサー・エディソン
編集/トーマス・リチャーズ
出演/ハンフリー・ボガート、メアリー・アスター、ピーター・ローレ、シドニー・グリーンストリート、ウォード・ボンド、グラディス・ジョージ、エリシャ・クック・Jr、バートン・マクレーン、ジェローム・コーワン、ウォルター・ヒューストン

ダシール・ハメット原作のハードボイルド小説を忠実に映画化。
ハンフリー・ボガート演じる私立探偵サム・スペードが謎を解く。


サンフランシスコで私立探偵局を開いているサム・スペード(ハンフリー・ボガート)は、ワンダリー(メアリー・アスター)という女から、サースビーという人物に尾行されているから救ってほしいと頼まれる。それをスペードの相棒のアーチャー(ジェローム・コーワン)が彼女の美しさにひかれて買って出た。しかしその夜、アーチャーはサースビーと共に死体となって発見される。当局ではスペードとアーチャーの妻のアイヴァの間を怪しみ、彼の謀殺ではないかとの嫌疑をかれられる。スペードは身の潔白を守るため、ワンダリーを追及した。彼女の本名はオーショネイといい、サースビーとなにか一儲けを企てたが、自分を裏切ろうとしたので尾行を頼んだということがわかった。
スペードが事務所に帰るとジョエル・カイロ(ピーター・ローレ)という奇妙な小男が来て、黒い鷹の置物を探してくれたら5000ドルの謝礼を出すという。謎の巨漢紳士ガットマン(シドニー・グリーンストリート)も、鷹の置物を求めて接触してくる。スペードはオーショネイとこの男たちの間に関係があると睨み、複雑な糸を解きほぐそうとする。



ハードボイルド映画の嚆矢。渋くストイックな男の背中がカッコイイですね。ジョン・ヒューストンの初監督作にして、ハンフリー・ボガートの出世作です。ハリウッド映画史上、最も男らしく格好良い男がハンフリー・ボガート。悪役の凄みから軽快なコメディ演技まで幅広い芸域を誇るが、何と言っても一番光るのは非情な漢の生き様を魅せるときです。

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『チャイナタウン』 Chinatown (1974・米)
監督/ロマン・ポランスキー
脚本/ロバート・タウン
製作/ロバート・エヴァンス、アンドリュー・ブラウンズバーグ、C・O・エリクソン
音楽/ジェリー・ゴールドスミス
撮影/ジョン・A・アロンゾ
編集/サム・オスティーン
出演/ジャック・ニコルソン、フェイ・ダナウェイ、ジョン・ヒューストン、バート・ヤング、ペリー・ロペス、ジョン・ヒラーマン、ダレル・ツワリング、ダイアン・ラッド、ブルース・グローヴァー、ロイ・ジェンソン、リチャード・バカリアン、ジョー・マンテル、ジェームズ・ホン、ベリンダ・パーマー

出来ることなら そっと秘めておきたかった……
運命の街チャイナタウンに最期の愛をかけた女イブリン!
名匠ポランスキーが最大の愛情を注いだ批評界激賛の名篇!!


