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Category : ホラー
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マニトウ
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『マニトウ』 The Manitou (1978・米)
配給/日本ヘラルド映画
監督/ウィリアム・ガードラー
脚本/ジョン・セダー、トーマス・ポープ、ウィリアム・ガードラー
原作/グレアム・マスタートン
製作/ウィリアム・ガードラー
製作総指揮/メルヴィン・G・ゴーディ、デヴィッド・シェルダン
音楽/ラロ・シフリン
撮影/ミシェル・ユーゴー
編集/バブ・アスマン
出演/トニー・カーティス、スーザン・ストラスバーグ、マイケル・アンサラ、ステラ・スティーヴンス、ジョン・セダー、アン・サザーン、バージェス・メレディス、ジャネット・ノーラン、ポール・マンティー

彼女はその背中に何を宿したのか?
オカルトとSFが融合したW・ガードラーの遺作にして最高傑作!

サンスランシスコの近代的な病院イエルサレムに、28歳のカレン(スーザン・ストラスバーグ)という不思議な患者がやってきた。なぜ不思議かというと、彼女の首のうしろの小さな腫瘍が時々動くのである。不安な彼女は昔のボーイフレンドのハリー(トニー・カーティス)に意見を求めた。今、ハリーは心霊研究家として自宅で占いをしていた。ひさしぶりの再会に一夜を共にする2人。その夜、カレンは、「パナ、ウィチィ・サリトウ」とつぶやく。今こそハリーにははっきりした。カレンは何物かにとりつかれている──。
早速カレンの腫瘍の切開手術が行なわれようとした。しかしヒューズ医師(ジョン・セダー)がメスをにぎったとたん、彼の右手は何物かにあやつられるように左手を切り込んだ。カレンの背中に移った腫瘍が、この手術をさまたげようとしていることが、はっきりした。ハリーはそこで、すでに引退している祈祷師アメリア(ステラ・スティーブンス)をたずねる。彼女の力でカレンにとりついている悪霊を払おうとしたのだ。テーブルを囲んで降神が始まる。と、突然テーブルに恐形相のインディアンの首が浮び上がり、強風が吹いて部屋の内は滅茶苦茶になった。一体、何物が……?
ハリー達は、呪術の権威ドクター・スノウ(バージェス・メレディス)をたずねる。ドクターによれば、カレンにとりついている霊魂は、400年前のある祈祷師のものだというのだ。しかも、それを呼びもどし、対話するには同じインディアンの祈祷師しかいないと……。ハリーは早速、祈祷師探しに出かける。あらゆるところでことわられた彼も、ようやくジョン(マイケル・アンサラ)という祈祷師をくどきおとし、サンスランシスコへつれてきた。
その頃、カレンの切開手術が再び行なわれようとして、失敗し、彼女は今、ベッドにしばりつけられていた。到着したジョンは、早速、カレンのベッドの周囲に、動物の首を砕いてつくった粉をまいた。こうして輪をつくっておけば、悪霊はこの外には出てこられない。やがて外は嵐となり、カレンに陣痛が始まった。「ミスカマカス」という名を吐く、カレン。今、彼女の背中より、悪霊が誕生する。ジョンはその名を聞いて唖然とした。なんとその名は、悪霊の中でも最も邪悪のものではないか! カレンの背中から、やがて、手が、そして──今、悪魔の申し子ミスカマカスがその醜悪な姿を世に現わした。やがて病院はパニック状態と化す。そのフロアは総て凍りつき、ジョンが大地の霊、天の、水の、火の霊等をもっても、ミスカマカスはビクともしなかった。こうなった以上、ミスカマカスの前に屈服しなくてはならないのか。
[ネタバレ反転]
だがハリーは諦めなかった。万物には霊が宿るならば……ミスカマカスを破るには、自然の対局にある現代科学のテクノロジー、コンピューターの霊があるのではないかと。今、病院のすべてのコンピューターのエネルギーを集中させる。すると、電子のエネルギーが、カレンの肉体に入り、病室は果てしない宇宙へと変わった。そして星のかなたにミスカマカスがおり、カレンはベッドの上にすわってエネルギーを発射したのだ。
それはハリーのカレンへの愛の力でもあった。その力が、マニトウの中で最も崇高な愛のマニトウを呼んだのだ。奇跡が起こった。今、大宇宙の中で、カレンとミスカマカスの戦いが始まる。そしてミスカマカスはやがて力つき、滅んだ。再び、世界に平和がもどった。しかし、ミスカマカスは、本当に滅んだのであろうか──?



『グリズリー』『アニマル大戦争』のB級ホラーの星、ウィリアム・ガードラー監督の最高(珍)傑作にして遺作。風からコンピュータまで全ての物に宿っているという精霊(マニトウ)を総動員して最強最大の悪霊に立ち向かうというアイディアが面白く、クライマックスのブッ飛び具合は最高。ミスカマカス降臨と共に異次元空間となった病室内で繰り広げられる戦闘シーンは、この作品をオカルト映画からSF映画に一気に転換させます。今見れば粗もあり、特撮も古いですが、きらりと光るセンス・オブ・ワンダーがあります。ガードラーは次作のロケハン中にヘリが墜落して30歳で亡くなりました。もっともっと、ブッ飛び作品を作って欲しかったです。
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センチネル
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『センチネル』 The Sentinel (1977・米)
監督/マイケル・ウィナー
製作/マイケル・ウィナー、ジェフリー・コンヴィッツ
原作/ジェフリー・コンヴィッツ 『悪魔の見張り』
脚本/マイケル・ウィナー、ジェフリー・コンヴィッツ
撮影/ディック・クラティナ
特殊効果/アルバート・ホイットロック
特殊メイク/ディック・スミス
プロダクションデ
ザイン/フィリップ・ローゼンバーグ
編集/テリー・ローリングス、バーナード・グリッブル
音楽/ギル・メレ
出演/クリスティナ・レインズ、クリス・サランドン、エヴァ・ガードナー、ジョン・キャラダイン、イーライ・ウォラック、デボラ・ラフィン、ホセ・ファーラー、アーサー・ケネディ、バージェス・メレディス、マーティン・バルサム、シルヴィア・マイルズ、クリストファー・ウォーケン、ビヴァリー・ダンジェロ、ハンク・ギャレット、ロバート・ガーリンジャー、ナナ・タッカー、ウィリアム・ヒッキー、ゲイリー・アレン、ジェリー・オーバック、ジェフ・ゴールドブラム、トム・ベレンジャー、トレサ・ヒューズ、ケイト・ハリントン、エレイン・ショア、ジェーン・ホフマン

なぜ!なぜ私が……
華やかなトップモデルの座から、ある日突然、彼女は「悪魔の見張人」に選ばれた!


ニューヨーク。トップ・モデルのアリスン(クリスティナ・レインズ)は、恋人の若手弁護士マイケル(クリス・サランドン)と充実した日々を送っていた。ある日、父が死んだ知らせを受け、数日後葬式から帰った彼女は、仲介人のローガン夫人(エヴァ・ガードナー)のすすめで、ブルックリンの古風なアパートメントを借りることになった。
最上階の窓では、盲目のハリラン神父(ジョン・キャラダイン)が毎日外を眺めている。アリスンの仕事は連日忙がしく、ついに彼女も頭痛で倒れた。部屋で休む彼女をチェイズン(バージェス・メレディス)が訪ね、アパートの住人を次々に紹介する。住人は変わった人々だったが、彼女は住人たちに歓迎パーティを開いてもらったりする。
数日たっても彼女の頭痛はなおらず、変な夢までみるようになる。そんな事を彼女はマイケルに話し、2人してローガンに会うが、このアパートにはアリスンと神父以外には、誰も住んでいないとの事で、各部屋はホコリにまみれていた。ある夜、3週間前に死んだ父親の姿を目撃してから彼女の周囲で次々と奇怪な事が起こり始める。夜中、怪しい足音の方へアリスンが行くと、侵入者たちに襲われた。なんとか逃げ延びたが、半狂乱となった彼女は入院した。
ゲイツ警部(イーライ・ウォラック)は、彼女の口ばしる人々の名がすべて何年か前に死んだ犯罪者だと知った。やがて退院し、マイケルのアパートに身をよせるアリスン。
ある日彼女は偶然に1冊の本を見つけ、その一節に興味を持ったマイケルは、それをラジンスキー教授(マーティン・バルサム)に見せた。それは『失楽園』の一節で、悪魔の復活を意味していた。夜、マイケルはハリラン神父の面倒をみているフランチーノ司祭(アーサー・ケネディ)の教会に忍び、過去数代にわたる、悪魔を地上に出さないための見張りを運命づけた番人のリストを発見する。ハリランの次にはアリスンの名が……。
[ネタバレ反転]
だから、悪魔達は彼女に近づくのだ。翌日、アリスンを訪れたマイケルは、悪魔達により殺される。このように、悪魔達はアリスンを死へと誘い、今まさに自分達の世界を創ろうとしていた。しかし、ようやく到着したフランチーノとハリランのかかげる十字架に、悪魔達は敗退する。数ヵ月後、新しい住人がアパートにやってきた。そして最上階の窓には十字架を抱いた盲目の尼僧の姿がみえる。それは、シスター・テレーズと名を変えたアリスンだった。



70年代に吹き荒れたオカルト映画ブームの末期に作られた徒花で、その不気味さと何とも言えない後味の悪さから忘れることができない怪作です。テイストは「ローズマリーの赤ちゃん」に近く、神経を逆撫でする感じ。気鋭(当時)のマイケル・ウィナー監督のショック演出はさすがで、ドキッとさせられることしきり。また、チョイ役でクリストファー・ウォーケンとかトム・べレンジャーとかビヴァリー・ダンジェロとかジェフ・ゴールドブラムとかが出演していて、何気に豪華。長らくソフト化されませんでしたが、クライマックスの大挙して襲いくる悪魔軍団が、俗にいう「フリークス」の方々なので、その辺に事情があったのかもしれません。allcinema(Stingray)からHDマスター&TV版日本語吹替ありで販売中で、アメリカTV放映の際に新撮・再構成されたアナザー『センチネル』とでも呼ぶべきUS−TVバージョンを元にした日本TV放映版をも収録しています。