1930年代のロンサンゼルス。私立探偵ジェイク・ギテス(ジャック・ニコルソン)の事務所に、ミセス・モーレイと名乗るダム建設技師の妻が現れ、夫の浮気の調査を依頼した。ギテスは早速行動を開始した。まずモーレイ技師の身辺を洗い、彼がロサンゼルス川に異常な関心を持っていること、町をあげての新ダム建設には地盤がゆるくて危険だという理由で反対であること、そして若い娘のような恋人がいるらしいことをつきとめた。更に、モーレイは妻イブリンの父で町の実力者のノア・クロス(ジョン・ヒューストン)と、何かで対立しているらしかった。しかしギテスには、依頼された問題以外の争いや、水資源問題などどうでもよかった。だが、事件は意外な事が発端となった。モーレイの浮気がゴシップ新聞で暴露され、弁護士を共なったモーレイ夫人(フェイ・ダナウェイ)が名誉きそんで訴えるべく事務所に乗り込んできたのだ。しかも、夫人は最初に依頼してきた女とは違う人間だった。すると最初の女は何者で、何の目的があったのか。かつてチャイナタウンの警官だったギテスの第六感がはたらいた。
数日後、モーレイが放水溝から溺死体となって発見された。貯水池に疑問を持ったギテスは、深夜、立入禁止の貯水池に忍び込むが、二人組の男に捕らえられてナイフで鼻を切られてしまう。こうなったら意地でもあとにはひけない。ギテスはイブリンに接しているうち、次第に事件の核心へと近づいていった。
[ネタバレ反転]
そこにはイブリンの父クロスが大きく浮かび上がってきていた。ギテスに問いつめられたイブリンの告白によると、モーレイと親しくしていた娘はキャサリン(ベリンダ・パーマー)といい、クロスの娘だった。そして驚くべきことに、キャサリンの母はイブリンだった。15のときに力づくで父親に犯されたイブリンは、キャサリンを妊んだままメキシコへ家出し、そこで知り合ったモーレイと結婚したのだった。今度の事件は義父と娘婿との対立だった。クロスは既にロス市郊外の砂漠地帯を手広く買い占めていた。モーレイが新ダムを建設し、砂漠へ水を流せばそれによって厖大な利益がころがり込む筈だが、理想主義者のモーレイが同調しなかった。
事件は次第に解決の方向に向かったが娘を父の手から守るためにメキシコに逃げようとしてチャイナタウンにひそんでいたイブリンがクロスに発見された。イブリンをかばうギテスは捜査に当っていたかつての同僚エスコバー警部補にクロスの悪行をまくしたてたが、警部補は耳をかそうとはしなかった。その間にクロスがイブリンの車に近づき、キャサリンを降ろそうとしたため、イブリンが彼の腕を撃ち、車をスタートさせた。走り去る車に警官が発砲し、車は停まった。一同が駆け寄ると、イブリンは絶命していた。半狂乱の娘はクロスに連れ去られた。ショックに呆然とするギテスを部下たちは支え、現場を去るのだった。




神経症的な作風の欧州ポーランドの監督ロマン・ポランスキーが、言ってみれば俗っぽいアメリカのハードボイルド探偵ものを製作したという所に、興味を引きつけられます。やはり作風が反映された先鋭的で特異な演出でありながら、立派以上にハードボイルドしているし、ジャック・ニコルソン、フェイ・ダナウェイ、ジョン・ヒューストンなどの芸達者たちのキャラも立っています。物語がまた、事件を追いながら人間の暗部をさらけだしていく様なんて、ちょっとロス・マクドナルド風で堪りません。

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『吸血蛾』(1956・東宝)
製作/滝村和男
監督/中川信夫
原作/横溝正史
脚色/小国英雄、西島大
撮影/安本淳
音楽/佐藤勝
美術/北猛夫、安倍輝明
照明/森茂
録音/保坂有明
出演/池部良、小堀明男、久慈あさみ、塩沢とき、万里陽子、白鳩真弓、伊原律子、安西郷子、立花満枝、花房一美、宮田芳子、記平佳枝、大久保豊子、有島一郎、東野英治郎、東野英治郎、斎藤達雄、千秋実、大村千吉、太田芳勝、中北千枝子、草間璋、熊谷二良

美女の死体にうごめく吸血蛾……
殺人鬼・狼男の正体とは!? 名探偵・金田一耕助が立ち上がる!!