『悪魔の植物人間』 The Mutations (1973・英)
配給/コロムビア映画
監督/ジャック・カーディフ
脚本/ロバート・D・ワインバッハ、エドワード・マン
製作総指揮/J・ロナルド・ゲッティ
製作/ロバート・D・ワインバッハ
撮影/ポール・ビーソン
美術/ハーバート・スミス
音楽/ベイジル・カーチン
編集/ジョン・トランパー
出演/ドナルド・プレザンス、トム・ベイカー、ブラッド・ハリス、ジュリー・エーゲ、マイケル・ダン、スコット・アントニー、ジル・ハワース、オルガ・アンソニー、リサ・コリングス、ジョーン・スコット、トビー・レノン、ジョン・ウィルフォード、エンヤ・ダン、トニー・メイン、モリー・ツィドリー、キャシー・キッチン、フラン・フッレンワイダー、レスリー・ローズ、フェイ・ブラ、ボブ・ブラ、O.T.、マッジ・ガーネット、ウィリー・イングラム、ヒュー・ベイリー、フェリックス・ドゥアルテ

悪魔が造った植物人間! 
美女が、青年が、次々に教われ身の毛もよだつ地獄の怪物に変わる!


「人間が光合成できるようになれば食料問題は解決そして世界から飢えと貧困と争いが無くなるはず!」戦争や争いごとを無くすという崇高な目的のもとに、ノルター教授(ドナルド・プレザンス)は、科学が人と植物をへだてているのもを取り去り、新しい生命体を創造することが出来るという信念にとり憑かれていた。
その教授の信念は、彼の講義を受けている4人の学生トニー(スコット・アントニー)、ローレン(ジル・ハワース)、ブリジェット、ヘディ(ジュリー・エーゲ)などの興味をひいた。またヘディの恋人でアメリカの科学者ブライアン(ブラッド・ハリス)も、ノルターの学説に興味を示した。
ノルターには、リンチ(トム・ベイカー)という助手がいた。リンチは先天的な腺病におかされていて、その容貌は醜怪だった。彼は教授の助手の他にも、こびとのバーンズと共にカーニバルで見せ物小屋を経営していた。リンチは、ノルター教授の実験が成功すれば自分の醜い姿もなおると思い、そのため教授の実験に必要な人間を探してくることを進んでひきうけた。
彼らの最初の餌食にされたのは女子学生のブリジェットだった。だが教授の手術は失敗し、もの凄い怪物が生まれた。彼女の変異体は“チベットのトカゲ女”としてリンチの見せ物小屋にで見せ物にされてしまった。次にトニーが狙われたがこの実験も失敗し、彼は“ビーナスのハエ取り草”という怪物にされた。トニーは醜い姿で、命からがら逃げ出した。
一方、博士の言いなりになり悪事を働くリンチをカーニバル一座の仲間は温かく迎えようとするが、「俺はお前達化け物とは違う!」とそれを拒否。夜の街へ出てそこで娼婦に金を払った彼は、「なにもしなくていいから、愛してると言って欲しい」そう悲しそうに彼女に呟く。醜い姿のため親にさえ愛されたことがないリンチは、容姿さえ変われば人に愛されるのではないかと信じ、そのためならどんな悪事も厭わなかったのだ。
実験室から逃げ出したトニーは、ローレンのところへ行った。ローレンは意外な事実に仰天し、ヘディに電話した。そのヘディもメモを残したままリンチに捕えられてしまった。彼女のメモを発見したのは、ブライアンだった。彼は教授の屋敷に潜入したが、リンチに捕えられ殺されそうになったところを見せ物小屋の奇形人間たちに救われ、リンチは逆に彼らに殺されてしまう。
[ネタバレ反転]
その頃、教授はヘディに最後の実験を試みようとしていた。だがその場に怪物と化したトニーが飛び込んできてあたかも“ハエ取り草”そのままに教授を捲き込んでしまう。暴れる博士が倒した薬品が発火する。実験室が炎に包まれるなか、トニーは教授をはき出したが、教授は血肉を吸い取られミイラのようになっていた。火災はふたりを呑み込んだ。そこへやっとたどり着いたブライアンが、ヘディを救い出した。
研究所から無事逃げ出し、車の中で抱き合う二人。ブライアンの背中に回したへディの腕が、徐々に植物へと変化してゆくのだった。




現代科学の進歩をベースに、学生を実験台にして植物と人間の合体を試みる教授の狂気を描いたホラー映画。マッド・サイエンティスト物の定石を踏んだ演出で、実験に失敗し醜悪な怪物と化した犠牲者を見せ物小屋に売るなど、非倫理的な悪行が凄まじいです。幼少時にTV放映で断片的に見て、軽くトラウマになりかけた作品です。とにかくモンスター造形の手作り感やら、ザラついた質感の画面から漂うチープな雰囲気やら、背徳感と露悪趣味全開で薄気味と後味が悪いったらありゃしない。そんな中で救いなのは、見世物小屋の住人である、実際のショーの一員の障害のある方々。ごく普通に食べて飲んで笑っての生活、そこには見せ物としての生活(それしかない)も普段の日常のひとつという前向きな姿が描かれていること。そんなこんなを含めて、観る者を選ぶカルトな作品です。


『マウス・オブ・マッドネス』 In the Mouth of Madness (1994・米)
配給/ニュー・ライン・シネマ
監督/ジョン・カーペンター
脚本/マイケル・デ・ルカ
製作/サンディ・キング
製作総指揮/マイケル・デ・ルカ
音楽/ジョン・カーペンター、ジム・ラング
美術/ジェフ・スティーヴン・ジン
撮影/ゲイリー・B・キッビ
編集/エドワード・A・ワーシルカ・Jr.
SFX/インダストリアル・ライト・アンド・マジック
出演/サム・ニール、ジュリー・カーメン、ユルゲン・プロホノフ、ジョン・グロヴァー、チャールトン・ヘストン、デイヴィッド・ワーナー、バーニー・ケーシー

覗くな、狂うぞ──。鬼才ジョン・カーペンター監督が贈るSFサイコ・ホラー。

1人の狂人が精神病棟へ運ばれた。彼の名はトレント(サム・ニール)。トレントのカルテに興味を示したウレン博士は、彼にカウンセリングを試みる。トレントの病室は異常を極めていた。壁のいたるところに描かれた夥しい十字架。部屋の隅にうずくまるトレントに向かって、ウレン博士は語りかける。「君の力になりたいんだ」薄笑いを浮かべ、トレントは語り始めた。
フリーの保健調査員トレントは居合わせていた喫茶店で突然斧を持った男に襲われる。男は「サター・ケインの本は読んだか?」と尋ねた後、警官に射殺される。その夜、彼はテレビでケインの熱狂的な愛読者たちが、新刊『マウス・オブ・マッドネス』の発売が待ちきれずに、各地で暴動を起こしたというニュースを見る。
翌日、トレントはアルケイン出版社のハーグロウ(チャールトン・ヘストン)から、失踪したケインを捜し出して『マウス・オブ・マッドネス』の原稿を受け取るよう依頼され、トレントを襲った狂人がケインと最後に会った彼の編集者だと知らされる。トレントは参考のためにケインの著書を読む。奇怪な夢から覚めた彼は、何かの力に誘われるように本のカバーを切り取り、それをパズルのように組み合わせると、ニューイングランドの古い町を示す地図になることを発見した。
トレントはケイン担当の女性編集者リンダ・スタイルズ(ジュリー・カーメン)と共に、目的の場所を探しに出掛ける。夜中、車を運転していた彼女は、トレントが居眠りしている間に不思議な幻覚に襲われ、それが消えた時、ケインの小説に出てくる架空の町ボブス・エンドにいた。
小説に書いてあるとおり、町には女主人のいるピックマン・ホテルがあり、ホテルの窓からは大きな教会が見える。教会に出掛けると、ライフルを持った町の男たちがケイン(ユルゲン・プロホノフ)に子供たちを返せ、と叫んでいる光景を目撃した。扉が開き、ドーベルマンが男たちを襲う。トレントは、全てが出版社側の宣伝ではないかと疑うが、スタイルズは現実だと言う。
その夜、一人で教会に出向いたリンダはケインの魔性の虜となる。ホテルに戻ったトレントは、奇怪な触手の生えたピックマン夫人を目撃。ついにリンダも怪物と化し、彼は車で町を脱出しようと試みるが、なぜか何度も同じ場所に戻ってしまう。気絶した彼が目覚めるとケインが現れて『マウス〜』の原稿を持ち帰れと言い、これを読んで信じる人間が多いほど、邪悪な力が強まりかつて地上を支配していた怪物たちが復活する日が近いと語る。
さらにこの本の主人公はトレント自身であり、これまでに体験したのは作品に書かれている恐怖だと言う。ケインの編集者が彼を殺そうとしたのは、主人公が死ねばこの小説は存在しなくなると考えたからだ。不気味に変質した人々とモンスターから必死で逃げるトレントは、気づくと普通の田舎道にいた。手に持っていた原稿は捨てたり燃やしたりしても、なぜか手元に戻ってきてしまう。
[ネタバレ反転]
トレントはハーグロウに事情を説明するが、リンダ・スタイルズという女性は存在しないし、原稿は彼から既に受け取って『マウス・オブ・マッドネス』はベストセラーの記録を更新中だと言う。トレントは町の本屋で『マウス・オブ・マッドネス』を読む青年に斧を振りかざし、精神病院に収容される。
彼はウレン博士(デイヴィッド・ワーナー)に全てを話すが、信じてもらえない。やがて、静かになった病院には異形のモノが蠢く。外は荒れ果てた無人の世界が広がっていた。映画化された『マウス・オブ・マッドネス』を上映している映画館に入ったトレントは、誰もいない客席で、彼自身が主人公の映画を見て一人、狂気の笑い声をあげ続けるのだった。