浅茅会を組織するデザイナー浅茅文代(久慈あさみ)は在仏中、天才的デザイン画家伊吹(東野英治郎)と同棲したことがあったが狼つきという奇病のため時々狼のような形相で暴れる伊吹を恐れ、デザインを盗むと彼を捨てて帰国した。そのデザインで彼女は一流デザイナーの名声を得ることが出来た。伊吹は文代を追って日本に来ると、文代のパトロン長岡(斎藤達雄)に会い秘密を明かした。長岡は伊吹から残りのデザインを買うと、時折怪人に化けては文代を呼び出し、大金でそれを売りつけた。長岡はこの方法で文代の目をさまさせ偽りのデザイナー生活を止めさせようと思っていたのである。
[ネタバレ反転]
伊吹は、双生児の兄で昆虫学者の江藤(東野英治郎・二役)の昆虫館に文代を呼び寄せ、暴力で復縁を迫ったが、かえって文代に殺された。浅茅会のマネージャーで殺人淫楽症の村越徹(有島一郎)は文代の殺人を知ると本性を現わし、彼女を脅迫して自分の女にした。ついで伊吹の死を誰も知らないのを幸として、狼男伊吹に化けた徹は、残虐な犯行を重ねて行った。
こうして、浅茅会専属の七人のモデルのうち三人が殺され、遂には長岡も殺された。文代も、また徹にそそのかされ、競争相手のデザイナー日下田鶴子(中北千枝子)を殺した。
一方、伊吹の死を知らない江藤は、次々に起る犯行を弟・伊吹の仕業だと思い、次の犠牲者に目されていたモデル達三人をかくまったが、そこにも狼男に化けた徹が現われ、江藤は殺された。徹は文代に命じて七人目のモデル杉野弓子(安西郷子)を連れて来させると、四人のモデルを一緒に殺そうとした。危機一髪、殺人鬼を追っていた名探偵・金田一耕助(池部良)が現われ、四人は救われた。文代は徹の拳銃に倒れ、等々力刑事(小堀明男)が警官の一隊と現われる頃、建築中のビルの鉄骨上に逃げ登った徹は墜落して死んだ。弓子は恋人の新聞記者・川瀬(千秋実)の腕にいだかれた。


横溝正史の同名探偵小説を、怪談映画の巨匠・中川信夫監督が映画化した作品。主人公の金田一耕助には四代目となる池部良が扮しています。美貌の女流デザイナーのもとに歯型のついたリンゴの入った箱が届けられ、ファッション・モデルたちが次々と惨殺されていく……。八頭身美人・伊東絹子をはじめ、ファッション・モデル・グループが特別出演する、猟奇スリラーです。サイコパス映画のはしりでしょうか。この作品でも、金田一も颯爽たる二枚目に設定されています。よれよれの着物スタイルは、監督・市川崑&主演・石坂浩二コンビまで、おあづけですよ。

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『幽霊男』(1954・東宝)
製作/滝村和男
監督/小田基義
脚本/沢村勉
原作/横溝正史
撮影/山田一夫
音楽/紙恭輔
美術/北川恵笥
録音/宮崎正信
照明/横井総一
出演/河津清三郎、田中春男、岡譲司、清水元、山本廉、藤木悠、三條美紀、塩沢とき、川合玉江、山田彰、持田和代、立花満枝、大川平八郎、越後憲三、津田光男、由起卓也、河美智子

全裸美女連続殺人事件の怪……
凶悪殺人鬼・幽霊男と名探偵・金田一耕助の対決!!