失踪した作家を追う男が、次第に小説が現実を浸蝕する悪夢の世界に巻き込まれていく様を描いたサイコ・ホラー映画。虚と実を意図的に入り交じらせ、妄想か現実かを観客に判断を委ねた重層的な物語の構造が刺激的です。『ハロウィン』『遊星からの物体X』をはじめ、ホラー映画に才を発揮するジョン・カーペンターが、敬愛する幻想小説の大家H・P・ラヴクラフトの創造した暗黒神話体系『クトゥルー神話』にオマージュを捧げた意欲作で、その数々の中でも最高傑作といって良い作品だと思います。

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『ヘルハザード 禁断の黙示録』 H. P. Lovecraft's The Resurrected (1991・米)
配給/セテラ・インターナショナル
監督/ダン・オバノン
脚本/ブレント・V・フリードマン
原作/H・P・ラヴクラフトの 『チャールズ・ウォードの奇怪な事件』
製作総指揮/トニー・スコッティ、トム・ブラッドショー
製作/マーク・ボード、ケネス・ライチ
撮影/アーヴ・グッドノフ
音楽/リチャード・バンド
編集/ラッセル・リビングストン
SFX/トッド・マスターズ
特殊メイク/スコット・コールター
出演/クリス・サランドン、ジョン・テリー、ジェーン・シベット、ロバート・ロマナス、ローリー・ブリスコー、ケン・カムロウクス、パトリンク・ポン、バーナード・カフリング

邪悪な魔神たちよ我に力を与えたまえ――。

ロードアイランド州プロビデンスの精神病院から入院中の患者が謎の失踪を遂げた。私立探偵ジョン・マーチ(ジョン・テリー)は、一連の事件を回想する。
その日、クレア(ジェーン・シベット)という女性から、彼女の夫チャールズ・ウォード(クリス・サランドン)の不審な行動について聞かされる。ウォードは名門出身の裕福な科学者だったが、見知らぬ親類から彼宛に古い旅行カバンが届いたときから異常をきたし始めた。
彼はそのカバンに入っていた、自分と瓜二つの容貌を持つ18世紀の先祖であるジョセフ・カーウィンの書いた書類に取り憑かれ、町はずれの農家の地下に作った研究室に閉じこもるようになった。クレアはそこで何か恐ろしいことが行われていると確信し、夫を狂気の淵から助け出すためマーチに助けを求めたのだった。
マーチは調査を開始、農家の近くに住む男から、ウォードに関する緊急の情報があるとの連絡を受け呼び出されたが、マーチが到着したとき、その男は無惨な姿で殺されていた。翌日、自分が恐ろしい事態に巻き込まれているというウォード自身からの伝言を受け取ったクレアはマーチとともに農家へ急行し、熱にうなされながら古い英語なまりで喋る別人のようなウォードを発見する。
クレアは家に戻るよう説得するが彼は拒み、やむなく彼女は強制的にウォードを精神病院に入院させるのだった。マーチとクレアは農家の地下室へ行き、カーウィンが記した死者を蘇生させる実験の記録と、ウォードがそれに基づいて精製したと思われる薬を発見する。カーウィンはかつて神を冒涜するおぞましい実験を繰り返し、村人にリンチされ殺されていた。200年後の今、カーウィンの子孫であるウォードが、その悪夢を繰り返そうとしていたのだ。
[ネタバレ反転]
マーチとクレアは地下室で実験の「失敗作」である、醜悪な怪物たちに襲われる。やっとの思いで2人は脱出に成功、爆薬で農家を吹き飛ばす。マーチは、地下室からスーツケースを持ち帰り、その中に入っていた人骨がウォード本人のものであると推理、病院に監禁されているのはウォードの生命を喰らい蘇ったカーウィンであると確信を得て、隔離病棟へ急行する。
激しい戦いの末、彼はカーウィン目掛けてウォードの骨を投げる。「死者は身体を取り戻そうとする」という書類に記されていた言葉通り、カーウィンに組み付くウォードの骨は、カーウィンから肉を奪い始める、やがて絡み合った二人は、煙とともに消滅した。
マーチは窓を割り、収容されていたウォード(=カーウィン)が脱走したように見せかけた。クレアが知る必要はない。この気が狂わんばかりの、地獄のような恐ろしい真実を、自分だけの胸に納めたのだった。




死者を蘇らせる実験に取り憑かれた科学者を描いたホラー映画。H・P・ラヴクラフトの原作の中でも最高峰と目される作品の一つを、舞台を現代に移し、多少の脚色はされていますが、比較的忠実に映画化しています。些細な事柄を追求していくと、いつしか身の毛もよだつ真実に行き当たる、というホラー小説の定番の展開を、序盤から落ち着いた描写で丁寧に積み重ねて物語が進んで行きます。そういった点で原作の、小説ならではの冗漫ともいえる不可解な事件の積み重ねや異界の雰囲気などの独特な魅力を生かせずに失敗作の多い映画化されたラヴクラフトの作品の中では、スピード感もありテンポよく仕上げながらモダンなテイストを取り入れ、原作のスピリットを巧く生かしたゴシック・ホラーとして、とてもよく出来た作品だと思います

※VHS廃盤/未DVD化

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『インスマスを覆う影』 (1992・日)TBS
演出/那須田淳
制作総指揮/難波一弘、戸田郁夫
原作/H・P・ラヴクラフト 『インスマスの影』
脚本/小中千昭
音楽/KAZZ TOYAMA
出演/佐野史郎、真行寺君枝、河合美智子、石橋蓮司、六平直政、斉藤洋介、マルセ太郎

歩行者天国を歩いていたカメラマンの平田拓喜司(佐野史郎)は魚のような顔つきの男とすれ違う。平田の母親は入院しており、時折電話して看護婦に容態を聞くのが習慣になっていた。フリーで活動することに限界を感じていた平田は、旅雑誌の編集部に就職した。ふと思い出して資料室を調べた平田は、陰洲升(いんすます)の漁民を撮った写真に先ほどの男が写っているのを見つける。新聞の切り抜きを調べると、陰洲升では魚のような顔をした男の腐乱死体が発見されたという記事もあった。
平田は編集長(斉藤洋介)に頼み込んで、取材のロケハンとして陰洲升に向かう。鉄道は最寄りの赤牟(あかむ)までしかなく、バスに乗り換えなければならない。運転手(六平直政)に釣りはないと言われ、くずそうと降りた途端バスが発車してしまった。バスの乗客は謎めいた女(真行寺君枝)一人である。近くにいた老人は、陰洲升は昔多くの魚が取れたが、今は老人ばかりの死んだ港なのだという。
そこにバンに乗った一人の女(河合美智子)が声をかけてきた。片道なら3千円で陰洲升に行くという。女は宅配の配達人で秦野珠美といった。ようやく陰洲升に辿り着いた平田は、とりあえず食堂に入る。店主も客も無口で、首筋の絆創膏を貼った客もいた。定食の魚が動いた気がして平田は食べることができなかった。
平田は陰洲升の景色が、どこか見覚えのあるような気がしてならない。藤宮旅館というのを見つけて泊まろうとしたが、今はもう営業していないという。他に泊まれる場所もなく、平田は頼み込んで離れに泊めてもらうことにした。翌日、港の風景をカメラで撮っていた平田は、昨日のバスに乗っていた女が日傘をさして歩いているのを見かける。
平田は郷土館を見つけて入った。館長の藤宮(石橋蓮司)によると、飾ってある写真は陰洲升出身者として唯一の名士、藤宮伊衛門が撮ったものだという。館長は日傘の女が佳代という名前であることも教えてくれた。再び佳代を見かけた平田は、魅入られたように彼女についていく。平田が水を飲んでいると、佳代がいきなり抱きついてきた。加代は指輪で平田の首筋を引っ掻く。佳代は陰洲升の出身ではなく、連れてこられた人間なのだという。
平田が宿に戻ると、置いておいった荷物から撮影済みのフィルムが全て盗まれていた。平田は警察に盗難届を出しに行く。平田が身分を証明する物を持っていないと知った警官は、「あんたは誰でもない」といって追い返す。海岸を歩いていた平田は、岩場の洞穴で何かの儀式が行われているのに遭遇する。その中心には黒い像が置かれていた。
翌日、藤宮館長に聞くと、それはダゴン様だという。陰洲升では外来の宗教と土着の宗教が融合しているのだ。昔から陰洲升には網元が海に棲む者と契って、生贄(いけにえ)を差し出す代わりに大漁を約束されたという言い伝えがあった。事実、以前は他の港が時化(しけ)のときでも、陰洲升だけでは大漁だったのだという。郷土館には永遠の命をもたらすという言い伝えのある小舟も展示されていた。初めて訪れる地であるのに、ここに来たことがあるような気がするという平田に、館長は人間は幻想を作って生きるものなのだと答える。
平田は珠美と再会した。若い者は皆赤牟を出て行ってしまったが、珠美はここで生まれたことを否定したくなくて残っているのだという。「本当はここから連れ出してくれる人を待ってるのかもしれない」珠美は最後に本音を吐く。その夜、平田は佳代の元に行く。窓の外から大勢の不気味な顔が覗いている気がした。夜道を歩いていると、歯が牙のように尖った老人が平田の名前を呼んで迫ってきた。平田は老人をカメラで殴りつけ、倒れて意識を失ったところを何度も蹴りつける。その光景を偶然配達に来た珠美が悲しそうに見つめていた。
宿に帰った平田に、子供のころの記憶が甦る。母親らしき女に手をひかれ浜辺を歩いていた。不気味な顔の男たちが宿に現れる。平田は表に逃げ出し、珠美に電話をかけ迎えを頼む。珠美は先ほど平田の行為を見たことを話し、冷たい態度を取る。往来は不気味な人間であふれていたが、平田を無視して通り過ぎていく。郷土館に入った平田は、壁に自分の撮った写真が貼られていることに気づいた。永遠の命の小舟には、先ほどの老人が横たえられビニールシートが掛けられていた。そこに現れた館長が、「あなたの写真は藤宮伊衛門の写真に似ている。血というものなんでしょう」と話し始める。「あなたは、その伊衛門にひどいことをした」と。
館長は、この老人こそ藤宮伊衛門で、平田の父親なのだと言い出す。東京で私生児として生まれた過去は、平田自身が作った物語であり、本当は陰洲升で生まれたのだと館長は言う。館長は1枚の写真を指し示す。それには母親に手をひかれる少年時代の平田が写っていた。平田の記憶が甦る。振り返った母親の顔は佳代だった。「嘘だ。俺の母親は病院にいる」平田は病院に電話するが、平田という患者はおらず、病室すらなかった。そのとき起き上った伊衛門の姿は、奇怪な半魚人と化していた。平田の絶叫が響く。
思い直した珠美はバンを走らせていた。不気味な住民に先をふさがれ、車を捨てて逃げ出す。珠美は追いつめられ、無理やり赤い指輪をはめられるのだった。平田が呆然として浜辺を歩いていると、佳代が立っていた。「私の元に帰ってくれると分かっていたわ」佳代は、にこやかに手を差し出す。平田は写真を1枚とると、佳代に歩み寄っていく。そのころ館長はネクロノミコンを閉じていた。郷土館から海へと血痕が続いている。
[ネタバレ反転]
東京に戻った平田は会社を辞めた。編集長に陰洲升の記事とフィルムを渡し、去っていく。平田は「陰洲升を覆う影」というタイトルの原稿を書き上げた。ペンネームは愛巧太。出版社のビルを出た平田は珠美の運転するバンに乗り込む。「これからどうする」平田の問いに珠美は答える。「陰洲升に帰ろう」「そうだな。陰洲升に帰ろう」平田が繰り返す。編集長が現像した写真をめくっている。海岸の佳代、珠美。最後は平田自身を写した連続写真だった。首筋にはエラ状のものが見え、その歯は牙のように尖っているのだった。