吸血画家津村一彦(山本廉)が精神病院から脱走した記事が新聞に出たころ、銀座裏のヌード・クラブに加納博士の紹介状を持った佐川幽霊男と名のる男が、油絵のモデルを頼みに来た。モデルの恵子(川合玉江)が選ばれて行ったが、いつまでも帰らないので、居合せた連中が西荻窪のアトリエを探してみると、恵子は浴槽の中で殺されていた。翌日クラブに突如テープレコーダーの声が流れて来た。「第一幕が完了し二幕目に取りかかる」
[ネタバレ反転]
その夜、美津子(立花満枝)は幽霊男にさらわれ、全裸のまま白い繃帯で顔を包んだ彼にキャメラで撮影されたが、弟・浩吉(山田彰)と当局の手で救い出された。その結果、浩吉の証言で幽霊男と津村とは別人であることが判った。数日後伊豆で行われた撮影会で、貞子(塩沢とき)が池の中で殺された。そこに突如現われた金田一耕助(河津清三郎)は、一同を一室に集め、等々力警部(清水元)と二人で厳重に調べた。そのとき同じホテル内でマリ(持田和代)が殺され、更に数日後例のアトリエで美津子が殺される。金田一と等々力はその場で発見した加納(岡譲司)を連行しようとしたが、不意に現われたベールの女に彼を攫われた。連続殺人に気をくさらした鮎子は建部(藤木悠)の反対を押切り、ストリッパーに転向した。しかも彼女まで舞台の上で誰かに殺されてしまう。世間が騒然たるとき、例の隠れ家では、加納と黒いベールのマダム絹子(三條美紀)が幽霊男のために縛られ、猿ぐつわをはめられていた。この男はマダム絹子を加納から奪って自分のものにするため、モデルを殺して加納に罪を被せようとしたのだ。マダムは彼のためドレスを被られ、危いところにカーテンのかげから金田一が颯爽と拳銃を片手に現れた。幽霊男は屋上にのがれたが、追いつめられ身を地上に投じて死んだ。白い繃帯に包まれたその顔は、加納や建部らと共にクラブの仲間であった実業家・菊地陽介(田中春男)だった。

講談倶楽部に連載された横溝正史の同名探偵小説の映画化。片岡千恵蔵、岡譲司に引き続き三代目・金田一耕助に河津清三郎が扮しています。ダーク・スーツに身を包み、金田一を颯爽と演じるモダン猟奇スリラー。相次いで起こるヌードモデルの猟奇的殺人事件の犯人とおぼしき、包帯で顔を包んだ幽霊男の正体を暴いていきます。この時期の「金田一耕助」は皆、スーツにソフト帽で颯爽と登場します。扮するは、ほぼ時代劇の悪役専門の河津清三郎ですが、ビシッと決まっていて格好良いです。あまりに格好良すぎるので、御大・片岡千恵蔵(初代・金田一)に遠慮して、一時期仕事を干されて不遇だったいう噂もあります。
『刑事マッカロイ/殺しのリハーサル』 REHEARSAL FOR MURDER (1982・米)
製作総指揮/リチャード・レヴィンソン、ウィリアム・リンク
監督/デヴィッド・グリーン
脚本/リチャード・レヴィンソン、ウィリアム・リンク
撮影/ステヴァン・ラーナー
音楽/ビリー・ゴールデンバーグ
出演/ロバート・プレストン、リン・レッドグレーヴ、パトリック・マクニー、ローレンス・プレスマン、マドリン・スミス=オズボーン、ウィリアム・ラス、ジェフ・ゴールドブラム、ウィリアム・ダニエルズ

劇作家のアレックスは一年間の沈黙を破り、新作舞台の脚本の読み合わせをするために友人である役者やプロデューサーをとある劇場に招いた。久し振りの再会に喜ぶ6人だったが、いざ本読みを始めて見るとその内容はちょうど一年前に起きた事件を蒸し返すような物だった。その事件とは舞台の初日の晩、主演のモニカが自宅の二階から飛び降り自殺をしてしまい公演が中止になったという悲惨な事件で、6人共その公演に参加していたのだった。モニカと結婚間近だったアレックスは、その晩のモニカの行動に不審を抱き、自殺ではなく他殺であると確信してさまざまな動機が考えられる共演者たちを犯人探しのために書いた台本で洗い出そうとしていたのだった。しかしそれに怒った役者のひとりがアレックスの静止を振り切り、劇場を出ようとするが……。

『刑事コロンボ』の生みの親、レヴィンソン&リンク・コンビによる “芝居” を巧みに使ったミステリーTVムービー。細かい所まで練られたシナリオが見る者を “もうひとりの関係者” にして、アレックスが導くリハーサルにどっぷりと漬けてくれる。
どんでん返しの結末はまさに圧巻!

初見はNHKの吹き替えだったかな。劇中劇と現在が渾然一体となる不思議な感覚。二転三転するストーリーに翻弄されます。ミステリードラマの傑作です。
紹介した作品は、GEOでレンタルできます。
紹介した作品は、TSUTAYAでレンタルできます。
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