H・P・ラヴクラフトの『インスマスの影』を翻案・映像化した単発テレビドラマ。TBSのバラエティー番組『ギミア・ぶれいく』枠内で放映された、約1時間の納涼スペシャル・ホラー・ドラマです。日本のテレビドラマで『クトゥルー神話』が製作されたという異例の作品で、佐野史郎氏自ら多数のアイディアを出しているそうです。佐野氏自身も熱烈なクトゥルー神話ファンであり、クトゥルー小説を書いたこともあるくらいのマニアック度だそうです。低予算でショボイ部分もありますが、モンゴルの独特な発声法による歌声「ホーミー」を使ったBGMが独特の世界観を高めていて、不気味な雰囲気が良く再現されていました。脚本はこれもラヴクラフト好きで、後に『ウルトラマンティガ最終話三部作』でクトゥルー・リスペクトを爆発させる小中千昭氏。『蔭洲升を覆う影』というタイトルで小説化され、『クトゥルー怪異録』(学研)に佐野氏の書いたクトゥルー小説とともに収録されています。スペインで製作された『DAGON』も同じ原作を映像化しており、見比べてみるのも晩夏の納涼として一興ですね。

※VHS廃盤/未DVD化

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『狼男アメリカン』 An American Werewolf in London (1981・米)
監督/ジョン・ランディス
脚本/ジョン・ランディス
製作/ジョージ・フォルシー・Jr
製作総指揮/ピーター・グーバー、ジョン・ピーターズ
音楽/エルマー・バーンスタイン
撮影/ロバート・ペインター
編集/マルコム・キャンベル
出演/デヴィッド・ノートン、ジェニー・アガター、グリフィン・ダン、ジョン・ウッドヴァイン、ブライアン・グローヴァー

イングランドの北を旅するアメリカ人の若者2人。3カ月のヨーロッパ旅行を計画実行中のデイビッド(デイヴィッド・ノートン)と親友のジャック(グリフィン・ダン)だ。彼らは、荒涼とした厳寒の地をさまよいながら、早く宿を見つけようと焦っていた。
たまたま入ったパブ『狙われた小羊亭』の人々は、よそ者の2人を妙に警戒した。追い出されるように外に出た2人は、「道路を歩け」「月夜に気をつけろ」という無気味な忠告を気にはしながらも湿地帯にまぎれ込んでしまった。やがて、恐しい遠吠に怯える2人を何者かが襲った。
気がつくと、デイビッドはロンドンの病院のベッドに横たわっていた。ジャックは死に、目撃者の証言では、2人を襲ったのは凶暴な精神異常者だということだった。自分を襲ったのは人間などではなく動物だったと訴えるデイビッドを、医者のハーシュ(ジョン・ウッドヴァイン)も看護婦のアレックス(ジェニー・アガター)も信じなかった。退院が近づくに従がって、やさしく魅力的なアレックスに恋心を燃やすデイビッド。
そんなとき彼は、死んだ筈のジャックの訪問を受けた。血にまみれた恐しい形相のジャックは、デイビッドに自分たちを襲ったのは狼人間で、満月の夜には、デイビッドも狼人間に変身して人間を殺すだろう。だから人間を殺す前に自殺しなくてはいけないという不吉な予言を残して姿を消した。
[ネタバレ反転]
悩むデイビッドを、アレックスは慰め、退院した彼を自分のアパートに引きとった。初めてアレックスと結ばれた幸せな夜、デイビッドは再びジャックの訪間を受け、同じ忠告を聞いた。やがて、満月の夜、ジャックの予言どおり、デイビッドは狼人間に変身しアベックをはじめ6人もの人間を噛み殺した。『狙われた小羊亭』を訪れて真実を掴みかけていたハーシュが、その夜の事件でデイビッドが狼人間であることを確信しアレックスに打ちあけた。
そのころ自分の宿命を知って悩むデイビッドが、夜再び狼人間となり町の人々を襲っていた。警察が彼を包囲し銃をかまえた時、アレックスがかけつけるが、一瞬のうちに銃弾が放たれた。アレックスの眼の前には、デイビッドの息絶えた姿が横たわっていた。




イギリスの片田舎で狼に噛まれた青年が、やがて人狼へと変身して行く様を、ブラック・ユーモアを絡めながら描いた異色ホラーです。現れるたびに腐っていく、自殺を促す死霊化した親友を始めとした悪夢のシーンのおかしさと、原題(ロンドンのアメリカ人狼男)の示す異郷での孤独感、挿入曲『ブルームーン』に集約される哀愁とが相まった独特の雰囲気が哀しいおかしさを盛り上げます。リック・ベイカーの特殊メイクはアカデミー賞を受賞しました。
『メドゥーサ・タッチ』 The Medusa Touch (1978・英仏)
監督/ジャック・ゴールド
製作/ジャック・ゴールド、アン・V・コーツ
製作総指揮/アーノン・ミルチャン
脚本/ジョン・ブライリー
原作/ピーター・ヴァン・グリーナウェイ
撮影/アーサー・イベットソン
音楽/マイケル・J・ルイス
出演/リチャード・バートン、リノ・ヴァンチュラ、リー・レミック、デレク・ジャコビ 、ハリー・アンドリュース、アラン・バデル、マリー=クリスティーヌ・バロー、ジェレミー・ブレット

ロンドンのある夜、人気作家モーラー(リチャード・バートン)の殺人未遂事件が発生。フランスから研修にきていたブルネル刑事(リノ・ヴァンチュラ)が担当となる。捜査してゆくうち、モーラーが記した日記や精神科医(リー・レミック)の証言から彼の忌まわしい過去と恐ろしい事実が判明する。その頃、瀕死の重体だったモーラーが、普通の人間ではありえない回復ぶりを見せ、時を同じくしてウェストミンスター寺院が不気味にその壁面を揺らしはじめるのだった。果たして、モーラーの正体とは、そしてその目的とは……。



日本未公開スリラー映画の傑作。テレビ放映で人気を博し、「幻の傑作」と言われていた作品です。
名優リチャード・バートン、『オーメン』のリー・レミック、フィルムノワールの顔リノ・ヴァンチュラと、渋めで豪華な出演陣。特撮(この頃はね)も凝っていて、恐怖を盛り上げます。スペクタクルな描写も見応え充分。
『ジャンボ・墜落/ザ・サバイバー』 THE SURVIVOR (1981・豪)
監督/デヴィッド・ヘミングス
製作/アントニー・I・ギネイン
製作総指揮/ウィリアム・フェイマン
原作/ジェームズ・ハーバート
脚本/デヴィッド・アンブローズ
撮影/ジョン・シール
音楽/ブライアン・メイ
出演/ロバート・パウエル、ジョセフ・コットン、ジェニー・アガター、アンジェラ・パンチ=マグレガー、ピーター・サムナー、ローナ・レスリー、ラルフ・コッテリル

英国のホラー作家ジェームズ・ハーバートの原作を映画化した日本未公開ホラー。
ジャンボジェット機が墜落。乗客乗員は全員が即死状態だったが、機長デヴィッド(ロバート・パウエル)だけはまったくの無傷だった。だが、事故の記憶は失われていた。
そんなある日、デヴィッドはホッブス(ジェニー・アガター)という不思議な女性と出会う。交霊師である彼女の協力を得ながら事故の原因調査を始めた彼の周辺では、超常現象や惨劇が起こり始める。



なぜ機長だけが助かったのか、なぜ事故が起きたのかを探るミステリ趣向の物語をベースに、幻想的な映像が異様な雰囲気を作り出しています。西洋風なホラーというより、日本風な怪談という感じで背筋が凍ります。
紹介した作品は、GEOでレンタルできます。
紹介した作品は、TSUTAYAでレンタルできます。
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